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【怒り】と向き合うアンガーマネジメントとは。※《怒らないこと》は不正解

どうも。田中です。
この度は本記事を閲覧いただき
ありがとうございます。
本記事は【アンガーマネジメント】について
簡単にですが
書き記していきたいと思います。

❝アンガーマネジメント❞
❝アンガーコントロール❞

こんな言葉を聞いたことありますか?
聞いたことある人も、聞いたこと無い人も、
是非このまま読み進めて頂けると嬉しいです。

『アンガーマネジメント』とは、

怒りの感情を理解して、怒りの感情と上手に
付き合っていく為の
“心理トレーニング”になります。

しかし、ここで気を付けたい事があります。
それは、、

アンガーマネジメントの目的は
《怒らない》ことではありません。

【怒るべき時には上手に怒る】
【怒らなくてよい時は怒らない】
【上手な怒り方・叱り方を身につける】

と、言ったように、《怒り》の感情に対して
上手に線引きをするための心理トレーニングになります。

私たち人は、”怒る”という感情に対して、
《怒っても後悔する》
《怒らなくても後悔する》

といったことを繰り返しています。

怒ってしまったら、
『あんなこと言わなきゃよかったな』
『感情的になり過ぎて
   酷いこと言っちゃったな』

という後悔。

怒らなかったら、
『やっぱり言えばよかったな』
という後悔。

このようにどちらにしても”後悔”
してしまいます。
【アンガーマネジメント】とは
こういった後悔を無くす、軽減する。ことを
目的とした心理トレーニングなのです。

”トレーニング”と銘打っているので、
専門知識がなくても、経験がなくても
誰でも今日から実践できます。

アンガーマネジメントを学ぶ利点についての記事も合わせて読んで頂けるとさらに理解も深まると思います。

このトレーニングの入口として、
先ずは向き合うべき相手【怒り】について
知る必要があります。


実践に向けての第一歩はこちら。
こちらは有料記事になっておりますが、
《今日から実践できる》をコンセプトに
取り組みやすく解説も含めた内容になっています。約9000字で構成していますので、
少し読むのも大変かも知れませんが、
十二分に役立つ有益な内容となっています🌈
アンガーマネジメントを学びたい方は
こちらをチェック✅


先ずこの記事では、怒りについての
『理解』と『特徴の把握』
を簡単に解説していきます。


◆怒りについての理解

怒りと言うのは、

人間が持つ感情のひとつです。

【喜怒哀楽】と言う言葉にも
「怒」の文字が入っていますよね。

怒りと聞くとマイナスなイメージがあって、
「悪い感情」だ!!なんて思う方もいると思います。確かに、怒りという感情が働くと攻撃的になったり、心身へ影響を与えたりと、よくない結果を生んでしまう事も多いでしょう。

しかし、感情と言うものは人間に取って必要不可欠なものでもあります。
怒りという感情も”身を守る”為に
備わっています。

即ち、「怒り」と言う感情も必要不可欠なものと考える事ができます。

怒りも必要不可欠な感情

アンガーマネジメントに必要なのは、
「怒らない」といった怒りを

無くす▪否定する事》ではなく、

理解して上手く付き合う考えが
必要となります。

◆怒りの特徴の把握

『怒り』にも様々な特徴があります。
それらの特徴を把握する事も大事な事です。
攻略するには”相手を知る事“が大切ですからね。

【怒りの特徴】
■距離感が近しい相手にほど強く出易い

関係性の弱い相手には気にしないで受け流したり出来る事でも、
身近な存在になると我慢できずに表面化し易くなってしまいます。
夫婦間や家族間が特にイメージしやすいと
思います。

自分から近しい相手にほど
『理解してほしい』という
気持ちが強く働くので、自分の思い通りに
いかなかったりすると、
”裏切られた”と言う気持ちから
怒りが発生します。

近しい相手にほど期待や甘えから怒りやすくなる


■伝染し易い
怒り》は空気感染します。
職場の会議の空間だったり、
オフィス内だったり、
自宅だったり、
誰かがイライラしていると、
同じ空間にいる人間みんなが
イライラした気持ちになってしまいます。

感情は空間に伝わる


■矛先が固定されない・持ち運びができてしまう
《怒り》という感情は持ち運びが
できてしまいます。
例えば、仕事で嫌なことがあってイライラした時に、
その”イライラ”を家まで持ち帰ってしまい、関係ない家族に
感情的に怒りをぶつけてしまいます。
これは完全に「八つ当たり」ですね。
直接的に無関係の相手にでも
怒りのパワーをぶつけてしまう傾向に
あります。

また、強い方から弱い方へ流れる特徴もあります。
先程のように八つ当たりが発生する時は、
必ずと言っていいほど八つ当たりの矛先は、
自分より弱い相手になります。

職場なら、部下や後輩に
お店なら、店員に
家庭なら、子どもに

といったように強い方から弱い方へ流れます。

代表的な物に当たる


無関係な子供に当たってしまう


■その他その他…
怒りには上記のような特徴があります。ひとつふたつは、覚えのある人もいると思われます。

書き記してみるとマイナスなイメージばかりですよね。
それでも必要不可欠とお伝えした事にも理由があります。

「怒りをエネルギーに!」なんて言葉があるように、
活動する為のエネルギーに
なり得る事もあります。

その他にも動物的本能に近いですが、
「危険から身を守る」や「他人に支配されないようにする」
言った役目もあります。

その為、人間としての尊厳を守る為にも怒りは持ってないといけない感情でもあるのです。

では、そもそも何故怒りは起こるのか。

◆べき思考を改めよう

人が怒る時は、自分の中の《べき》が裏切られた時です。
この《べき》というのは、
『~するべき』『~であるべき』といった
自分の中にあるルールのことです。

例えば、あなたの中で、
待ち合わせは集合時間の《10分前》には
到着する”べき”
このようなルールがあったとします。
その待ち合わせの相手が
《時間ギリギリ》に来ました。
あなたに沸いてくる感情は?恐らく《怒り》ですよね。

このように人は自分の中の《べき》が裏切られた時に
怒りの感情に火種がつきます。

怒りを感じた時には、自分の中の《べき》を探してください。
怒りを受けた時には、相手の中の《べき》を探してください。

そうすることで、受けるストレスに対して
未然に防止が出来たり、受け流すことができるようになります。

◆終わりに

その他にも「怒り」によって起こるメリットやデメリットは多岐に渡ります。

冒頭でもお話ししたように人間は《怒り》の感情に対して必ず”後悔”をします。

怒ってしまえば、
『どうしてあんなに感情的になってしまったのか』

怒らず我慢したら、
『やっぱり言っておけばよかった』

このようにどちらに転んでも後悔をします。
アンガーマネジメントを身につけると、
その場に応じた《怒り》に対する対応が
可能となり、受けるストレスも軽減できます。

また、アンガーマネジメントは
【心理トレーニング】と言われます。
”トレーニング”と言うことは、誰にでも
実践が可能です。

逆に初めから上手くはできません。
繰り返しトレーニングを重ねることで
身についていく内容になります。

ですので、上手くできないからと言って
ストレスを感じていては本末転倒になって
しまいますので、そこは注意してください。

怒りを含め、感情は人間関係の構築に
重要なファクターの一つです。

しかし、感情は人によって取り方も様々になります。
アンガーマネジメントを身につけて
理想の人間関係を構築してください。

その為の参考に少しでもなるのなら幸いです。


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田中 一真

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