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190th_我輩の辞書に「どうせ」という言葉はない!

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  このブログは、
  「生涯、荒唐無稽!」を掲げ、
  ジャーニランという200~500kmを走る
  というクレイジーなレースにおいて、
  その最高峰を目指すとある男の実録である。

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大人と子供の違い

少し先のことですが、
子供のランニングの指導をしてほしい
という依頼を受けました。

何年か前まで子供に対する指導をしていましたが、
最近ではめっきり減ったので、
改めて過去の取り組みを思い出しながら、
ご依頼に応えられるように準備しています。



大人と子供の違いはいったいどこにあるんでしょうか?


法的な解釈が変わった今日、
成人とされるのが一昔前は20歳だったのに、
今では18歳で成人式を迎えます。
(厳密には自治体によって違うようですが)

私たちが「今日から大人!」と大腕振ってお酒を飲むようになるのが、
大人かといえば、ただ法的な解釈が変わっただけなので、
釈然としないものがあります。

大人と子供の違い、それは
"記憶の有無"が挙げられるかもしれません。


■ 子供によくあるパターンとして、
初めから全力で走ろうとします。

そして最後まで走ることができず、
途中で大幅にペースダウンしてしまいます。


つまり、目の前の道を走ることに夢中になって、
最後まで続けられなくなってしまうのです。


■ 反対に、

大人になると、過去の経験から

「このペースでは最後まで走ることはできないよな」

ということがイメージできます。

だから「最初からペースを上げずに走る」という選択をします。


このように大人と子供の違いは、

"過去の経験の有無"

にあるのです。


このように考えると、
長距離走においては大人の方に分があることになります。


■ がしかし、その一方で、
過去の経験が邪魔をすることがあります。

何かをしようとした時に、
無理や無茶して痛い目にあった経験を元に、
自分を矮小化してしまい、
チャレンジする気概をも無くしているケースです。



たとえば、

ステーキを食べに行こう!
→休みの日だし、どうせ混んでいるからやめよう。

もう一件、訪問すれば商品が売れるかも!
→やったところで、どうせまた断られて、終わるよな。

今年の目標を立てよう!
→どうせ立てたところで年末にはお座なりになる。


健康のために1日1万歩歩こう!
→いや、どうせ3か坊主で終わるって。

など、(ステーキの件はいいにしても?)

過去の苦い経験や体験をもとに、
未来の出来事を判断してしまい、
やる前からチャレンジしなくなる

のです。

■ 子供にはそれがないわけです。

なぜなら、
「子供にはやったことないことだらけで、
 チャレンジする以外の選択肢がないから」
です。

もしかしたら、
「チャレンジする」とすら思っていないかもしれません。

"やりたいからやる"
そんなシンプルな発想かもしれません。
(子供のときを思い出してみて、、、どうでしょう?)


■ 翻って、

冒頭のような子供に指導する立場からすれば、
成功経験を積ませることにあると言えます。

やってみて、うまくいけば、
子供はもっとうまくなろうと勝手に練習します。

なので、
「このように走ってごらん」で、やってみて、
「ほら、できたでしょ?」
という経験をさせるのがコーチとして、
そして親の役目ですね。


■ チャレンジする気持ちは、
子供に限らず、大人においても同じです。

みなさん、自分なりに走ってみて、

「うまくいかない。もっと楽しく走りたい。」
「ではどうすれば良いか?教えてほしい。」

ということで、僕のところに学びに来ます。

おそらく、やる前から諦めている大人は、
走ることすら「しんどい」や「嫌い」といった感情と共に、
やらないことを肯定化しているので、
チャレンジすることもないはずです。



■ 自分で自分の可能性に蓋をしてしまっていては、
伸びる芽も伸びるわけがありません。

そして、その芽を自分で摘み取っているのは、
何を隠そう自分自身なのです。

そう、
「どうせ」という言葉と共に。


各いう僕も、
言葉のチョイスには気をつけたいので、

僕自身の辞書からも
「どうせ」の言葉を封印して、
常にチャレンジャーであるように努めます!

今日もお読みいただき、ありがとうございました!


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