【子育てハック】ドラゴン桜に学ぶ子育て〜子どもの思考力が身につく「親の手助け」とは〜
どうも。ジュニアNISAするぞうです。
いつもはジュニアNISAの情報ばかり発信していますが、今回は、"【子育てハック】ドラゴン桜に学ぶ子育て〜子どもの思考力が身につく「親の手助け」とは〜"をお伝えします。
▼三田紀房先生のnoteはこちら▼
□「ドラゴン桜」は子育て本だった?
当たり前ですが、「ドラゴン桜」は子育て本ではありません。東京大学への入学を目指し、学び方を学びながら成長していく高校生の話です。
でも、要所要所で「子育て」に関する記述もあり、いつの間にか、娘のために読み進めていることに気がついたので、子育て中のママパパも必ず読んでほしいです。
「ドラゴン桜」の「子育て」に関する記述を誰かに共有できればと思ったので、今回はそのひとつをQ&A形式で紹介します。
ただし、私なりの解釈にて記述していきますので、三田紀房先生の意図することを寸分の狂いなく受け取りたい方は、「ドラゴン桜」を手にとっていただくことをオススメします。
【Q】子どもの思考力が身につく「親の手助け」とは?
以下は「ドラゴン桜」から抜粋したコマです。
子どもの思考力が自然と身につくための「親の手助け」とは何でしょうか?
【A】「これは?」を会話の中心に ※0歳〜3歳くらい
子どもの思考力が身につく「親の手助け」とは、「これは?」を会話の中心にすることです。これはあくまでも持論ですが、ドラゴン桜で紹介されている答えの導入になると思います。
私の娘が単語を話はじめる頃よりもだいぶ前から「これは(何ですか)?」と私も妻もよく問いかけていました。それには以下の意図があります。
例えば、娘の大好きな朝ごはん。「いただきます!」の大合唱にはじまり、我が家では、ひと口食べる前に必ず「これは(何ですか)?」と娘に問いかけていました。言葉を話しはじめた頃は「んー」とか「あー」とかしか発せなかったので、5秒くらい時間をおいて、「これは〇〇だよ」と正解を伝えていました。
単語を二つ繋げて話せるまで成長した頃には、「これは何ですか?」と問いかけると、「トマト!」とか「みかん!」とか単語で正解を伝えてくれます。
中には、調理済みのお料理だと、答えがわからず「カレー!」とか「シチュー!」とか好きなメニューを当てずっぽうに答えることもありましたが、そのときには「肉じゃがだよ」とか「生姜焼きだよ」とかと正解を伝えると、お料理を指差しながら、「これ、にくじゃが」、「これ、しょうがやき」と復唱するようにする娘の姿がありました。
「これは?」に対する「答え」を自分自身の中で考えたり、知識を蓄えるかのように自発的に行動する娘を見て、「これは?」を聞くことが子どもの思考力が身につく「親の手助け」のひとつだと確信しました。
【A】「なぜ?」を会話の中心に ※3歳くらい〜
こちらは「ドラゴン桜」の中でも紹介されていた答えで、親子の会話に常に「なぜ?」があることです。
子どもとの会話で、「〜しないで/してはだめ」、「〜しなさい」との命令調になることはありませんか?
しかし、これでは、子どもの思考は遮断されて先に進みません。
そこで、「なぜ?」という疑問で思考に連続性を持たせるようにすることが重要になるのです。
たとえば、子どもが食事を残した場面で「なぜ?」があるかないかで会話がどのように変わってくるかは以下にて説明します。
上記のように、「なぜ?」が会話にあるだけで、会話がどんどん進んでいきますよね。
これが、深くじっくり考えるクセになり、考えることで好奇心も刺激されます。
「なぜ?」を基点として思考を連続して発展させる。日常の些細な場面でも「なぜ?」を取り入れることで、感性の磨かれた子どもに育っていくのです。
だからこそ、「なぜ?」を常に会話の中心にし、思考を連続して発展させることが「親の手助け」である、と「ドラゴン桜」から教えてもらいました。
「なぜ?」は、子どもとの日常会話に取り入れるだけで、子どもの思考力が自然と身につく「魔法のことば」だったのです。
【考察】我が子の思考を尊重すること
単発で続きがない「疑問」を多く持ち、それを親の手助けによって、連続性のある「疑問」に変化させることが「思考力」が自然と身につく方法だと、「ドラゴン桜」を通して学びました。
3歳くらいまでの子どもはには、「これは?」を会話の中心にすることを継続し、単発で続きがない「疑問」でも「疑問」を持つことの楽しさを肌で感じてもらう。
3歳くらいからの子どもには、「なぜ?」を常に会話の中心にし、「疑問」を連続して発展させる。
ただ、「これは?」と問いかけることも、「なぜ?」を常に会話の中心にあるようにすることも、あくまでも手段のひとつでしかないのですが、これらには隠された「大切な共通点」があります。
それは、「我が子の思考を尊重すること」です。
子どもよりも人生経験が豊かな親(私も含めて)は、どうしても、自分自身の経験則に基づき、子育てをしがちだと思います。でも、たとえ我が子だとしても、クローン人間ではない限り、すべてが一緒の人間ではありません。
得意・不得意なものも、好き・嫌いなものも、成長のスピードも違うのに、自分の経験則に基づいて子育てするのは危険です。
でも、「これは?」や「なぜ?」を日常会話に取り入れるだけで、我が子の考え、その考えから生み出された発言や行動を尊重することができます。
「これは?」に対する答え、「なぜ?」に対する答え、まずは子どもの考えに耳を傾ける。そして、それが間違いだと思えば、正解に導く。これこそが、子どもにとって必要な「親の手助け」だと考えています。
□さいごに
もし、お子さまが「自分の考えに親が耳を傾けてくれない。認めてくれない。だから、発言するのをやめよう。」と感じていそうだったら、お子さまの考えを尊重してみませんか。耳を傾けてみませんか。
もし、お子さまが「自分の考えに親が尊重してくれる。認めてくれる。でも、間違っていたら正してくれる。」と、考えを連続して発展させられていそうだったら、これからもどんどんお子さまの、感性が磨かれていくようにしていきましょう。
私も、娘が娘自身の考えを連続して発展させられるよう、感性が磨かれるように、いつまでも、娘の考えを尊重したいと思います。
娘がまだ見ぬ大切な人を我が家に連れてくる、その日までは・・・笑
以上、【子育てハック】ドラゴン桜に学ぶ子育て〜子どもの思考力が身につく「親の手助け」とは〜でした。
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