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【祝!TBS・NHKオンエア記念】有給無制限?ワーケーション手当?ジョイゾー式「持続可能な会社」にするための人事制度

本日、TBSのNスタとNHKのニュースウォッチ9にて、ジョイゾーに関する制度についてオンエアいただきました。

放映後、有難いことに私たちの予想を越える大きな反響をいただいました。また、制度に関する質問もいくつかいただきましたので、これを機会に今回ジョイゾーがチャレンジする、持続可能な(SDGs的な)会社・組織にするための人事制度というテーマで、具体的な制度内容をいくつか紹介したいと思います。

自律と成長機会の保証には環境面での安心感が必要

ジョイゾーの人事制度は必要な「安心」「安全」「安定」の保証を前提とした上で「自律と成長の機会を重要視する」ことを目的として制度設計をしています。
今、従業員は30名弱ですが30人いたら30人それぞれの価値観、働き方があります。札幌や新潟、大分など地方でフルリモートで働いているメンバーもおり、様々な環境で働いています。多種多様な価値観・環境下で全員が安心感を持って働ける環境が自律や成長のためには不可欠だと考えています。

この前提でどのような就業規則であるべきかを考え、議論し、できあがった就業規則や各種規程を見返したときに「これは自律と成長の機会を保証する制度だけではなく持続可能な会社にするSDGs的な要素も持った制度ではないか?」と思いました。

そこで今回は具体的にどのような規程を設けているのかをいくつか紹介したいと思います。

ジョイゾー式人事評価の具体的内容

人事制度の中で特徴的かな?と個人的に思っているのが以下の制度です。

  • 有給休暇取得数無制限

  • ワーケーション手当

  • 結婚祝い金

  • 出産祝い金

有給休暇取得数無制限

有給休暇については労働基準法に定められた付与要件に合わせた規則はもちろん定めています。しかし自律をしているということは働くタイミングも休むタイミングも個人の判断と責任の元で決めていくのが良いのではないかと思い、通常の有給休暇に加えて、福利厚生として特別有給休暇を設け、会社が認めれば取得の上限数は設けないこととしました。

簡単にいえば「よく働きよく休もう」ということです笑

連続取得数についても上限を設けていませんので2週間ばかし海外旅行にいくということも可能です。

ワーケーション手当

ジョイゾーではワーケーションを推奨しています。普段とは違う環境に身を置くことで感性が刺激され、気持ちがリフレッシュされるだけでなく新たな発想が生まれることが促進されるためです。
実際、多くのメンバーが様々なところにワーケーションにいっています。

ただ推奨するだけでなく、制度としてワーケーションにいった場合は1回につき2万円をワーケーション手当として支給しています。
そして、手当を支給する条件に少し遊び心をいれました笑

それは「ワーケーションを行う場合は、ワーケーション滞在先でジョイゾーの顧客に関わる行動を1つ以上すること」です。
関わり方は何でもOK。

・顧客が運営する宿泊施設に宿泊する
・顧客が製造したお菓子を購入する
・顧客が運営するタクシーに乗車する
・顧客が建設した橋を渡る

ここもワーケーションにいった人が自由な発想で考え、報告してもらうだけで支給対象としています。実際ゲーム感覚で色々と考えているようです笑

結婚祝い金

従業員が結婚をした際に支給される結婚祝い金ですが、ジョイゾーでは最高5万円を支給しています。
条件はもちろん結婚をした場合ですが、結婚の条件に「事実婚」と「同性婚」も含んでいます。

選択制夫婦別姓が認められていない日本では、別姓のために婚姻手続きを取らず事実婚としている夫婦もいます。
また、同性婚も認められていませんが、客観的事実として夫婦であると会社が判断した場合には祝い金を支給することとしています。

出産祝い金

出産祝い金は、従業員または配偶者が出産したときに支給していますが、配偶者は内縁も含むとしています。
金額も第一子は2万円、第二子は4万円、第三子以降は8万円としています。
子供が増えれば増えるほど金銭的負担はもちろん増えます。二人以上ほしいけど金銭的にもな・・・という思いがあった場合に少しでも補填になればと人数に応じて金額を変えるようにしました。

実際私も3人の子持ちですので、子供が一人増えることに対する金銭的インパクトは実感しています笑

ただ、子育てを経験している身としては、この制度だけでは金銭的に不十分だとは思っていますので会社が成長していく中で金額アップも含め制度の見直しは積極的にしてきたいと思っています。

さらに出産だけでなく18歳以下の子を養子縁組した際にも同様の条件で祝い金を支給しています。

様々な状況に応じて人事制度は常にアップデート

今回紹介したのはあくまでも一部ですが、これらの制度を設けたことで従業員全員に自律と成長機会を保証するための環境面での安心感を与えられてるとは限りません。
今後も従業員の意見や様々な社会情勢を意識しながら人事制度も柔軟に見直しアップデートしていかなければいけないと思っています。

四宮靖隆(しのみや・やすたか)
ジョイゾー代表取締役社長。サイボウズのkintoneビジネスにコミットし、Mr.kintoneとの呼び名も。SIを再定義し、仕事も人生も「楽しい」世界を実践中。

ジョイゾーは、エンジニアリングで新しい波を広げます

ジョイゾーは、サイボウズ社の「kintone」(キントーン)を専門にコンサルティングやシステム開発を行うSIerです。すべての人生を楽しくするために、SIerとしてエンジニアリングの可能性を追求しています。


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