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【授業・学級運営】書籍にある実践を活用しよう。

初任の頃などは、自分で教科書を読み、自分の発想で授業を一から作っていくことをしていました。

もちろん、インターネットや教科の参考書などを読むことはありましたが、それは「知識や理解を深める」ためにしていました。

そうして、自分が学生時代に受けてきた授業の型にあてはめて授業をしていくというパターンで授業づくりをしていました。

ただ、それには膨大な時間を費やします。

非常勤講師などであれば、そのような時間もとれるかもしれませんが、学級担任や部活動の顧問などをしている場合はそのような時間を捻出するのも一苦労かもしれません。

私がオススメするのは、書店で授業実践の書籍を購入し、その授業を自分の授業に取り入れることです。

書籍によってはワークシートなども付いており、それを授業で実際に利用しても良いという場合も多くある。

私は授業プリントを使っているのだが、プリントの左半分は教科書の授業案冊子を活用し作成し、右半分は書籍にある思考系のワークシートを活用して作成している。

それによって、授業作りの時間も短縮でき、かつ、生徒たちが熱中して思考系のワークシートに取り組めるプリントを作成することができます。

もちろん、プリントや授業で扱うワークシートや実践などは、実際に取り組むとあまり盛り上がらないものもあります。
そのようなものは、経験を積む中で、取捨選択の精度が上がってきます。
「このワークシートは盛り上がるな」とか、「この思考問題は難し過ぎるな」などがわかるということです。

私は社会科なので、そのような生徒が熱中するようなワークシート集や思考問題集などがまとまった書籍を多くもっています。
そのことによって、授業づくりがとてもラクになりましたし、それらの教材から多くの学びを得て、自分自身が授業を発想して作る場合の参考にもなりました。

書籍の購入にはお金がかかりますが、購入すれば、時間短縮と授業の質の向上というメリットも得られます。

また、同僚や教師仲間に教材や授業のデータを持っている人がいたら、譲ってもらうのもいいかもしれません。

私は将来、全国の教師が授業データなどを共有できるプラットフォームをつくることができたら、より教師は働きやすく、なおかつ生徒により良い授業を日本全国で生み出せるのではないかと考えています。

なぜなら教師は何万人もいるので、何万もの授業データを共有できるからです。

この夏休みは書店やインターネットショッピングなどで、授業実践や授業に活用できる問題やワークシートがある書籍を手に入れると2学期からの授業づくりがより良くなると思います。

また、以上のことは「学級運営」などにも言えることです。
書店で学級運営で活用できるワークシートや実践などが掲載されている書籍を探してみて、ぜひ参考にしてみてください。

自分が行き詰まっていた学級運営の壁を乗り越えるヒントになったり、今までよりさらにレベルアップした学級運営ができるきっかけにもなるかもしれません。

以上、「書籍にある実践を活用しよう」という話でした。



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