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総移動距離600キロ!? 激動の北海道横断ワーケーション

みなさん、こんにちは。ジョイゾーの小渡です。
今回は11月に実施した釧路/札幌でのワーケーションについてご紹介します。


そもそもワーケーションって?

ワーケーションという言葉に耳馴染みのない方もいらっしゃると思いますので、簡単にご紹介します。
ワーケーションは「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語です。ワーケーションでは会社や家から離れ、観光地や地方など、普段とは異なる環境で働きます。「休暇」という形で線を引くのではなく、それぞれの仕事や地域ならではの体験や経験が混ざり合っているため、ワーケーションには様々な種類が存在しています。
ジョイゾーではこれまでも旅をしながら仕事をする働き方を重視してワーケーションを実施してきました。今回の北海道ワーケーションでも、「楽しむ」と「ワークする」両方を大切に、5日間を過ごしました。

北海道ワーケーションのきっかけ

今回釧路ワーケーションを実施したのはNomaps釧路根室2021がきっかけです。ジョイゾーでは4年前からワーケーションを実施してきました。そうした取り組みや発信から、ワーケーションをテーマにしたセッションにジョイゾーCOOの四宮琴絵さんが登壇することになりました。(過去のワーケーションについてはこちら
折角釧路のイベントに登壇するなら、ワーケーションをしながら参加すればいいのではないかと考え、今回の釧路ワーケーションが企画されました。
Nomaps釧路根室のセッションでは、ジョイゾー流ワーケーションについてもお話ししていますので、お時間のある方は是非見てください!


道東ワーケーションは未知との遭遇?
(道東ワーケーション Day1〜Day3)

釧路地域にはDay1からDay3まで滞在しました。今回の参加者では私を含め釧路地域出身者が3名いるため、里帰り気分の旅になるかと思っていましたが、その予想はいい意味で覆されました。地元民だからこそ行ったことがない、行く機会がない場所に多く触れる時間になりました。

特に印象的なのは道東ワーケーション二日目のアイヌ文化に触れた時間です。この時間は、参加したメンバー全員に大きな衝撃を与えました。
アイヌ食文化物語 レストラン丸木舟」というレストランを訪れた私たちは、アイヌ民族に関する講話とライブを見ることになりました。丸木舟の主人であるアイヌ民族アト゜イさん(アトゥイ 以下敬称略)との交流はとても刺激的でした。

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講話という言葉だけで聞くと、とても堅苦しい印象を受けるのですが、今回の講話はそういったものとは全く違うものでした。アト゜イは聞きたい内容を参加する私たちに委ね、それに対して答えていくという双方向のスタイルを提案してくれました。

私たちはアイヌに関する疑問や歴史から個人的な悩みまで、様々な質問を投げかけました。その全てに真摯に答えてくれたことが印象に残っています。優劣や競争ではなく、それぞれの役割を全うするアイヌ民族の生き方は決して古いものではなく、現在の多様性を重視する社会に通じると感じました。

講話だけでも満足感の高い時間でしたが、それだけで終わらないのがこの旅です。
モシリライブというアイヌの伝統的な叙事詩ユーカラと現代の音楽を掛け合わせたライブを実施していただきました。
伝統的なアイヌの音楽と独特な雰囲気を醸し出すアト゜イの力強い音楽が広がる空間に、深く没入していきました。
言葉ではなかなか言い表せない空気感は、是非皆さんも実際に足を運んで体感してみてください。

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普段行う観光ではこういったディープな場所に気づくことがない、あるいは地元民にとっては近すぎて気づかないことがほとんどだと思います。普段とは違うメンバーでのワーケーションだからこそ、これまで出会ってこなかった「未知」と遭遇できるのだと感じた印象的なイベントでした。

道東でのワーク

もちろんワーケーションですので、ワークも実施しています。
ワーケーションでは移動等の影響で、まとまった時間を取りづらくなるのが難点の一つです。集中してワークに取り組みやすい環境を確保するのはワーケーションでは必須と言っても過言ではありません。

今回道東ワーケーションでは、鶴雅さんのワーキングスペースをお借りしました。

ジョイゾーでは、社内外を問わずwebでの打ち合わせを頻繁に実施します。そのため、一般的な作業に必要なネット回線と電源以外に、web打ち合わせができる個室かスペースが必要になります。
鶴雅さんのワーキングスペースはルーム内で間仕切りカーテンで半個室として区切ることができるため非常に打ち合わせをしやすい環境になっています。
Wifiや電源、web会議に利用できる備品も完備されているので、集中して作業に取り組むことができました。

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旅の締めくくり札幌ワーケーション Day4〜Day5

ワーケーション後半では、札幌でのワーケーションも実施しました。
釧路から札幌まで300キロ、今回は飛行機で移動しました。
北海道在住でも北海道内の移動に飛行機は使うことは稀なため、私もドキドキしながら移動しました。

札幌ではサッポロドラッグストアさんが運営するスペースEZOHUBにお邪魔しました。

非常に広いスペースになっていて、私たちも快適に仕事をすることができました。色々な会社の方が利用されているのですが、基本的にオープンなスペースなので、ここから会社同士、個人同士の繋がりが生まれることもあるようです。

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このEZOHUB、実はジョイゾーとは縁がある場所で、今年の2月に「御社にそのシステムは不要です」の出版記念イベントを開催しています。規模は違いますが、こういうイベントはジョイゾーの新しいオフィスでもチャレンジしてみたいですね!

出版記念イベントの際にお世話になったサッポロドラッグストア社長の富山さんとのお話の時間もいただき、5日間のワーケーションの思い出やそれぞれの想いなどを共有しました。

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北海道ワーケーションを終えて

北海道ワーケーションは5日間の旅程で、総移動距離600kmを超える大移動の旅になりました。北海道の広大さを実感できたと同時に、5日間でもまだまだ楽しめきれていないと感じ、今後もチャレンジしたいとメンバーからも声が出ていました!
観光だけでなく、ワークスポットを複数経験できたのも新鮮で、打ち合わせが多いジョイゾーではどんな環境が必要かなど、この旅を通して見えてきたものがありました。
このnoteではどんなことをしたのかをメインにお届けしたので、実際に参加したメンバーの声は別のnoteでお届けします!是非お楽しみに。


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