紅茶花伝

個人記録

紅茶花伝

個人記録

記事一覧

月と太陽

夜はいつだって私を優しく包み込んでくれる。 多くの人が行き交うこの道も 夜になれば人はまばらで、堂々と歩ける。 誰かの表情なんて気にしないし 人の顔なんてぼんやりと…

 紅茶花伝
1か月前
4

一方通行

長らく恋愛感情なんて感じてない あの時、人生のどん底だと思ってた2年前の自分に言ってやりたい 「ボロボロになるほど、良くも悪くも、愛を感じられた貴方は幸せだったよ…

1

記録

コロナで地元に帰れない間に 知らない店も増えて、姉が結婚し 赤ちゃんが産まれ、家族も増えていた 私だけ事後報告なのと、 私だけ姉の旦那さんにも会ったことがない 私抜…

4

あんなに心を弾ませていたものに何の感情も抱かなくなくなったことに気づいた時の虚無感と寂しさ、人生それの繰り返し

1

梅雨のせい

梅雨真っ只中 湿気による前髪のうねりと奮闘する日々 毎日どのくらい濡れたか報告し合うのは面白い でも太陽が恋しい 、、、 去年みんなで育てた向日葵は 長引いた梅雨の…

4

好きな時間

風呂から上がり換気扇のスイッチを押す 今日もいつもと変わらない一日が終わった 何事も無く一日を終えられた安堵感と 少しの寂しさを感じながら煙草を吸う 水槽のモータ…

5

いつまでも心の奥に潜んでいて いつまでも私にまとわりつく記憶 割れた鏡と散らかった部屋 大声で自分を否定され続ける夜 腫れた目をメイクと前髪で隠し笑ってた昼 「お前…

4
月と太陽

月と太陽

夜はいつだって私を優しく包み込んでくれる。
多くの人が行き交うこの道も
夜になれば人はまばらで、堂々と歩ける。
誰かの表情なんて気にしないし
人の顔なんてぼんやりとしか見えない。
私が黒が好きな理由も
暗闇に紛れたいからなのかもしれない。

夜は判断能力が鈍るなんて言うが
本当にそうだと思う。
夜に大切なことを決断してはいけないって
どうして誰かもっと早く私に教えてくれ無かったの?なんて超理不尽な

もっとみる
一方通行

一方通行

長らく恋愛感情なんて感じてない
あの時、人生のどん底だと思ってた2年前の自分に言ってやりたい

「ボロボロになるほど、良くも悪くも、愛を感じられた貴方は幸せだったよ」

追いかけてくれた好意に甘えてみたけど
結局、気持ちが一方通行になっちゃって
「ほんとに好きなの?」なんて質問に
言葉が詰まって答えられない

相手の違和感ばかりを探して
気持ちに応えられない自分から逃げて
自分が傷ついてる何倍も

もっとみる
記録

記録

コロナで地元に帰れない間に
知らない店も増えて、姉が結婚し
赤ちゃんが産まれ、家族も増えていた
私だけ事後報告なのと、
私だけ姉の旦那さんにも会ったことがない
私抜きで幸せそうな家族を見るのは
正直胸が痛いんだよな〜(´・_・`)

家族のグループLINEでは赤ちゃんと
幸せそうな家族の写真や動画で溢れてる
時折送られてくる両親の写真は
いつの間にか顔のシワも白髪も増えているし
あんなに元気だった

もっとみる

あんなに心を弾ませていたものに何の感情も抱かなくなくなったことに気づいた時の虚無感と寂しさ、人生それの繰り返し

梅雨のせい

梅雨のせい

梅雨真っ只中
湿気による前髪のうねりと奮闘する日々
毎日どのくらい濡れたか報告し合うのは面白い
でも太陽が恋しい 、、、

去年みんなで育てた向日葵は
長引いた梅雨のせいで
大きな花を咲かせる前に枯れてしまった。

毎日みんなで大切に水やりをしていたのに
「もうこの向日葵は咲かない」という事実を
伝えるのは心が傷んだよ、苦い思い出(笑)
これから梅雨の度に思い出すことになりそう

_______

もっとみる
好きな時間

好きな時間

風呂から上がり換気扇のスイッチを押す
今日もいつもと変わらない一日が終わった
何事も無く一日を終えられた安堵感と
少しの寂しさを感じながら煙草を吸う

水槽のモーター音を聞きながら
布団に入ると
自然と安心感に包まれる
いつからこの音がないと眠れなくなったんだろうか
そんな事を考えながら目を瞑る

あとどれくらいこのままでいられるのだろう
眠りに落ちる前の夢と現実が入り混じる時間
自分が一番優しい

もっとみる
夢

いつまでも心の奥に潜んでいて
いつまでも私にまとわりつく記憶

割れた鏡と散らかった部屋
大声で自分を否定され続ける夜
腫れた目をメイクと前髪で隠し笑ってた昼
「お前は価値のない人間だから」

全部が鮮明にフラッシュバックして
夢の中で何度も震えながら
口癖になった「ごめんなさい」を繰り返して泣いた