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【コミュ障】なぜ人見知りになってしまったのか?

「他人とはまず共通点を探す。
共通の話から安心してもらう」
なるほど〜。

これは関西で活躍中の漫才コンビ
「春風に告ぐ」の、
とんずという芸人が、
さんまの番組で言っていた
コミュニケーションの秘訣です。

「私も実は◯◯によく行ってて、
あそこ、美味しいですよね?」
などといったふうに。

とんずは、まだ20代の新人だけど、
なるほど、と唸らされました。

彼女は実際その場で、
人見知りを自認するタレントに、
出身地や共通のスポットの話から
相手の壁を取り払い、
スタジオでは拍手が上がった。
 
そもそも、人見知りの人は
他人の前で、怖いから、
鎧を身につけ、自分を守っている、
らしい。なるほど〜。

私も明らかに人見知りで、
宴会などは苦労するタイプ。
私は鎧を身につけ、守っていたのか?
知らなかった(汗)。
 
コミュニケーションを
上手く取るには、
その鎧を自分で脱げばいいのか?

しかし、
もう何十年も人見知りで
生きてきた人間がいきなり、
今更できるだろうか?
まだ心はびっしり鎧で覆われてる。

でも、共通点から会話を始める、
というのは、
コミュニケーションの基本なんだ?
54年生きてきて、
まさか、バラエティ番組で
こんな大事なことを
教えられるなんて意外でした。

それにしても、
人との距離を縮めるのに、
共通点を探そうと努力するのは、
案外、難しいし、
実際のはなし、
まずは異論から話を始める人が多い。
「いや俺はさ…」
「いやそれは違うんじゃない!」
というふうに。
そんな人が大概だ。
困ったことに。

異論から会話をする人がいるから、
そんな相手が怖くて、
私みたいなビビリは、
先に殻に閉じ籠る。
こうして、
コミュニケーションが苦手な
人見知りが出来上がってしまう。

時代的に、
警戒やセキュリティ対策が
まずは基本になる。
そんな警戒心が底流にいつも
流れている現代社会にあって、
芸人とんずのように、
人との共通点を探そうとする人は
稀有にちがいない。

でも、その心がけは
リスペクトしたいし、
自分で着た鎧は取り去りたいものです。

でも、この時代には
すぐに、異論反論から
もの申してくる人がいるから、 
なかなか鎧は手放せないんですね。

でも、いつまでもそれでは
わたしはコミュ障のまんまだ。

まあ、まずは、
異論反論から人と話を始める癖は
やめようと思いました。
異論反論から入る人は
人から舐められないよう、 
結界をはるというか、
負けじとマウントを取ろうとする
醜い心理が底流にあるからでしょう。

マウントだとか、
舐るとか舐められるとかに関係なく、
いさぎよく素直に人と向き合う。
ただ、それだけのことが
こんなに難しい時代になるとは…。
とんずさんをお手本にしなくては。

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