見出し画像

(予告)「2年で国公立・早慶上理・GMARCH・関関同立に複数合格」させるための『進学指導マニュアル~RM指導法~』を編集中です。

こんにちは。閲覧いただき、ありがとうございます。最後までご期待頂けると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

様々な方々からのご要望もあり、
このたび、難関大学受験指導用の有料コンテンツ
『進学指導マニュアル ~RM指導法~』
を現在編集の最中です。
 
今、この記事をご覧頂いている方々には、
高校の担任の先生、学年主任、進路指導、管理職などの役付きの先生、そして学校ではなく、塾・予備校の進路指導担当やチューターの方、
もしくは学校経営コンサルティング企業のコンサルタントや教育企画担当の方などもいらっしゃると思います。
教育現場に携わっていらっしゃる先生方で、進学指導をすることになる高校、もしくは中高一貫校の生徒さんたちを目の前にしてお仕事をされている方々に不可欠であると言える、大学受験の進学指導。
『RM指導法』とはその様な先生方に身につけて頂いて、他の教員、他の学年、他校との差別化を図ることにつなげていただくための進学指導マニュアルの様なものです。

■ゴール・イメージはこの様な感じです。

皆様には、まずイメージをしていただきたいことがあります。
以下の文章に沿って、イメージしてください。
 
『あなたは高校3年生のクラス担任です。』
①まず、あなたのクラスの在籍生徒数は何名ですか。
イメージしてください。
 
30名でしょうか?35名?40名くらいでしょうか。
ご自身が関わる学校の1クラスに在籍する生徒数に近い数をイメージしていただければ大丈夫です。
 
②次に、上の①でイメージした1クラスの生徒数を、
以下の式の中にある◎◎に当てはめて、計算をしてください。

◎◎×0.7=○○
◎◎×1.3=◇◇
◎◎×0.7=△△
◎◎×3.0=□□□

○○、◇◇、△△、□□□、それぞれに当てはまる数字は、
どの様な数字になりましたか?
 
③最後に、上の②で出てきた○○、◇◇、△△、□□□に当てはまる数を、以下の文章に当てはめてください。

・国公立大学合格数=○○
・早慶上理合格数=◇◇
・国公立・GMARCH以上への現役進学者数=△△
・GMARCH合格数=□□□

■これが、あなたのクラスが高校3年の3月末に出すことになる【進学実績】です。

いかがでしょうか。
この進路実績の結果数値を達成すると、
あなたを取り巻く状況は、『一変』することでしょう。

これらをリアルにイメージ・想像してください。
実は、この想像力・イメージ力こそが、高い願望を実現化させるためには、とても大切になります。
  
とても大きな達成感、
とても気持ちの良い時間、
そして、自分への大きな自信。

 
この様な『大きな実績に基づいた、自分への大きな自信』は、教師を続けていく上で、とても大きな財産となります。
 
これからは、これまでよりも『堂々と』仕事をしていくことができる。
学校生活を送ることができる。
生徒たちに対応することが、できるようになる。
教師だって、不安を抱えながら、生活を送っています。
それが、大きく変わっていくキッカケとなるのは、間違いないでしょう。

■このゴールイメージを実現化させるための方法

では、どうすれば、上の様なシナリオ通りに進学実績を出せるのか。
そこが一番知りたいところであるはずです。
 
進学指導には、「やり方」があります。
それを一つ一つ、積み上げていく。
シンプルですが、この「積み上げ」の感覚が大切です。

種を巻き、水をやり、
しっかり様子を観察する。
気持ちを込めてサポートをし、
最後に丁寧に収穫する。

この様な、「着実に育てる感覚を持つこと」も、大切になります。
 
ところで、今あなたは目の前にいる生徒たち一人一人に対して、
着実に進学指導の段階的な積み上げ・育成ができていると
胸を張って言えますでしょうか?

