丸田じゅんこ

整理収納アドバイザー/住教育インストラクター/ 主人の実家である築200年の古民家に家…

丸田じゅんこ

整理収納アドバイザー/住教育インストラクター/ 主人の実家である築200年の古民家に家族5人で暮らしています。野山に囲まれた自然豊かな地域で、古民家で暮らす日々の生活での気づきをお伝えします。

最近の記事

古民家の神様

久しぶりにnoteを書きます どうしてかというと 記録しておこうと思った 出来事があったからです それは家に神様が居られると 実感を持って感じられる出来事でした 先日、ワークショップで しめ縄リースを作りました しめ縄に野山で採取した実や葉などを ドライにして飾りつけたのですが とっても楽しくて お気に入りのリースが出来ました 出来上がったリースを家に飾った写真を Instagramのストーリーズに載せたのですが それを見てくださった方が メッセージをくれたんです

    • 古民家に彩りを

      野山が色づき始め、山の栗が落ち始めました。 雑草の中に紛れて、野イバラや野葡萄の実も色づき初めています。 鮮やかな実を使って蔓でリースを作りたい。蔓のカゴを編みたい。春に引っ越してから楽しみにしていることです。 そんな楽しみの予習に、去年の枯れた蔓と青い野葡萄の実でリースを作りました。 青い葉と実のリースはきっと数日しか楽しめないけれど、身近にある素材を使って軒先に飾るだけで楽しい気持ちになりました。 山間部にある古民家は、すぐに蜘蛛の巣が出来ていたり、きれいを保つ

      • やりたいことをするために、家を整える

        古民家に暮らし始めて半年、家の中の気になるところを整える、掃除することをやっていきました。  汚れを取ったりモノを整理することで心地よく暮らしたいからというのが一番の理由ですが、それだけではありません。 これから目標に向かって行動を重ねていくために、土台となる家が整っていることはとても大切なことだと感じています。  今日は家族でお彼岸前のお墓そうじをしたのですが、夫は墓石を磨いたり、枯れ葉を取ったりと、きれいに汚れを落として掃除してくれました。 お盆前のお墓の掃除のと

        • 名残の夏野菜をたくさん食べられる重ね煮

          9月に入り、朝夕涼しくなりました。畑の夏野菜も終盤になりましたが、まだまだ実ってくれています。 暑い時期は冷たく冷やしていたトマトも、火を通して食べる方が体に馴染むなと感じるようになりした。 最近は夏野菜をたくさん使った重ね煮のラタトゥユをよく作ります。 重ね煮は、食材を陰陽の順番で重ねて少なめの水分で蒸し煮する調理法で、まろやかで優しい味わいになるんです。 ナス、トマト、インゲン、カボチャ、玉ねぎ、にんにく、にんじんの順番で鍋に入れ、塩少々と水大さじ2を入れて蓋をし

        古民家の神様

          おはぎは秋の味

          昨年末にお餅をついた残りのもち米で、おはぎを作りました。 年末には新米のもち米が届くので、それまでに昨年の8キロ程のもち米を食べることになったのです。 もち米は、赤飯やおこわにすることもありますが、子どもたちはおはぎが大好きです。 小豆は圧力鍋で炊きます。餡は小豆の半量の砂糖と塩を少々入れます。 ごはんはもち米2とうるち米1の割合で炊き、塩を効かせると味がひきしまります。 娘はきなこをまぶす係。息子は餡をつまみ食いする係です。 子どものつまみ食いは大歓迎。待ちきれな

          おはぎは秋の味

          壁の漆喰塗り

          家の廊下の壁に漆喰を塗りました。 漆喰は、石灰石を熱してできた消石灰に水とのりと藁などの繊維を混ぜたものです。 消石灰は、二酸化炭素を吸収しながら100年かけて自ら固まって石灰石に戻っていくそうです。 ぼったりとして、繊維や小石が入っているのでならすのが難しかったですが、だんだんと滑らかにコテが使えるようになると楽しくて時間が経つのを忘れてしまいました。 養生テープを柱の境目ギリギリに貼ってしまったので、柱との隙間が出来てしまいましたが、これもやってみたからの発見です

          子ども時代をどこで過ごすか

          我が家の子どもたちの夏休みも、残り2日になりました。 出かけることもありましたが、家で過ごす日の方がたくさんありました。 特別なにかをする訳ではないけれど、楽しそうに過ごす子どもたち。 家の中で宿題やおもちゃで遊ぶこともありますが、午前中は外でなにかしらしています。 朝顔とふうせんかずらの種取り、野菜の収穫、虫や動物の観察、石を触る。 家の前の道は私道なので、子どもたちだけで外にいても安心できます。 以前は子どもだけで外に出るのは危ないので目が離せませんでしたが、

