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【本】ハッピーブック小賞4部門の発表です!(笑)

個人的に今年いちばんの収穫だった
本は何だろうか?
誠に勝手ながら、セレクトを
してみたいと思います。
あくまで私個人の独断です。
ご了承ください。

【ハッピーブック小賞・エッセイ部門】

三浦しをん『マナーはいらない。
小説の書き方講座』
これはもうぶっちぎり。迷いなし。
エンターテイメントな小説の講座でした。
一人称で書いたらどんなメリット、
デメリットがあるか?
三人称で書いたらどんなメリット、
デメリットがあるか?
日々実践中の三浦さんの
繊細な戦略が本当に芯をくってました。

【ハッピーブック小賞・小説部門】

今村夏子『星の子』。
デビュー作からずっと好きだった
今村さんの三作めですが、
芦田愛菜主演で映画にもなりました。
まるでもう10年選手のような
安定した筆力は本物です。

【ハッピーブック小賞・対談部門】

養老孟司と山極寿一『虫とゴリラ』
虫の研究が好きな解剖学者と
ゴリラを研究してきた京大名物教授が
生物や自然や環境について
語り尽くした一冊でした。

【ハッピーブック小賞・実用書部門】

武田友紀『繊細さんの本』。
タイトルは、正確には、
「『気がつき過ぎて疲れる』が驚くほど
なくなる繊細さんの本』。
読んで試してみて良かったことが
本当にたくさんありました。
タイトルに偽り無しでした。


今年は、コロナ禍が酷くなったり、
うつ病からのリハビリに取り組んだり、
忙しい一年でしたが、
そんな時だから?でしょうか、
青春時代に親しんだ、
太宰治や夏目漱石や開高健やらに
心が回帰していった気がします。
「先祖帰り」現象ですかね?

2021年は、どんな本が出るかな?
どんな本を読みたくなるかな?

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