私がアメリカで仕事をもらえた11の理由
こんにちは!
今回は、私がアメリカで仕事をもらえた理由/ファクターをレトロスペクティブに考えていきたいと思います。
その1:経験が豊富
今回私がもらえた仕事は、過去に日本でやっていた臨床と何ら変わりない。
私はずーっとBreast Imagingをしこたまやってきました。
しかもBreast ImagingのAI projectも留学先でやっていたので、その経験もある、というわけで
経験は豊富、でした。
その2:アメリカ人に過去の仕事が評価されている
やはりこれは大事なことで、
留学先で
「なんだコイツ、阿呆ではないか!?」
と思われていなかったこと笑
留学に来るのは、コネがあるとそんなに難しくはないが
そこである一定の評価を得ないと、そこから仕事を紹介してもらえることはないであろう。
そしてアメリカ人の、しかもStanfordの教授が推薦してくれた、というのは就職にかなり有利であったと思う。
その3:定期的に近況をアップデートしていた
これはかなり偶発的なことで
何も狙ってやっていたわけではないが
私は、留学終了後もよく留学先のボスに会っていた。
そこで
などと、自分の近況をアップデートしていた。
産後しばらくは、アメリカで就労許可もなく、コロナもひどいしで
全く外で働く気はなかったが、子供が大きくなるにつれ
状況も気持ちも変わってきた。
そしてそれをシェアしていた。
コネを維持するのに、定期的に近況報告って大事らしいよ。
その4:仕事を探していると言い始めた
「そろそろ仕事を探してみてもいいかも」と思い始めた私。
やはりBreast Imagingか乳がんに関わる仕事がしたかった。
大学病院で働くことはあまり魅力的ではなかった(主に給料面)ので
どっか医療機器メーカーとか、スタートアップとかで、AIの仕事ないかなぁと思って
この前教授に会ったときに、そんなようなことを言っていた。
仕事を探すのは、もちろんLinked Inやリクルーターにお願いする、という方法もあるが
よく聞くのは
らしい。
その5:グリーンカードを持っていた
ぶっちゃけこれは大きい気がする。
教授の反応からするに、グリーンカード>>就労許可だ。
グリーンカードをもらうまでの就労許可は、1年ごとの更新であるのに対し
『グリーンカード保持者=問題なく働けますよ!』
という感じなのだろうか?
もちろん最初の2年で更新が必要だけれど、なんか反応が違う気がする。
その6:連絡をもらえたら、すぐ連絡を返せるよう周到に準備した
教授から、「こんな仕事あるけど、やってみたい?」と言われ
まずカバーレターの作成とCVのアップグレードをした。
カバーレターは教授がチェックしてくれた。
留学していた時も思ったけれど、教授の面倒見がよくて感動した!
そして、「会社の人から連絡がきた際にはすぐ返信するように」と教授に言われたため
定期的にメールをチェックし、すぐ送れるよう準備をしておいた。
連絡が来たときに、速攻カバーレターとCVを送った。
その7:CV(履歴書)がみすぼらしくなかった
留学が決まったときに初めて作ったCV。
コネの留学は教授と教授の約束みたいなもので、CVで落とされることはまずないが
今回は就職なのである。相手は会社人。
紹介してくれた教授も
「とりあえず、CVをよくしなさい。」
と言ったので、頑張ろうとするも
ないものはない!
過去の発表も論文も急には増えない。
思い切って、日本語の発表も書いてやろうか、と思ったが
ここはアメリカである。。。
CVで「きぃーっ」となっている私をみかねて
旦那さんがレジメサービスを紹介してくれたので、頼むことにした。
これについてはまた次回書きたいと思う。
しかし
私のレジメは素晴らしくはないが
みすぼらしくもなかった。
とりあえずCVを送ると「申し分ない」と言われ、面接することになった。
その8:なまり対策をした
教授に紹介してもらった、AI projectのリーダーの人は
Linked Inを見ると、インド人の女性のようだった。
インド人の英語に苦手意識のある私。
旦那さんの友達でインド人の方がいるのであるが
まじで何言っているのかわからないのだ!汗
『Ted Talk』でインド人のプレゼンテーションを聞いてみたり
映画を観たりした。
この映画、全然なまりの勉強にはならなかったけど、面白かった!
でも実際、面接に行ってみると、その女性のなまりは全然きつくなかったのでーす!
バンザーイ!!
その9:面接で自信に満ちあふれていた
これは私がアメリカで会得した技術であるが
私は自信に満ちあふれた態度で、面接に臨んだ。
日本人の美徳『謙虚な姿勢』はアメリカでは裏目に出ることが多いし
英語が得意でないからといって、喋らなかったり、小声で話したりすると
マジで損する。
というわけで、私は自信に満ちあふれた態度で、面接に臨んだ。
『日本人は10できることを7くらいしかできない』と言い
『中国人は2しかできないことを10できると言う』という笑い話もあるが
私は8できることを10できる、という感じかな笑
その10:ポテンシャルを匂わせた
私はアメリカで医師免許がない代わりに、日本の医療事情、日米の違いについて詳しい。
そのことについても言及した。
また過去にした研究の話や、プレゼンテーションのPDFを見せたりして
「こんなこともできるんだぞ!詳しいんだぞ!」
ということを、熱意を込めて話した。
どこまで伝わったかは正直わからないが、CVの字面だけではわからないことは伝わっただろうと思う。
そう期待したい!
その11:その仕事をしたい、と心の底から言った
仕事内容を聞くと、無理なくできそうだし
娘の保育園とも近いし、今の自分に理想的な仕事だった。
心の底から私は言った。
「この仕事をもらえたら、私はすごくすごく嬉しい!」
そういうと、今の上司は
「是非、一緒に働きましょう!」
と言ってくれた。
***
以上が、『私がアメリカで仕事をもらえた11の理由』です。
かなり専門職なので、偏っているとは思いますが
アメリカで就職する方の参考になれば、と思います!
最後まで読んでいただきありがとうございます❤︎
これからもどうぞよろしくお願いします!
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