          子ども時代をどこで過ごすか

          やらないといけないを、やってはいけないと思ってみる

          「やらないといけないことを、やってはいけないと思ってみる」 今朝読んだメールレターで教えてもらったことです。 やりたいことがやらないといけないになってしまっていることを、一度やっては行けないと思ってみる。 そうすると、そのことに向き合うことができて、どうしてしているのかが見えてくるのだそうです。 夏休み中で、「やらなくてはいけない」をたくさん感じて疲れるなと思っていたんですが、家事や子どもと一緒に過ごすことをやりたいと感じられていなかったんです。 やってはいけないと

          やらないといけないを、やってはいけないと思ってみる

          磨くと光る、古民家の手入れ

          古民家に住み始めて、4ヶ月がたちました。 主人のお父さんが一人で暮らしていた家ですが、住み始めたときに、家事をする私の思うようにすればいいと言ってくれました。 とはいえ、今までのモノの要、不要はお父さんに聞いてからと考えています。 まるごと自分の思い通りにはいきませんが、そうじは思う存分やることができます。 男手では行き届かなかった場所も、思う存分にそうじさせてもらっています。 特に、壁紙や角のほうをそうじすると、部屋の雰囲気が明るくなり、スッキリとします。 古民

          磨くと光る、古民家の手入れ

          想いを行動に

          フリースペースをされているカフェへ、家族で絵画展を見に行ってきました。 隣町で地域おこし協力隊の竹本さんがされている古民家カフェです。 建具がとても素敵で、格子の木組みが麻の葉の紋様のものもありました。 ガラスの模様も様々で、見ているだけでも楽しい建具でした。 子どもたちは、最初は恥ずかしがっていましたが、ジュースや梨をもらってお絵描きもさせてもらいました。 竹本さんは、玄米酢を販売されています。 長く自然栽培で稲を作られていた方の田んぼを譲ってもらい、何かお礼が

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          視点を上げる方法

          夏休みも半ばを過ぎ、気持ちと体に疲れが出てきたなと感じてきました。 そうなると出てくるのは不満。 人、もの、自分自身への不満が出てくる時は、感謝する気持ちを持つことができなくなってしまいます。 こんな時にすることは ・ゆっくり休むこと ・「ありがとう」をいうこと、思うこと ・視点を上げること 視点をあげるために、私は方眼ノートを書きます。 方眼ノートで、目に見えていなかったこと、感じていなかったことを書き出します。 そこから感謝の気持ちを持つことで視点が上がるんです。

          視点を上げる方法

          障子の張り替え

          息子が穴を広げてしまった障子 お盆前に張り替えしました 霧吹きでしめらせると 障子紙はスルッと取れます 張り替えるときは 穴をあけて遊ぶものだと思っていたんですが 障子紙が残ると あとで取るのは大変だとわかりました 桟に障子のりを塗って 障子紙を上からのせて貼り付けます 周りをカッターナイフで切って 霧吹きを障子紙全体にかけます こうすることで、乾いたのりもしっかり張り付きます そして乾くとピッタリと延びてきれいに仕上がります 障子張りのイメージが 大変で難しい

          障子の張り替え

          田んぼとツバメ

          7月末ごろから稲の穂がつき始めました。 それから日に日に実る穂。 今はこうべを垂れるほど実ってきています。 先日からツバメが田んぼを飛び回っているので、なんだろう?と思っていました。 どうやら稲の穂につく虫を食べてくれているようです。 ツバメたちは稲の虫を食べ終えると、越冬するため飛んでいくのだそうです。 ツバメは、初夏に田んぼの泥と藁で、家の軒先に巣を作ります。 ツバメが巣を作ると幸せになると言われます。 秋には稲の虫を食べてくれて豊作になるから、昔から日本人は

          田んぼとツバメ

          夏休みのおやつ

          おやつに葛餅を作りました 黒蜜かけと橙酢のシロップかけ 橙酢は先日の松山講習のお土産に 買って帰りました 夏にピッタリなさっぱりとした風味 葛粉は血液の浄化や お腹の調子を整えてくれます 子どもたちが体調不良のときは 朝起きるとはちみつ葛湯を飲みます 発熱後の回復が早いなと感じます 夏休みに冷たいものや揚げ物で 疲れ気味なお腹を おやつで養生しています

          夏休みのおやつ

          住教育インストラクター

          8月3・4日の二日間、松山講習に参加しました。 循環型建築ネットワークの理念は、未来の子ども達のために古民家や伝統資材の再活用を押し進める事を通し、地球環境に配慮した豊かな社会の形成を目指すことです。 古民家の暮らしには日本の伝統文化がたくさん残っています。この講習で学んだことをもとに、今までの経験と古民家に暮らす日々の気づきをお伝えしていきたいと思っています。  さらに今後は住教育インストラクターとして、親子で住まいを学び、住まいの困りごとの解決に繋がる取り組みを行っていき

          住教育インストラクター