10人いれば、10人の育て方があります。
ですから、水を巻く量、見守り度合い、サポートの仕方、そしてそれぞれのタイミングなど、まさしく十人十色です。
 
しかし、一方で、受験生が合格に至るまでには、いくつかのステージ、いわゆるフェーズを進んでいくことになります。このフェーズの内容・それぞれの順や量は、どの生徒もだいたい同じです。
しかし、各フェーズで行うべき量・質・タイミングなど、中身については、当然個人差があるので、ここは個別対応となります。
 
進学指導というのは、この様な仕組みが理解できているかどうか、そして実践できるかどうかによって、生徒たちの合否結果や進学先が大きく変わってきてしまうということを覚えておかなければなりません。

■注意したい事例・ケース

よく現場で見られるのは、たくさんあるフェーズのうちの一部だけをやっていたり、生徒に一律同じ様なサポートをしているケースです。これではある程度にしかうまく行きませんし、さらに結果が安定せず、進学実績も一定地点を彷徨うばかりで、見えない壁が出来上がり、それ以上はあまり結果が伸びないことに繋がります。 

もっと大きな視点で見てみましょう。
例えば、学校経営・管理指導する立場の先生、コンサルのお悩みとしては、

▼進学知識がない教員が集まっていたり、いまいち進学指導を積極的に進めることができていない学年。
▼『結局は生徒自身と保護者の問題なので』と言って形式的にしか進学指導をしようとしない担任・学年。
▼言うことを聞かない生徒を見捨てるのを是とする担任・学年の風潮(言うことを聞かない生徒に対応できないため、教員の威厳を保つためにも見捨てた形をとる=言うことを聞かない生徒への対応ができない担任・学年)。
▼進学指導ができる一部の教員に学年の進学実績を頼っている状態から抜けられない。
▼または、このような学年状況に対して、管理・指導できない学年主任やその上の部長・管理職。

 など、色々と難しい場面があると思います。

■それでは、再びイメージしてください。

1つの学年に5クラスあります。
進学指導ができる教員が2人、残り3人は進学指導ができません。

こういう場合は、どうしましょうか。
進学指導ができない3人を徹底して育てる、彼に丁寧な進学指導のやり方を実践させる、というのが、その学年の進学実績がさらに増加する可能性が高まるのは当たり前のことです。
さらに、今年は少ししか上手くいかなかったとしても、その3人の教員は、次回は着実に結果を残せるかもしれません。まさしく人材の育成です。
そして、それをするのが学年主任や進学関係の責任者、管理職の履行すべき業務です。
 
本来、学年主任や進学指導の責任者、管理職の先生方は、進学・学習・生活の3分野において、部下に指導できるだけの知識と経験に基づいた指導力が必要であることは、言うまでもありません。もしもその様な指導力がないのであれば、その力を必死になって身に着ける努力をすべきです。
力がない上司のもとにいる部下は、可愛そうでしかありません。それこそ、理不尽な話です。「知識・経験がなく、指導できない人が上に立っている。」と部下が感じながら仕事をする状況は、非効率的であり、みんなにとってのギスギスした生活という不幸を生みます。
だからこそ、どの立場の教員も、学び続けるということが、生徒・学校にとって大切なことだと言えますし、恥ずかしい事ではないです。
そして、それはあなた自身にとっても大きな分岐点になります。正しい進学指導力を持てるようになったということは、周囲との差別化を図れる大きなポイントでもあるということを忘れてはなりません。あなた自身の大きな武器となりますから。

■進学指導が広まらない大きな理由とは

ただ、多くの教師は、ここで大きな問題に直面してしまうのです。
ご存知の様に、進学指導というのは世の中的にはマニュアル等がなかなか見当たりません。
試しに『進学指導』と検索してみても、合格数の増加につながる具体的な手順や方法論を教えてくれるサイトは、なかなかヒットしません。触りの部分や、一部のみを詳しく示しているものはあるかもしれませんが、まとまったものでもないですし、流れもわからないため、どのタイミングでどのようにやれば良いのかについては、実はよくわからない。こういうことが多いわけです。出願指導についてになると、ほぼ全く出てきません。
 
