後雨 筍

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後雨 筍

Twitter:@jun_nochisame 常にコーヒーを片手に広報やマーケティング関係について思考を巡らせている かつて小さな団体で広報を担当  特に「面白いこと」が大好き それに命を賭けられるほど

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好きなことで死なないクリエイターのPRテク⑦「覚えさせない、思い出させる」

 情報化の進んだ現代。世界は「情報」で溢れかえっています。  一人一人が情報に触れて、各々の感性で好き嫌いを判断したり、必要不必要を判断しています。  コンテンツも同様に溢れかえっており、ユーザーもまた無数に存在するそれらの中から、自分の好きなものを探したりしていることでしょう。  検索エンジンなどの存在のおかげである程度の指向性を持って探せるとはいえ、自分の好きなものを探すとなると一苦労。  無数の砂から一粒の砂金を探すような苦労を強いられることも多々あるでしょう。

    • 好きなことで死なないクリエイターのPRテク⑥「コンテンツに余白を」

       人間というものは、とても想像力豊かです。あなたもきっとそうでしょうし、あなたのファンになるユーザー等もまた同様でしょう。  その想像を具現化する力を持った人々がクリエイターとして活動をするわけですが、前述のとおりクリエイター以外の人も想像力を駆使して作品を鑑賞します。  ただ作品を享受しているだけに見えて、ユーザーらもまた何かしらの作品を頭の中で創り出しているのです。  そのきっかけになるべく、クリエイターは作品を生み出してユーザーに届けようとするわけです。  です

      • 好きなことで死なないクリエイターのPRテク⑤「ルーティーンを伝える」

         現代社会において、今やなくてはならない存在となったお店があります。  コンビニです。  多種多様な品揃えやアクセスの良さ、公共料金その他諸々の支払いサービスなど、コンビニエンス(便利な)という名に恥じない活躍をするコンビニ。  利点をあげればキリがありませんが、その存在の最大のメリットは何かというと、  24時間営業であるという点になるでしょう。  行こうと思った時に、確実に入れるという安定感。これがコンビニという存在を確たる存在たらしめた要因であることはもはや疑

        • 好きなことで死なないクリエイターのPRテク④「自分の強みを知る」

           ニコニコ動画という動画サイトはご存知でしょうか。ご存知でしょうね。  ここでは各動画にいくつかのタグが付けられるのですが、特定の動画投稿者の動画に対して「○○の人」というタグが付けられる文化があります。  その人のコンテンツの特色や特徴を表すためのタグであり、おおよその場合「○○の人」タグはその人専用になっています。  そのタグの一覧をみてみると、本当に色んな種類の「○○の人」がいます。 →ニコニコ大百科の一覧が こちら  容易に動画内容が思い浮かぶ人からニッチす

        好きなことで死なないクリエイターのPRテク⑦「覚えさせない、思い出させる」

        • 好きなことで死なないクリエイターのPRテク⑥「コンテンツに余白を」

        • 好きなことで死なないクリエイターのPRテク⑤「ルーティーンを伝える」

        • 好きなことで死なないクリエイターのPRテク④「自分の強みを知る」

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        記事

          好きなことで死なないクリエイターのPRテク③「ユーザーを特別視する」

          希少価値とかいう爆アドステータス  「期間限定」「世界に○○個しかない」「他に類をみない」  あぁ、なんと魅力的な言葉でしょうか。  こう言ったものに日本人は弱い、とよく言われるものですが、実際のところこの「限定」という言葉への弱さには、人種など関係ないのではないかと思います。  さて、ものを売ろうとする人の戦略として真っ先に思いつくであろう手法のひとつである、この「希少価値を高める」というアプローチ。  そもそもの話なのですが、死にかけているクリエイターであるあなた

          好きなことで死なないクリエイターのPRテク③「ユーザーを特別視する」

          好きなことで死なないクリエイターのPRテク②「空気を創る」

          ねぇ、この日って何の日? 「ねこの日」  例えば、あなたが作品を投稿するときに、何か面白いことを一言添えながら投稿すれば、リアクションがもらえるんじゃ無いかと考えたとします。  しかし、面白いことというのはそう簡単には思いつきません。  とりあえず、ということで親父ギャグを添えることにしました。  すると、いつも何かしら反応をくれる人たちからガンスルーを受けます。  しかし、みんなはどうやら「スルーする」という行為をギャグとして認識し楽しんでいる様子。見たところ周り

          好きなことで死なないクリエイターのPRテク②「空気を創る」

          好きなことで死なないクリエイターのPRテク①「広告とPR」

           PRって要するに広告でしょ?  違うっっっっっっ!!!! 間違えるな!! 死ぬぞ!!!!!    さて、クリエイターが生き残る為には、他の人よりも秀でている事が必要です。  その点で、このPRと広告の違いについて理解しているということで一歩リードが取れるでしょう。  誤った認識で輪郭が曖昧なまま起こす行動は、得てして酷い出来になるものです。ですので、この機会に誤解されがちな広告・広報とPRの違いについて理解しておきましょう。   PRの役割  別のマガジンの

