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「できなかった」を「しない」に言い換えてみた【子育てエッセイ】

子育てしていると、

「今日も掃除機をかけられなかった!」
「洗い物を片付けから出発できなかった!」
「子どもたちを図書館に連れて行ってあげられなかった。」
「今日も自炊できなかった!」
「早起きして朝活できなかった!」
など。

子どものことから自分のこと、おうちのことまで、日々たくさんの「できなかった」に出会う。できなかったことばかり目についてしまって落ち込むよね。
私は毎晩、頭の中のTO DO LISTを思い返しては、無能感に苛まれる。



これらの「できない」を「しない」に言い換えてみる。

「今日は掃除機をかけない。」
「洗い物をしない。」
「子どもたちを図書館に連れて行かない。」
「今日は自炊しない。」
「早起きしない。朝活をしない。」

すると、「できない」と表現していたときの後ろめたさ・自分の無能感が変化する。「しない」と言葉にして心がスッキリする項目と「なんか違うんだよなぁ」ともやもや感が残る項目があった。



このワークは先日参加したアドラー心理学の講座のもの。講師1名と仲間3名の合計4名で学んでいる。

仲間の1人が気づきをシェアしてくれた。

「できない」を「しない」という表現に変更してスッキリする項目は、本当はやりたくないことでは?

たしかに、私の「できない」を「しない」に変更してスッキリ感を得た項目は、「掃除機をかけない」「洗い物をしない」などのやらなきゃいけないことだけどやりたくないことだった。

反対に、「できない」を「しない」に変更して特にもやもや感が残ったものは、「早起きしない。朝活をしない。」というやりたいけれどやれていないことだった。



「できなかった」「できない」の中には、

①やらなきゃいけないことだけどやりたくないこと
②やりたいけれどやれていないこと

の2種類あることがわかった。



そう思ったら、日々のできなかったことに対して解決はできなくても改善はできそうだと思えた。

①やらなきゃいけないことだけどやりたくないこと
「今日はやらない!明日やる!」と決めてスッキリさせる。

②やりたいけれどやれていないこと
どうしたらできるかを考えてみる




「できなかった~~~」「落ち込む~~~」
よりも、
「これはやらない!」と決める。「どうしたらできるか」を考える。

すると、できなかったことばかりで足元を見ていた視線が、ぐっと上に向けられる。




「できなかった」と落ち込む前に試してみてね。




明日もいい1日になりますように。





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