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箕輪編集室原体験

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原体験 「僕の心の臓」

原体験 「僕の心の臓」

あの日の病室 僕だけしか居ないシンと静かな青白い病室。窓辺に立てかけられたパイプ椅子の鏡面から、背伸びをして胸にできた真新しい傷をのぞいていた。

僕は「心室中隔欠損(しんしつちゅうかくけっそん)」という病を抱えて産まれてきた。
読んで字のごとく「心臓の心室の壁に穴がある」先天性の病だった。静脈と動脈の血が混ざり合ってしまうので手術が必要だという。
空いている穴はすごく小さかったが手術を施すには

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1曲を1000回、1冊を100周する「リピート癖」は何の役に立つのか?

「くりかえす」

聞き馴染みのいい言葉である人もいれば、そうでない人もいるでしょう。それくらい「くりかえす」ことに対しては、極端に好き嫌いが分かれるはずです。でも、日本人の根底に「くりかえすことは大事」だと刷り込まれているのではないでしょうか。おそらく学校教育が原因でしょう。

「何度もやって覚えなさい」
「繰り返し復習しなさい」

普通、同じものを食べたり、同じことをやったりするのは飽きが来ます

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ある人との出会いで人生が変わった。

箕輪編集室ライターチームの今週のnoteのお題が原体験ってことなので、原体験ってよく聞くけど曖昧だから調べてみたら

その人の思想が固まる前の経験で、以後の思想形成に大きな影響を与えたもの。
出典:原体験(ゲンタイケン)とは - コトバンク

とのことなので、自分がよく話す原体験について書きたいと思います。

6年前ぐらいに検査入院をしていた時に僕の原体験はできました。

なんで入院したかっという

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友を失い。弟分もいなくなった。

原体験や自身の本を書く
そんなことが自分のまわりで行われている。
僕の原体験は

友人の死
弟分のようにかわいがっていた奴の死

そして二つに比べれば軽いものだが痛みによってスポーツをできなかった体験だろう

僕はもうじき30になる年

転職やフリーになることも考えている

そんな僕の原体験

それは多くのものの死だ

人の死を絡めた話はいい話でも美談でもないしあんまりにも重い話で僕自身が涙なしに

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