          好きなことで死なないクリエイターのPRテク①「広告とPR」

          好きなことで死なないクリエイターの広告技術⑥「他人事✖️ 自分事○」

          ド下手クソなゲーム広告  何かしらのアプリや動画サイトで、動画の流れる広告に出会ったことがあるでしょうか。  そういった動画型の広告にはゲームの広告が多い様に思います。  一時期話題に上がったゲームの広告で「ピンチに陥っているキャラクターを、ピンを引き抜いて助け出す」といったモノがありました。  実際のゲームにはないギミックを広告に用いたということで、禁止措置を取られとということで有名になりました。  広告詐欺とも呼ばれ、それも納得のいくような酷いものでしたが、その

          好きなことで死なないクリエイターの広告技術⑥「他人事✖️ 自分事○」

          好きなことで死なないクリエイターの広告技術⑤「口コミのパワー」

          「出会いのきっかけ」  あなたが何かにハマった時、それと出会ったきっかけを思い出してみてください。  人によってさまざまであるとは思いますが、多くのきっかけの一つに「誰かが言っていた」というモノがあることでしょう。  これはオススメされたということに限りません。  あなたの知人か誰かが話題の一つとして偶然こぼしたキーワードに、興味や引っ掛かりを覚え、調べてみたらあら不思議。ズブズブとその沼に引き摺り込まれている。そんな経験をした人も多くいらっしゃるかと思います。  

          好きなことで死なないクリエイターの広告技術⑤「口コミのパワー」

          好きなことで死なないクリエイターの広告技術④「情報量の許容上限」

          文章でスケートリンクを作るな 最近はいろんな漫画アプリがあり、それらを無料で読めますね。本当に良い時代になったものです。  そんな漫画アプリでマンガを読んでいる人なら、無料で読めるという利点を生かし、今までは手を出していなかったそれなりに興味の出たものを、なんとなくで開いて読んだりしたこともあるのではないでしょうか。   私もそんな漫画アプリでマンガを読むようなり、名作だけでなく一風変わったもので面白い漫画も多く存在していることに気付かされましたね。  さて、いろんな漫

          好きなことで死なないクリエイターの広告技術④「情報量の許容上限」

          好きなことで死なないクリエイターの広告技術③「有料広告の是非」

          実際のところ金さえあればどうとでもなる 過去の私の記事「好きなことで死なないクリエイターの広告技術①」にてこう言いました。 「広告を打つ」という活動は、存在を知ってもらう為の活動として極めて合理的かつ効果的なのです。  ここで言う「広告」は有料の広告のことですが、これをするにはコストがかかると言う理由から否定的な意見を述べました。  しかし逆に言えば、そのコストさえ捻出する余裕があるのであれば実施してみる価値は大いにあります。  ですが、無策に金だけを積んでゴリ押すこ

          好きなことで死なないクリエイターの広告技術③「有料広告の是非」

          好きなことで死なないクリエイターの広告技術②「見てもらえなければ無意味」

          SNSは情報の奔流 あなたは普段SNSを使用している時、どれだけの数の投稿に触れるでしょうか。  もちろん人によって様々ではあると思いますが、一つ一つを数えていこうとするとちょっと手間だなと思う量になることは間違いないと思います。  SNSはリアルタイムに更新されていく情報媒体です。あなたがフォローしている相手達は自分たちの思い思いの時間に発信し、また受信しています。あなたも例外ではないでしょう。  そんな中に、あなたは自分の作ったものを知ってもらうべく投稿したとしまし

          好きなことで死なないクリエイターの広告技術②「見てもらえなければ無意味」

          好きなことで死なないクリエイターの広告技術①「SNS広告の優位性」

          広告からは逃れられない 今やいろんなところで目につく広告。現実世界では毎日使う交通機関の中、立ち並ぶビルに磔られた巨大なディスプレイ、色とりどりの看板、ポスター、TV、ラジオ、チラシにカレンダー。意識して見回してみると、自分たちの生活のなかに当たり前のように存在しています。  さらには、生活から切って離せなくなったインターネット。ここにも数え切れないほどの広告が掲載されており、その場所を挙げると枚挙にいとまがありません。  さて、この広告という膨大な数を誇る現代における情

          好きなことで死なないクリエイターの広告技術①「SNS広告の優位性」

          好きなことで死なないクリエイターの広報戦略①

          「嫌い」「いらない」「興味ない」 人間は誰しも否定的な言葉を投げかけられて、気持ちの良いものではありません。  しかし、何かを作ったり発表したりしていると、自ずとそういった意見に触れるようになるタイミングが出てきます。 「私は嫌い」 「別にいらない」 「特に興味ない」  そうです。死にそうになりますね。せっかく頑張って作ったのに認めてもらえないというのは、自分自身をも否定されているように感じてしまうことも多いでしょう。  ですが、ちょっと踏み止まっていただきたい。  

          好きなことで死なないクリエイターの広報戦略①

          好きなことで死ぬなよ、クリエイター!

           初めに  「好きなことで、生きていく」  今や知らない人はいないであろう「Youtube」の有名なキャッチコピーです。  このキャッチコピーはとてつもないインパクトを伴い、Youtuberという職業を世間に知らしめるきっかけになりました。  ここ数年では「フリーランス」という職業の形も、ここ数年で爆発的に普及しました。さらに直近の出来事で、新型コロナウィルスによる影響により、在宅ワークというスタイルでの創作活動を本格的に始めた人も少なくない数がいるようです。  こ

          好きなことで死ぬなよ、クリエイター!