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理解しないけど受け入れ合う。子どもに対してもそのスタンスでいたい。【仲良し夫婦サークル】

私には好きな仏像がいくつかある。

六波羅蜜寺の空也上人像
興福寺の阿修羅像
広隆寺の弥勒菩薩 (実際に見たことない)

行った先のお寺の宝物庫の見学ができるならとりあえず行きたいタイプ。

お寺にも好みがあり、

高台寺
平等院鳳凰堂

が好き。


かと言って、歴史オタクかと言われれば全然そうじゃない。
大学受験の日本史レベルの知識しかない。


ただ、日本史の勉強をしていて、教科書や資料集を見ているうちに、なんとなく好きになった。京都への一人旅で実際に会いに行ったら、やっぱり好きだと思って。


それから、「あ~~~~空也上人像が見たい」という時期がたまに来る。ポスターや旅行パンフレットに京都の文字が見えると、次に見てみたい弥勒菩薩や圧倒的推し仏像の空也上人像を思い出す。あ、興福寺は奈良だけどね。




旦那さんと私はそこそこ趣味が合う。
でも、私の推しの仏像がいることと推し寺があることは理解してもらえない。その昔、まだ恋人同士だったときに京都へ旅行が決まり「絶対に六波羅蜜寺は行きたい!」と伝えたとき、ちょっと変な空気が流れた。私は忘れない。




私は私で、自分の好みがちょっぴり独特だな~と自覚している。お寺も仏像も好きだけど、ちっとも詳しくないし。「好き」でいることに何かテストがあるのなら、低い点数しか取れないだろう。

旦那さんがそんな私を理解できないからといって落胆しないし、理解してもらいたいと思わない。

理解できなくても、受け入れてくれれば、それでいい。
否定しないでいてくれれば、それでいい。




私だって、旦那さんのアニメの趣味は一生わからないと思う。

でも、きっとそれでいいのだ。

「家族だから」という言葉を枕詞にぜんぶ分かり合う必要はないし、
ぜんぶわかりあったら、それはそれできっとつまらない。




どれだけ長く恋人でいても、
家族になったとしても、

「わからない」
「理解できない」

そんな部分があるから、きっと夫婦はおもしろい。




【番外編】

2歳の娘は外に出るたびに「お気に入りの石」を拾って玄関に並べる。これもきっと、今の娘の趣味だと思う。

石を拾いたい気持ちを大人の私は理解することが難しい。でも、否定はしない。娘のことをもっと知る手がかりのひとつとして受け入れていたい。




明日もいい1日になりますように。


#仲良し夫婦サークル

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