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【授業】授業中の雑談や小話は少しだけ準備した方が良いかも。

私が学生だった頃、先生たちのちょっとした雑談が好きでした。

ただし、楽しいと思えるのは授業がわかりやすい先生の雑談です。

そういった大前提の上で、雑談は楽しく聴けたし、そのようなわかりやすい授業をしてくれる先生の話は興味を持って聴くことができました。

現在は自分が教師となり、生徒の前に立って授業を提供する立場となりました。

やはり心掛けることは「わかりやすい授業」「興味深い授業」「楽しい授業」です。
そして、そのような授業でも秩序がある状態になるようにも心掛けてきました。

3ヶ月ほど経つと、クラスにもよるが、そのような授業が安定して続けられるようになってきました。

そのような状態の教師の人たちに提案したいのが「授業内容から少し離れた雑談や小話」を入れてみることです。

授業内容に密接に関わる知識や小話は毎回の授業に入れるようにしているが、授業内容から少し離れた教師の人生における経験談などは数回に1回ほどで良いとは思います。

ただ、その時に準備せずにその話を伝えるのではなくて、少し準備をしてから伝えた方がより効果的に伝わると思います。

多くの教師は人生であった興味深い経験やエピソード、印象的な出来事などがあると思います。

そのようなものを、思いつきで話すのはとてももったいないと思います。

話の順番や描写によっては、より生徒の興味をそそることができるからです。

私がよくするのは、エピソードをイメージしやすいように写真や画像などを用意しておくことです。

その写真や画像を効果的に用意して、それらに沿って、話をしたり、生徒に質問をなげかけたりすると、とても効果的だなと実感しています。

授業に秩序が定着してきた頃に、そのような先生の人生を垣間見るような雑談や小話を時々いれることによって、教師の良い意味での自己開示となり、授業の雰囲気や生徒との関係性がより良いものになります。

そして、そのような教科書には載っていない教師の雑談や小話が、私が学生時代に抱いた気持ちのように、生徒たちにとっての思い出や人生に役立つ時がくるかもしれないと思っています。

そのようなちょっとした期待を抱きつつ、私は時々雑談や小話をすることがあります。

みなさんも、ぜひご自身の教科や経験にまつわる興味深い雑談や小話を効果的に取り入れることをおすすめします。

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