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好きなことで死なないクリエイターの広告技術⑤「口コミのパワー」

「出会いのきっかけ」


 あなたが何かにハマった時、それと出会ったきっかけを思い出してみてください。

 人によってさまざまであるとは思いますが、多くのきっかけの一つに「誰かが言っていた」というモノがあることでしょう。

 これはオススメされたということに限りません。

 あなたの知人か誰かが話題の一つとして偶然こぼしたキーワードに、興味や引っ掛かりを覚え、調べてみたらあら不思議。ズブズブとその沼に引き摺り込まれている。そんな経験をした人も多くいらっしゃるかと思います。

 突然頭の中に思い浮かんできて、それを知るということは滅多にないはずです。いるとしたら、それは「天啓」と呼べるものですから、生涯付き合って行くことをお勧めします。

 そんな恵まれた豪運を持ってすれば生存することは容易いでしょうが、私の記事ではそれに力添えはできません。むしろ羨ましいです。私も神に恵まれた力が欲しい。

 ですが、神に選ばれた人は放っておくことにしましょう。彼らはきっと大丈夫です。死にかけの皆さんには、それを羨んで祈りを捧げるための余裕はないはずですから。


 情報接触の方法


 コンテンツを知るということは、情報に接触するということと同義です。

 今までは、コンテンツとの出会いの場は、テレビや雑誌、新聞などが主な情報源でした。最近だとネットニュースもそれらと同等の立場を獲得しています。

 さらに近年では、SNSもこれらと同等の情報接触能力を獲得しています。

 以前、私の記事ではこのようなことを言っています。

 何かを疑問に思った時、人間はどんな行動をするかというと、
「検索」するのです。


 何かの商品やコンテンツを見て、「これは一体なんだろう?」「具体的にいうとどういうものなのだろう?」と思ったとします。

 こう言った疑問は「興味」というものに区分され、人の購買行動の手順においてほぼ後半の事象、すなわち「購入に至るまで秒読み」の段階に位置付けられます。 

 そして、この疑問を持ってもらうという段階に至る為(あるいはその手順を飛ばして購入意思に直結させる為)の活動が「宣伝・広告」であり、プロダクト・コンテンツの出会いの場を設けるということなのです。

 この出会いの場というものにおいて長年重用されてきたのが、テレビやラジオといったメディア類です。

 メディアに取り上げられることによる経済効果は今も絶大であり、人気番組で特集が組まれた商品などはたちまち店頭から無くなる、などといったこともザラです。

 テレビなどが「この人の作品がすごい!」の様な番組で、あなたの作品を無条件で取り上げてくれればもう万々歳。あなたは3食もやし一袋の生活をする必要はなくなるでしょう。

 無理です。それはもう、ご存知の通りでしょう。

 実際のところメディアに取り上げられる様なものといえば、既に流行っているもの、あるいは流行り始めているものであり、その流行を加速させこそすれど流行を生み出す力は持ち合わせていないのが現状です。

 流行を生み出す能力で言えば、SNSによる口コミの方に軍配が上がるでしょう。

 なぜなら、SNSによる情報拡散の多くの場合が「口コミ」によるものだからです。

 この口コミのメリットというものについては私の記事、
「好きなことで死なないクリエイターの広告技術①「SNS広告の優位性」
にて記述しておりますので、よければお目通しをしておいていただけますと幸いです。


 口コミの強みは、人から人へ伝わっていくことです。そのためにも、まずは火付け役となる人が必要になります。

 そう、フォロワーです。フォロワーという存在こそが、あなたの作品に対する口コミの口火を切ってくれる可能性が最も高い存在なのです。 


最後に


 人から人へ、それがSNSにおける情報拡散の基本になります。

 そのためにも、着火点が何よりも重要な場所になります。だからこそフォロワーは大事にするべきですし、あなたやあなたの作品に対してのアクションをスルーしてはいけないのです。

 感想へはしっかり返事とお礼をしましょう。そういった小さな活動が、あなたの大きな支えとなるのです。これは綺麗事ではなくて、とても実利的な話でもあります。



 これからも小規模クリエイターが「死なない為」にやるべき広報活動について記事を書いていきます。
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