青砥和希_未来の準備室

福島県白河市で高校生びいきのカフェEMANONを運営しています。探究学習支援やゲストハ…

青砥和希_未来の準備室

福島県白河市で高校生びいきのカフェEMANONを運営しています。探究学習支援やゲストハウスの運営も。趣味はDIYと写真鑑賞。このnoteでは、未来の準備室/EMANONのメンバーのnoteもまとめていきます!

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    未来の準備室の日々や、イベント・活動様子、スタッフのつぶやきなどをレポートとしてまとめています。

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    高校生の社会に開かれた学びに関するnoteを記録していきたいと思います(自分用・興味のある方用)

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    JR白河駅から徒歩1分のゲストハウスを運営しています。 https://www.guesthouse-blanc.jp/ ゲストハウスのおもしろいところ、伝えていきたいです。

最近の記事

「高校生の居場所」に関する行政視察や調査で受ける質問にテキストで回答してみた

福島県白河市の高校生びいきのカフェ「コミュニティ・カフェ EMANON」を運営している中で、「高校生の居場所」「地域探究活動」について、お尋ねを頂いたり、お話をしてほしいというリクエストを受けることがあります。 たとえばこれまでに、こんな地域の方とお話ししたよ…ということを一覧にしてみたのが上記のGoogleマップです。 つい最近も、東京都府中市さんから誠実なお問い合わせを受けたのですが、今回のお尋ねがテキストとリモート質疑での問合せだったので、ある程度わかりやすく事業の

    • 荒野を駆けるこの両足で/2022年と2023年の間に

      語りを聴きながら端々にどうしようもない社会や地域の矛盾を感じて、しかしそれに応える力になれない時。みんなのため、あなたのためという名を借りて、身近な人をおざなりにしてしまう時。目の前の自分の大切な人を、傷つけてしまう時。 喝采を浴びる学生と、幾度も訪ねてくれる若者と、一緒にやろうと声をかけてくれる地域の人と、これが一番いいやり方と信じて精一杯働いてくれる職員と、事例を話して欲しいと呼んでくれる方々、そんなふうなみんなと、話す時。 今日と明日、昼と夜の間で、矛盾した自分自身

      • 地域の担い手育成 若者への伴走支援 鍵に(河北新報 座標 2021.8.21掲載記事)

        白河市では2012年から、ゆかりの大学生が実行委員会を務めるイベント「Shirakawa Week」が開催されている。今年(2021年)は「白河若者会議」と称したフォーラムを開き、高校生と大学生、鈴木和夫市長、有識者らが登壇し、若者と地域というテーマで議論した。 フォーラムには、現地とオンラインを合わせて約200人が参加。白河市出身の小林友里恵さん(東京大文学部4年)が、若者と地域を巡る政策や事業の担い手に、若者の「イノセンスな感覚」と向き合うことを主張した。 小林さんが

        • 双葉町に集まった13人の中高高専生と『福島学カレッジ』を始めました

          県内外(遠くは大阪から・高専から・中学生も・地元ふたばからも・白河からも)から13人が集まり、『福島学カレッジ』が開講しました。全5回の日程を通じて、自身の研究関心の自己理解や、地域でのフィールドワーク、研究成果のプレゼンテーションも行います。多様なバックグラウンドのティーン13人が、福島県内で学校種や地域を超えてディスカッションする場があるだけで嬉しいです。 きょうび、探究PBL花盛りな日本国内の教育環境。あえて学校教育の中だけではなく、週末の時間を使って活動する意義はな

        「高校生の居場所」に関する行政視察や調査で受ける質問にテキストで回答してみた

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        記事

          上映会andワークショップ『Transition』

          上映会andワークショップ『Transition』@EMANON満員御礼でした。 WSでは、60代から10代の方が、同じ空間で互いの"人生移行"について語り合う時間がありました。白河出身の人、浪江出身の人、県外出身の人。さまざまな人生の移行を経験した人同士が互いの人生について話す場。 ”人生記録”というメディア(それは、写真であったり地理情報であったりNetflixの視聴履歴やメモアプリのテキスト、あるいは手記)を通じて考えることは、自分の人生を少しだけ他人に話してもいい

