授業は「内容」「シンプル」「組立て」「流れ」が重要

授業をしていると、「コンテンツ」「シンプル」「組立て」「流れ」が重要だとつくづく思う。

まず、一つ目は「コンテンツ」だ。
生徒が食いつくコンテンツ、熱中するコンテンツ、知的で面白いコンテンツ。
このようなコンテンツを準備することが重要だ。
そのコンテンツを生徒に提供した時に、生徒の楽しそうな姿がイメージできるかを判断しよう。

二つ目は「シンプル」にするということだ。
これはどういうことか。
良い「「コンテンツ」が準備できると、つい、全部を詰め込みたくなる。
しかし、そうすると、生徒たちにとってお腹いっぱいになったり、疲れたり、時間が足りなかったり、内容が薄くなってしまったりする。
そこで、授業内に適度な量になるようにコンテンツを精査することが重要にもなる。
つまり、欲張りすぎは授業の質を落としてしまうということだ。

三つ目は「組立て」である。
「組立て」というのは「作業を授業のどこで取り組ませるのか」「知的な面白い話を授業のどこでするか」「話し合いの時間を授業のどこでさせるのか」という授業パーツの配置だ。
例えば授業の楽しいコンテンツが前半に偏ると、前半は落ち着きのない状態になるし、後半はつまらないものになってしまう。
逆に、前半に楽しいコンテンツがないと、集中力が切れて疲れてしまい、後半の楽しいコンテンツにうまく乗せられないとうことがある。

生徒の集中力が切れずに、適度な楽しさで、授業を終えられるように、授業パーツの配置をすることが重要だ。

最後に「流れ」である。
良い「コンテンツ」があっても、授業中に自然な「流れ」ですすむことが重要だ。
また、良い「組立て」ができても、本番の授業でスムーズに授業が行えないと、生徒はスムーズに授業に乗れない。
だからこそ、前日までには一度、授業を簡単にイメージトレーニングしておくことをおすすめする。
そうすることで、不自然な流れに気付くこともあるし、本番の授業もスムーズに進めることができる。(授業日の朝に軽くイメージしておくとさらなに万全だ)

以上の4つのポイントをおさえて授業をすると、自分の授業に手応えを感じやすくなる。ぜひ、意識してみてくだい。


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