Day66.最近始めたこと
■こんなサービスはじめた
7月からこんなサービスをはじめました。
■どんなサービス?
誰かに話すことで自分の中にうずまいてるモヤモヤとかぐるぐるを整理するお話セッション。
使い方はそのひと次第。
✓とりあえず誰かに吐き出したい
✓言語化して整理したい
✓でっかいもやもやを分解したい
✓開けるのが怖い箱をいっしょに開けてほしい
そんなサービス。
問題解決も、指導もしないので、コーチングでもなければカウンセリングでもありません。
ただ、「話す」ことで「放す」、「放す」ことで「離す」。
内側にあるふわっとしたものを、まずは外に出してみる。外に出したら、いろんな距離から離れてみてみる。
そうすると、ふわっとしたなにかの見え方は変わるかもしれません。
■なんでそんなサービスはじめたの?
利害関係なく、ジャッジもせず。
ただ、思いを吐露する場所って意外とないなって思ったんです。
社会的規範にそって生きているわたしたちは、その社会的規範があることで、あるていど秩序ある社会に守られながら生きています。
一方で、その社会的規範、倫理、法律、あるべき姿、そういうものはわたしたちを苦しめるものでもあります。
こんなふうに考える自分は、どこかおかしいんじゃないか。
そんな風に思っちゃダメだ、ひとを嫌いになっちゃダメだ。
怒らないようにしないと、嫌われないようにしないと。
普通でいなきゃ。
そんな風に。
こころは汗のようなもので、自分の意志とは関係なく勝手に溢れてくるものです。
それをなかったことにはできません。
でも、それを自分の中に溜めて溜めて、圧縮して圧縮して。
無理矢理あるべき枠に嵌まろうとがんばっていると、いつか限界がきます。
パンパンに膨れ上がった風船が、空気の圧に耐えられず弾けるように、圧縮し続けた思いはいつか器を損なって、溢れ出します。
そんな、がんばりやさんが、ひといきつけるような場所があったらいいなと思いました。
ありのままを発露できる場所が、わたしも欲しかったから。
■なかの人は大丈夫なの?
ひとのこころを扱うということは、そのひとの内面に触れるということです。
それには細心の注意が必要です。
合うか、合わないか。
自分の心を踏みにじらないか。
信頼に足るのか。
そんな不安がきっとあると思います。
専門家(医師や公認心理師、臨床心理士)でもない一般人がやってるそんなサービス、信頼できないよ。
と思われる方もいらっしゃると思います。
その思いは当然、あって然るべきですし、それに対して100%安全です。とは言えません。
誰かにとって良いものが、誰かにとってはそうではない。
だからこそ、ご自身で判断していただく必要があると思い、初回30分のお試しセッションを設定しています。
中の人が信頼できるかどうか。
見極めていただく時間が必要と感じています。
初回セッションを受けたからといって、無理な営業もしません。
お話を聴くには、信頼していただく必要があります。
このひとは自分を損なわない、と思っていただく必要があります。
無理な営業はその信頼関係構築を阻むものです。
お客様にもわたしにも、メリットがありません。
ここでどんなに中の人が力説したとて、そうは言っても、となると思うのでコレ以上は控えますが、
そんな思いで運営しています。
■なかの人のことをもう少し
こころのプロフェッショナルではない、というのは前述しましたが、もうすこし中の人のことを話しておこうと思います。
✓ キャリアコンサルタント養成講座修了
理論、実践とも終了し、カウンセリングや傾聴トレーニングを受けています。
✓ 採用・人事
システムエンジニアとしてシステム開発・運用・保守に携わる傍ら、人事部採用担当として、新卒・中途採用の推進、内定者研修・新人研修の講師をしていました。
その中で、会社が求める人材や役割と、個人の価値観やライフプランの乖離に気付き、個人の尊重、より良い人生、自分の役割について考えるようになりました。
✓ 自身の生きづらさ
愛着障害、ADHDの特性を持ちながら、それでも社会の枠組みに必死になって自分を当てはめて生きてきました。とある事件がきっかけで、自分もふくめた、本当の幸い、そういうものに関わりたいという思いが強くなりました。
また、試行錯誤の中で、だれかを支援するためには、自分自身の基盤を作り直す必要があると考え、自己理解に勤しむことになります。数年に及ぶ自分探しの旅を経て、ご機嫌に過ごすこと、これからの未来に向けての方向性をようやく見つけました。
余談になりますが、その過程はnoteの記事でもご覧いただけます。少し前の自分とは随分変わったと思うので、その変遷を眺めるのもおもしろいかもしれません。恥ずかしい気持ちもあるけど、ありのままで良いってわかったから、多くの記事はそのまま残してあります。
✓ 保育士資格保有
発達や心理学に興味を持ち、そこから保育士の資格を取得しました。物理の世界ではポンコツなため、実務に活かす予定はありませんが、専門的な学びも一応しているよ、というご参考に。
■問題解決ではないということ
このサービスでしたいことは、問題解決ではありません。
絡みに絡んだ思考の糸をほどいていく、そんな感じ。
たとえば汚部屋を前にして、どこから手をつけていいかわからなくなって、途方にくれているとき。
その人にはその汚部屋が大きなゴミの塊に見えていることが多いんじゃないかと思います。
そんなときに、じゃぁまずは手前の方からやっていきましょ。って一緒に作業する人がいたら、救いになるんじゃないかって。
おっきい塊に見えていたものが、よくよく見てみると、小さな物の集合体だって気がついたら、なーんだ、そうだったんだ。ってなるんじゃないかって。
ひとは理解できないこと、わからないことに不安を抱きます。だから、これはでかい山じゃなくて、大量の服ですね。ってなったら、あとは手を動かしていくだけだよね、って。自分で解決できるじゃん。って。
それは心もおんなじで。
話して、放して、離すことで、あ、これってこういう感情だったんだ。こういう価値観があったから、こんな風に思っていたんだ。って、もやもややザワザワの分解方法がわかったら、恐れや不安に対処できるんじゃないかって思うんです。
もちろんひとりで対処できなくたって良くて。誰かに頼ったってよくて。でも、誰かに助けを求めるにも、その正体がわからないと、なかなか望む結果に繋がらないから。
そういう、漠然とした何かを「それは不安だね」「開けるの怖いよね」って、横に並んで、「でっかいねえ。なかなか勇気がいるねぇ。」って一緒に言える人に、なりたいんです。
■サービスの詳細について
インスタ、もしくはLINE公式アカウントからお問い合わせください。
■おわりに
長々とここまでで読んでくださってありがとうございます。
すぐになにかに繋がらなくても、そんなサービスがあるってことが、知ってもらえたならそれだけで嬉しい。
しんどい誰かの、とまり木になれますように。
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苦しい世界でそれでも強く生きるだれかのとまり木になれたら嬉しいです。
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