〜イラストカフェ日記〜渋谷パルコでパリの味。

先日まで　MOUNT Tokyo  さんのグループ展 Nice view 展で作品を展示させていただいておりました。久々にリアルな場所で展示ができたこと、とても幸せでした。

普段一人で家で絵を描いているため、自分の絵について言語化する機会はそうないのですが、展示の会場で作家さんやご来場くださった方とお話しをしていると、私って意外とこんなこと考えながらやっていたのかとか、そう言う捉え方もあるんだ！といろいろな気づきがあり、こういう場って大切だなあと思ったのでした。ひよっこどころか卵からまだかえってもいないような私ですが、コツコツとこれからも描き続けなければと思う次第です。

そんな帰り道に、久々に渋谷で途中下車をして、お疲れ様お茶会をひとりでしてきました。ひとりでも自分が楽しければ立派なお茶会です！

リニューアル後初めての渋谷パルコの一階、のフレンチカフェCafé Marly。その一角だけ日本の中でももっとも新しいマチのひとつであろう渋谷から、古き良き伝統を大切にするヨーロッパへ、びゅんとどこでもドアで移動したかのような空間。

私はパリブレストとカフェラテを頂きました。パリブレストは、真ん中にドーナツのような穴が空いた固いシュー生地にたっぷりとしっかりめの生クリームが綺麗な模様を描いて入っています。上にはピスタチオの緑色がよい配色。なんというかちょっと懐かしいかんじの甘さのクリームとゴツゴツりとしたシューの生地との組み合わせが、ほっと一息つきたいと思っていた私にはちょうど良いお味でした。

余談ですが、パリブレスト、調べてみるとフランスのパリ、ブレスト２つの都市の名前だそう。なぜかというと、都市間を繋ぐ自転車レースの開催を記念して、自転車の輪をイメージしたんですって。なんだかお茶目ですね。次からは自転車の車輪のことを考えながら食べなくては！