          上映会andワークショップ『Transition』

          帰省した多世代とワールドカフェをした話

          「いま、みんなに相談したいことは?」 「もし、自分が2枚目の名刺を持つなら?」 夏休みにはるばる帰省してカフェに顔を見せてくれる白河ゆかりのみんな、いろんな世代がいます。 昨年まで高校生だった大学生 コロナ禍でやっと帰省できた就活生 お盆まで走り抜けた新社会人 EMANON以前から繋がる社会人4年生 たまたま白河に働きに・遊びに来ちゃった大学生 などなど。 突然で偶然の再会も、みんなで会えるようにメッセージくれての再会も、どれもこれも嬉しい限り。 で、ちょうどうまく

          帰省した多世代とワールドカフェをした話

          NHK 戦争証言アーカイブスで、当時の子どもの姿を見る/2022年の子ども政策を思う

          NHKアーカイブスでは、当時の日本ニュースの映像が無料で公開されています。 今日は終戦から77年目の8月15日終戦記念日ということで、1940年代の映像をいくつか見てみました。やっぱり気になったのは、10代や若者が写っている姿です。 1944年8月に福島市で開催された少国民空への総蹶起(けっき)大会。スピーチしている少年の年齢はわからないんですが、アクセントというか語尾というか、語り口の幼さからして中学生くらいでしょうか。 「百倍の覚悟」「断じて一歩たりとも退」かないな

          NHK 戦争証言アーカイブスで、当時の子どもの姿を見る/2022年の子ども政策を思う

          標高700mの分校カフェ

          矢塚分校は、阿武隈高地の西南部ほぼ標高700mのところにある。塙町矢塚は鮫川水系で最も上流に位置する場所のひとつで、戦後の開拓集落。満州帰りの石川郡出身者などが山地を開拓してむらを作ってきた。緑がフロントガラスから溢れるような県道111号線を進むとたどり着く。 廃校になってしまった片貝小学校矢塚分校の校舎を使ったカフェが『ふるさとカフェ矢塚分校』。週末限定、地域のみんなが運営するカフェ。名物は手打ちのけんちんうどん。メニューはご覧のとおり職員室に書いてある。 付け合わせに

          標高700mの分校カフェ

          総合的な探究の時間 高校と地域の協働期待(河北新報 座標 2021.10.19掲載記事)

           学習指導要領の改定により、令和四年度から高等学校の「総合的な学習の時間」は「総合的な探究の時間」に変わる。社会に開かれた教育課程の実現を目指して設けられる新科目に関連して、教員の方から相談を受けることが多い。私が運営するカフェが、学校と家庭の間にある地域の活動拠点として、過去の高校生利用者たちに頼られてきた実績があるからだと受け取っている。  この科目で地域の存在が重要視される背景のひとつに、「よりよく課題を発見し解決していく」ための資質・能力の育成が掲げられていることが

          総合的な探究の時間 高校と地域の協働期待(河北新報 座標 2021.10.19掲載記事)

          地域探究学習とまち歩きスゴロクの価値/ポリフォニックミュージアム記録集寄稿文

          地域の意味を考えることは、高校教育関係者にとって注目の話題です。令和4年度施行の新学習指導要領を象徴する科目「総合的な探究の時間」。この科目では、地方の公立高校の多くで地域課題の解決と、生徒自身の課題解決を同時に目指す、という目標が掲げられています。新学習指導要領解説の「目標の趣旨」の説明文には、地域と関わる高校生の学びのあり方が示されています。生徒の姿を4つのステップで示している当該箇所を、下記に引用してみようと思います。 「生徒は、①日常生活や社会に目を向けた時に湧

          地域探究学習とまち歩きスゴロクの価値/ポリフォニックミュージアム記録集寄稿文

          高校生の学びは地域で積み重ねてきた"対話と協働"の結晶だー『手話カフェ〜しゅわしゅわ〜』の文部科学大臣賞受賞によせて

          福島県から、ついに文部科学大臣賞が生まれた全国高校生マイプロジェクトアワード2021。その福島の復興を、教育の立場から耕してきたはっせさんの振り返りを読んで返信を書いていたら、長くなってしまったので、noteにすることにした。 『しゅわしゅわ』が伝えたメッセージは ふつう / ふつうじゃない の二分法の限界を伝えるものだった。 障害を生むのは、ふつうとふつうじゃないの線を引いてしまう、この社会自身・わたしたち自身だ。ふつうじゃないほうを自分とは違うものとして、支援されるべ