現実には、各フェーズと、指導の際に強く意識しておくべきポイントや手順、量質・タイミングなどの方法論があるわけですが、結果としてこれらの進学指導スキルは多くの人が身につけられず、感覚的な指導、中途半端な指導などになってしまっていることが多くなってしまっているのが現状であると思います。
 
ロジカルで、現実味があり、説得力のある指導方法が、生徒には響きます。
しかし、インターネットで検索しても出てこないのは、そのような確立された指導方法を実施できる人が少ないという現実があるからなのかもしれません。
それほど、難関大学合格のための進学指導というのは、専門的なスキルであるということなのだと思います。

■みんなが暗中模索の中で進学指導をしているという現実

多くの教師が、指導方法について大きな不安を抱きながら、生徒たちに指導を行っています。そうした背景があるからこそ、もしも高3で進学実績が出なかった時のためにも、「自分のクラス・学年の生徒たちの学力は、他学年の生徒たちよりも低い」とか「進路指導主事(進路指導部など)は何もしてくれない」と吹聴し、高1〜2年あたりから事前に“予防線”を張ったりしている教師たちも出てきてしまうのでしょう。分かる人が見れば、すぐに分かります。
 
間違ってはいけないのは、進学指導のスキルは、教師歴などが長いから、自然と指導スキルが身につくというものではないということです。また、実は、大学情報や進学指導の知識をたくさん知ってるだけでは、進学実績は出ないということです。
 
今から2つ例え話をします。

ケース①
例えば、これまで難関大学の進学指導をしたことがないベテランの先生がいました。厳しく生活指導をすることはできる、声も大きい、学力別のコース制の学校の中で一番下のコースを持つことが多く、大学受験指導は推薦状を書く程度のことしか経験がありません。ベテランではっきりものを言うため、教員間では発言力がありました。その先生が、いきなり学年主任になりました。
進学指導は学年教員の中の進路担当の先生に任せます。その進路担当の先生も進路部員として長く配属されてきましたが、特に誰かに指導できるだけの力があるわけではありません。
この学年の進学実績はどうなっていくのでしょうか?

上手くいかない…という回答を求めているわけではありません。
上のケースでも、上手くいく可能性はあるんです。
この例え話が、どの学年なのかにもよりますが、もしも高1以下なのであれば、十分可能です。
なぜならば、その学年主任、学年教員たちが、真剣に進学指導を学び、それを着実に実践すれば良いのですから。そうです、あとは学年主任・学年教員自身の向学心にかかっています。
やるべき手順・気を付けること、などを着実に実行していけば、当然の様に上手くいくんです。

ケース②
例えば、とあるクラスの高3担任が、まったく進学指導を丁寧にやらず、生徒・保護者からも総スカン状態。生徒からしても、学校からしても、そのクラスの学年内でのコース・レベル的な位置づけを考えれば、しっかり合格実績を出したいクラスであったとします。学年主任、進路指導主事(進路指導部長など)がそのクラスに介入して、そのクラスの生徒への進学指導を代わりに進めようとします。
ここで質問です。
学年主任や進路指導主事などの進路担当部署の責任者をしている人が、クラス担任に代わって進学指導をして、高い進学実績を出せるのか。
もしくは、学年主任や進路指導責任者をやっている先生が、翌年から人事配置によって高校の担任になった場合、高い進学実績を出せるのか。
“学年主任・進路指導責任者=担任としても高い進学実績が出せる”
この式が成り立つのか。

想像してみてください。
 この答えはというと、決して“イコール”ではないということです。
もちろん、中にはできる人もいると思います。しかし、イコールと言える状況ではないと思います。
 
ここで大切になるのは、
「知識の量=進学指導力」ではないということです。

■進学指導で大切なこと。

それでは、何が足りないのか。進学指導で大切なことは何か。

それは、実際に生徒個々にアプローチし、生徒個々の考えを受け止め、生徒個々にとっての最善を一緒に考え続けることです。

◎生徒に進学の流れや注意点を理解をさせて、
モチベーションを上げさせて、
学力を上げさせて、
生徒本人にとっての理想の出願をさせて、
さら試験本番においてベストパフォーマンスが発揮できるような状態に持っていく。

