何をもってして「本好き」と呼ぼうか。

わりかし読書家なのである。

少なくとも月に2冊は読んでいる。

「わりかし」と書いたのは、何をもってして「読書家」や「本好き」と言っていいのか分からないからだ。

これがもし、文豪たちの本がズラーッと並んでいるタイプの人間なら言っていいのだろう。

もしくは話題作がドン!みたいな。

ウチ、タレント本ばっかりなのである。

芸人さんのエッセイとか女優さんのエッセイとか。

そんなのがズラーッと並んでいるのだ。

これを「読書家」と呼んでいいのだろうか。

あとは、スポーツが好きなので野球選手の本やプロレスにまつわるものも多い。

去年は落合博満講演会でサイン本を3冊買った男である。

あとは自己啓発的な本。

いやこれ「読書家」か!?

「映画好きです、黒澤明さん知らないけど」とか

「ロック好きです、ビートルズ知らないけど」的なことを言っているようなもんである。

タレント本に関しては、テレビ制作会社勤務なので自然といえば自然。

テレビとかラジオ好きだもの。

そりゃ本棚もそうなるわな。

「趣味は読書です!」

「どんな本を?」

いっそ、この質問を世の中からなくすか?

百歩譲って、聞いてもいいけど「タレント本です」って答えた時、

変な空気にしないでくれと言いたい。

僕の中の「読書家」の定義は小説を読むことなのだ。

じゃあ、自分は何者なのだろう。

とりあえず「ちょっと本好き」にしておくか…。

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深夜ラジオが好きなハガキ職人です。

文章を書くのが好きすぎて電子書籍を出してます。

とりあえず見てみてね!

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最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!