          高校生の学びは地域で積み重ねてきた"対話と協働"の結晶だー『手話カフェ〜しゅわしゅわ〜』の文部科学大臣賞受賞によせて

          ”全国高校生マイプロジェクトアワード2021 全国Summit" 文部科学大臣賞を『手話カフェ〜しゅわしゅわ〜』が受賞しました

          🎉祝・文部科学大臣賞受賞🌸 白河史上初! 2022年3月27日に行われた”全国高校生マイプロジェクトアワード全国Summit"(主催:全国高校生マイプロジェクト実行委員会(運営事務局:認定特定非営利活動法人カタリバ))にて、文部科学大臣賞を『手話カフェ〜しゅわしゅわ〜』(鈴木 美緒さん)が受賞しました。 鈴木美緒さんはEMANON会員番号1669。白河市内の全日制高校から通信制高校に転校後、カフェをよく利用してくれました。 全日制高校からドロップアウトしたとき受け止める

          ”全国高校生マイプロジェクトアワード2021 全国Summit" 文部科学大臣賞を『手話カフェ〜しゅわしゅわ〜』が受賞しました

          わたしが場所をつづけられているのは

          2022年3月10日は、2年ぶりにゆっきーがカフェに来た。 彼女とは復興支援の高校生向け事業で出会って、そこからなんだか何回か、白河まで来てくれた。片道680円の東北本線。いまは国分寺に住んで美大生をしている郡山出身の20歳。 天気が良かったので、外に出たくなった。甘くしてくださいというリクエストを無視して、裏庭でコーヒーを入れる。相馬焼のカップにコーヒーを注いで、ビールケースをテーブルに見立てて座る。コーヒーは雰囲気で飲むものだから、たぶん今日みたいな日はブラックでも美味

          わたしが場所をつづけられているのは

          弱さを認めることと男性性 - 映画『ドライブ・マイ・カー』を見て (河北新報 2021.09.21 座標 掲載テキスト)

          福島市の映画館で「ドライブ・マイ・カー」(濱口竜介監督)を見た。新型コロナウイルス禍にあって、この映画館では平日夜の最終回まで上映していた。日中は鑑賞する時間が取れない私にとって、福島県内で夜間に映画が見られることは幸いだ。この映画を見て、いろいろなことを考えた。 物語は、舞台俳優で演出家の家福(西島秀俊)が、愛妻の音(霧島れいか)の急死から2年後、演劇祭を監督するため訪れた広島市で、専属運転手に任命された寡黙なみさき(三浦透子)と出会い、自身の悲しみと向き合う姿を描いてい

          弱さを認めることと男性性 - 映画『ドライブ・マイ・カー』を見て (河北新報 2021.09.21 座標 掲載テキスト)

          あの日のわたしと、背負いたかった震災 #震災から10年

          あの日のわたしと、背負いたかった震災東日本大震災と東京電力福島第一発電所の事故から、10年が経ちました。 2011年3月11日、原宿にいた19歳のわたしは、乗れなくなった東京メトロの代わりに徒歩で、都内の親戚の家に帰りました。それから、TVを付けっぱなしにしながら、次々と飛び込んでくる福島のニュースをタイムラインで貪るように眺めていました。 避難を余儀なくされた人、福島に残ると決断する人。双葉郡からの避難者を中通りや会津で支える人。ボランティアとしていち早く被災地に飛び込

          あの日のわたしと、背負いたかった震災 #震災から10年

          通り過ぎるまちのゲストハウスで。

          ゲストハウスを運営している。 ここは白河、東北の玄関口と言われる街。しかし、宿泊をしてまで見たい観光地があるかというと、正直、厳しいものがある。松平定信が治めたお城も、作った人造湖も、歌枕の関所もあるのだ。しかし那須や軽井沢や裏磐梯や日光のように、賑やかなお土産屋さんがあったり、体験型着地型のイケてるプログラムが用意されているわけでもなく、宿代ん万円をかけて訪れたい、プレミアムなホスピタリティがあるかというと、無いんである。今のところ。 そんな感じなので、市内を訪れる観光

          通り過ぎるまちのゲストハウスで。