…ということが出来るだけの『実務的なスキル』があるかどうか、ということです。
大切なのは、実際に生徒とより多く会話をし、生徒と理想の出願を考えていくことができるか、ということです。
具体的には、コミュニケーション力、カウンセリング力、資料作成力、プレゼン力、タイミングを図る力、調整力、出願プラン作成力…などは必要になってきます。
 
話を戻しましょう。
ロジカルで、リアリティのある手順・方法論を学び、それを目の前の生徒たちに全力で実践していけば、先程の進学実績は越ええずとも、それに近い結果にはなるはずです。上手くいけば、むしろ先程の実績を上回る様な進学実績を残すことも可能です。

■『RM指導法』の成果

事実、私がかつて関わらせて頂いた”あるクラス”では、
・国公立大学合格数 ◎◎×0.7=○○
・早慶上理合格数  ◎◎×1.3=◇◇
・国公立・GMARCH以上への現役進学者数  ◎◎×0.7=△△
・GMARCH合格数 ◎◎×3.0=□□□
これらすべてのカテゴリーにおいて、上述した計算式で導き出される数を越えています。

具体的には、

・国公立大学合格数は、0.7倍を越えて約1倍
 (クラス生徒数×1)
・早慶上理合格数は、1.3倍を越えて約1.6倍
 (クラス生徒数×1.6)
・国公立・GMARCH以上への現役進学者数は、0.7倍を越えて0.85倍(クラス生徒数×0.85)
・GMARCH合格数は、3倍を越えて約4倍
 (クラス生徒数×4)

以上のような結果となり、その学校さんの進学実績史上では最高の数値となりました。

また、別の事例ではありますが、学年全体でのケースでは、

・国公立大学合格数は、前年度比約3倍
・GMARCH関関同立合格数は、前年度比約1.8倍

となった年もあります。
さらに、学年全体でのケースとしてもう1つ別の事例を挙げると、

・国公立大学合格数は、前年度比約1.5倍
・早慶上理合格数は、前年度比約1.7倍
・GMARCH関関同立合格数は、前年度比約1.5倍

となった年もあります。
 
私がこれまでかかわってきた学校さんは、特にハイレベル進学校であるというわけではありません。むしろ中堅校になろうとしている学校さん、中堅校から進学校になろうとしている学校さんです。毎年東大に2桁以上の合格数を出しているような進学校などとは程遠い、もしくは毎年東大5名以上の合格数を出しているような進学校でもありません。全国的知名度は低い学校さんばかりです。
上述の事例は、高3河合模試で、偏差値40程度から70程度までの生徒が50から60を山なりにして分布している学年、偏差値50から70程度までが満遍なく分布しているクラスです
ですから、進学実績が手順・やり方次第であるということが【証明済み】と言えるこの進学指導法が、私の手元にはあります。
 
この進学指導法『RM指導法』を何回かに分けて、ご紹介させていただきたいと思っています。

■今後について。質問があります。

現在、編集中です。
そこで、皆さんが「進学指導で知りたい部分」、つまり、「このようなケースの時にはどうすればいいか」「この時期には何をすればいいのか」「今さら聞くのは恥ずかしいがこれは何か」など、進学指導について知りたい部分があれば、教えていただけないでしょうか。教育関係者・受験生、いずれも問いません。
皆さんが知りたいと思う部分を意識して執筆した方が、皆さんにとって、より有益な形で指導法を紹介することができると思ったからです。
執筆原稿を持って、お答えいたします。 

ぜひ、Twitterのメッセージやコメントで
「進学指導で知りたい部分」について教えてください。

https://twitter.com/Juken_Consult33/status/1567783954677399552?t=hafTo1x_JrJiLJBLJDAYrw&s=19

そして、原稿完成まで、楽しみにお待ちいただければと思います。
 
以上、どうぞよろしくお願いします。
今回も、私の記事を最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!