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注意すべき食事【糖質編】

皆さんこんにちは!じゅんです!
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます!

僕は高校教師としてもうすぐ7年を終えようとしています。その間3つの高校、教育実習を含めれば3校種、5校の児童・生徒たちを見てきました。塾講師時代も含めると本当に多くの子どもたちを見てきました。

その中には、教育困難校(あまり好きな言い方ではないが・・・)と呼ばれるところに赴任したこともあれば、その地域ではトップを争う学校にいたこともあります。

そこで僕が感じたことは、困難校と呼ばれる学校の生徒たちの昼食があまり良くないんじゃないか?ということです。

そんな中でたまたま手に取った本がコチラ!

この著者も全く同じことを前書きで述べておりましたので、僕の考えに確信が持てました。

もしあなたに子どもがいるなら、ぜひこの記事の内容を参考にしていただき、良い方向に成長できるよう手助けをしてやってください。
子どもだけでなく僕たち大人の食事にも大いに共通しますので、みんなの食生活の改善をしていきましょう!

では早速内容に入っていきましょう!

乱れた食生活とは?

まず、どんな食生活が乱れたものだと言えるのでしょうか?念のためそれも確認しておきましょう。

僕がここで述べたい乱れた食生活とは、栄養が偏り脳や体の働きを鈍くする食生活のことを指しています。

例えばパンやご飯ばかりの炭水化物過多な食事、
逆にそういった炭水化物を制限しすぎる食事(短期的ならダイエットとしてOKかも)、
揚げ物ばかりで脂質過多な食事・・・、

そういったものが乱れたものの一部だといえるでしょう。

僕も著者も共通して感じたこと

なぜ生徒たちがそんな乱れた食生活をしていると感じるのか?
それは、彼らの休み時間の行動にそう感じさせることが現れているからです。

具体的なポイントは2つです。
1つ目は、やけに菓子パンや惣菜パン、お菓子、ジュースを摂取するということです。ひどい子は毎休み時間に自販機にパンやジュースを買いに行くほどです。
そして2つ目は昼食がコンビニで買ってきたものが多いということです。

これが僕と今回の本の著者とが共通して思っていることですが、手作り弁当の子どもの方が生活が落ち着いている、成績が高い傾向があるのです。

対して、コンビニで子どもが買うものといえばおにぎりやパン、明らかに栄養バランスの偏った丼モノなどの弁当ばかりです。
そもそも市販の弁当で栄養バランスを適正にしようということ自体が難易度が高いはずです。

そこに加えて、子どもが買いたいように買う状態であればなおさら栄養バランスなんて考慮されにくくて当然です。それよりもお家で弁当を作ってもらえる方が断然良いのは当然の話なんです。

そしてそれが学校生活において明らかに違いが出ているようにも感じています。

炭水化物をどうするか

では今回の記事の本題に参りましょう。
注意すべき食事は主に3つあり、今回は糖質にフォーカスしたいと思います。

糖質といえばここ最近は糖質制限ダイエットなどでかなり敵対視されていますよね。ですが、僕のスタンスとしては糖質はきちんと向き合えば全く問題ない栄養素、むしろ必要なモノだと考えています。

それはさておき、僕たちや子どもたちの脳や体の発達・働きを良くするためには炭水化物、特にその中の糖質をどうしていくべきなのでしょうか?

ここでのポイントは血糖値です。
血糖値を急激に上げるような糖質の摂取はなるべく避けたほうがいいでしょう。
例えば白米やパン、お菓子など、白くて甘味のあるものをイメージしてもらえたらと思います。

こういった血糖値を急上昇させるものを高GI食品と言います。それらを避けることが無難だといえます。

なぜかというと、血糖値が急上昇するとそれを元に戻そうと大量のインスリンが分泌され、今度は急降下することになります。それによってだるさや眠気、軽いうつ症状が発生するのです。

また、普段の血糖値に対しても、体脂肪に対しても悪影響を与えます。集中力も下がるし、健康状態も悪くなる。そんな高GI食品とは向き合い方をよ〜く考えるべきでしょう。
運動前などで早くエネルギーが欲しい場合などを除いて、基本的には避けていくのがいいですね。

そこで何を食べるのかというと高GI食品の反対、低GI食品です。これは血糖値を緩やかに上昇させてくれる食品で、玄米やオートミール、全粒粉のパン、パスタなどが含まれます。
パスタについては他で注意すべき点があるので大量の摂取はお勧めしませんが、血糖値を急上昇させないという観点においてこれらの主食を代わりに取ることをお勧めします。

おやつをどうするか?

それでもどうしても甘いものが欲しくなったり、間食をしたくなったりしますよね?そんな時にはイモ類や果物、ハチミツ、メープルシロップなどが本書でオススメされています。

イモ類には食物繊維が豊富なので摂りすぎなければ糖質過多にならないでしょう。
果物の中でもバナナはビタミンB群によって疲労回復効果があったり、吸収の早い糖質とゆっくりな糖質がバランスよく含まれているそうです。
そして甘味料としては砂糖よりもハチミツやメープルシロップを摂ることで、健康面のプラスを得られるそうです。具体的にはビタミン、ミネラル、食物繊維、抗酸化作用などの効果があるということです。

お米の雑学

基本的には低GI食品を選ぶだけでいいとは思いますが、本書で面白かった発見があるのでそれもシェアしたいと思います。それがお米の選び方です。

僕はお米なんて全部一緒だと思っていましたが、実は違うんですね。

お米にはアミロースとアミロペクチンという2つのデンプンがあります。
そしてアミロースの比率が多ければ、さっぱりとした食感でピラフやチャーハン向きなお米になります。
それに対し、アミロペクチンの比率が多ければ甘みと粘り気が強く、この比率が多いものの代表がもち米です。

そして日常的に食べる健康に良い方はアミロースが多い方で、本書ではササニシキをオススメされていました。加えて玄米、もっといえば発芽玄米であればビタミンやミネラル、食物繊維が残った状態で食べられるのでいいですね!
白米だと高GIですから・・・。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?
今回は糖質という観点で注意すべき食事についての記事でした。
では、振り返りをしていきましょう!


乱れた食生活とは?

栄養が偏り、脳や体の働きを鈍くする食生活。

僕も著者も共通して感じたこと

やけに菓子パンや惣菜パン、お菓子、ジュースを摂取するということ。
そして僕と著者が共通して感じているのは手作り弁当を持った子どもの方が落ち着いているということ。

炭水化物をどうするか

血糖値を急上昇させる高GI食品をさけ、緩やかに上昇させる低GI食品を食べよう。

おやつをどうするか?

イモ類や果物、ハチミツ、メープルシロップでしのげば健康効果も期待できる。

お米の雑学

アミロースの多いササニシキ、それも玄米や発芽玄米であれば素晴らしい!


今回の記事があなたの生活向上の一助となれば幸いです!

ではまた!


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