やっぱり親と向き合うのは怖い~捨てられない自転車に思いを馳せて~
こんにちは。
生きづらさ改善コーチの飯田さくらです。
わたしは毒親(=精神的に未熟な親)に育てられ
愛着障害を自覚しています。
愛着について知りたい方はこちらの記事をどうぞ↓
愛着障害を自覚して勉強したことや
親と離れて暮らしたことで
自分としてはだいぶ愛着障害を克服してこれたなと思っています。
......が、
まだ母親の支配下にあるのだなと
思い知らされた出来事がありました。
それは、我が家の庭に置いてある1台の自転車についての論争です。
わたしは高校時代自転車通学だったので、
通学に使っていた自転車は
卒業後、ずっと実家に置いてありました。
かれこれ20年経とうとしている1年前のある日、ふと母からLINEが来ました。
「あんたが高校生の時に使っていた自転車、
修理したから持っていこうか?」
と、思いながら
「あ、ありがとう...」と言うしかないわたし。
修理したという自転車は
乗ってみたら右のブレーキが効かない状態だった。
えー、どうしよう?
ここでわたしが思い浮かぶ選択肢は2つ。
①ブレーキを直して乗る
→近くの自転車屋にもっていくのが面倒。そもそもふだん生活していて自転車が無くても困らない
②廃棄する
→次に母が来たときに「あの自転車は?」と聞かれるのが怖い
あなたなら、どちらを選びますか??
わたしはというと...本心に従うなら②を選びます。
だって、今のわたしにとっては不要なものだし。
わたしの意向も聞かず、勝手に母がやったことだから
「母に申し訳ない」とか思う必要はないと思うし。
旦那もわたしの意見に賛同してくれたし。
ところが現実は、
ここまで心が決まっているのに
まだ廃棄できてないんですよね。
決断してから1年、庭に放置したままです。
「次の不用品回収の時には捨てよう」
次こそは、次こそは...
で、結果1年経っているという(笑)
「愛着障害はいくら克服できたとしても
親の前では昔の自分(支配されていたときの自分)に戻る」
って本に書いてあったけど、
本当にその通りだな
と思いました。
親の前ではいつまでも
「いい子」で「親の言うことをきく子」になってしまいますね。
まぁ仕方ないか。
20年間そうやって生きてきたんだから。
もうそれは割り切ろうと思います。
そんな自分の状況を理解しているからこそ、
母親と適切な距離を保ち
本来の自分でいられる時間を多く持つこと
が大事かなと思っています。
「完全に克服しなければ」という思いから解放された方が
楽に生きれますしね♪
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