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オリコン2位!ザ・スターリン「虫」ハードコア・パンクが全米で売れた3つの理由🙄?



「数千万人を大粛清した鉄の男、ソ連のヨシフ・スターリン」

ではなくて。。。

日本のパンク・ロックバンド「ザ・スターリン」の話ですが。

ザ・スターリンの3rdアルバム『虫』



 ザ・スターリンの「虫」は、1983年にリリースされた彼らの3枚目のオリジナル・アルバムです。このアルバムは、ハードコア・パンクのサウンドと、言葉遊びや皮肉を込めた歌詞が特徴的で、日本のパンク・ロック・シーンにおいて大きな影響を与えました。このアルバムは、オリコン・チャートで最高2位を記録し、スターリン史上最高のセールスを達成しました。

🇺🇸アメリカ合衆国で売れた3つの理由

 このアルバムがアメリカ合衆国でも売れた理由としては、以下の点が挙げられます。

🎤🎸🥁理由その1


 アメリカ合衆国では、1980年代にハードコア・パンクが盛んになり、バンド・オブ・スーサイズ、ブラック・フラッグ、マイナー・スレットなどのバンドが活躍しました。ザ・スターリンの音楽は、これらのバンドと同じくらい攻撃的でスピーディーであり、アメリカのハードコア・パンク・ファンに受け入れられやすかったと考えられます。

🎤🎸🥁理由その2

 ザ・スターリンの歌詞は、日本語で書かれていましたが、その内容は社会や政治に対する批判や風刺であり、アメリカ合衆国でも共感を呼ぶものでした。例えば、「虫」の歌詞には「おまえなんて知らない」「どこかへ飛んでけ」というフレーズがあり、これはバンドメンバーに向けたものでしたが、アメリカ合衆国でもレーガン政権や冷戦に対する不満を表現するものとして解釈されました。

🎤🎸🥁理由その3

 ザ・スターリンの過激なパフォーマンスやスキャンダルは、アメリカ合衆国でも話題になりました。例えば、遠藤ミチロウが客席に向けてニワトリや豚の頭を投げ入れたり、全裸で放尿したりしたことは、アメリカのメディアにも取り上げられ、ザ・スターリンの名前が知られるようになりました。また、ザ・スターリンの曲「Chicken Farm Chicken」は、1984年にアメリカ合衆国でリリースされたオムニバスアルバム『Welcome to 1984』に収録され、アメリカのパンク・ロック・ファンにも聴かれるようになりました。

 以上のように、ザ・スターリンの「虫」は、音楽的にも歌詞的にもアメリカ合衆国のハードコア・パンク・シーンと親和性が高く、また、彼らのパフォーマンスやスキャンダルがメディアに注目されたことで、アメリカ合衆国でも高いセールスを記録したと言えます。

👩‍🎓80年代の大学生に話題沸騰‼️

 ミチロウはインテリとして知られており、詩人の吉本隆明などの文化人らとも交流が深く、知識人に大変ファンが多く、芸能界にもそれは顕著に見られておりました。

上場企業役員の娘のポケット・ビスケッツの千秋さんや、Buck-Tickのメンバー、他にも多数の熱狂的ファンがいました。ファンというより信者ですね。

 また、東大、早慶の学生にもかなり刺激を与えており、駒場祭や三田祭での大暴れも記憶に残るそうです。また、全裸になったミチロウは警察に通報され、慶大三田キャンで逮捕されたとか。。。
 私はミチロウのソロですが、四谷の上智大学のソフィア祭で目撃しています。なぜか男よりも女子大生の方が多かった。それは壮絶なライブで、観客は将棋倒しになり、死人が出そうになるほどの過激さでした。ミチロウと観客の飛ばす唾の吐きあいで、全身唾だらけ。かなり臭くてたまりませんでしたね。。

「労働・学習・生殖・睡眠~革命的な日常」 起業家たちもみなスターリン大好き💖


30歳を過ぎて、起業家となり、起業家ネットワークに所属すると。

 アメリカ大卒の社長は「アメリカでもよく聴いていた。流行ってたし」とか、東大や早慶卒の男女社長たちも「ミチロウすげー好きだった。受験勉強しながら聴いてストレス発散してたよな」という昭和の話題で持ちきりでしたね。

 そして、若き起業家たちの銀座オフィスでは、有線放送でスターリンを大音量で流し、彼らと一緒にスターリンの歌を大合唱したことも懐かしい思い出です。

「ひょっとすると、受験も、起業もスターリンのおかげで成功するのかも知れない!!」

なーんて思ったのは私だけでしょうか。。。😁😁😁😁😁😁

最後まで、お読み下さり、ありがとうございました。よかったらスキ、フォローよろしくお願いします😉

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