216th_最後まで"全力少年!"で!
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このブログは、
「生涯、荒唐無稽!」を掲げ、
ジャーニランという200~500kmを走る
というクレイジーなレースにおいて、
その最高峰を目指すとある男の実録である。
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■ 普段から
「自分にはできる!できる可能性がある!」と、
根拠なき自信があるほうだと思っているが、
その出所を辿ると、
約20年前の学生時代に単身でシルクロードを横断したことにあるだろう。
■ 当時は、神戸に住む"普通の学生"であった。
経済学部というどこにでもある学部の
どこにでもいる3回生で、
何ができるわけでもなく、これといったやりたいこともない。
親に迷惑をかけたくないので留年せずに卒業して、
テキトーに一人暮らしでもしながら、
社会人を楽しんでいたらいい。
とでも思っていた。
授業にも真面目には行っていたが、
興味をもてる内容もほとんどなく、
だから今を持ってしても覚えているものはほとんどない。
(めっちゃ失礼w)
ただ毎日、のほほんと過ごすだけだった。
■ それが、ひょんなことでシルクロードに行くことになった。
今考えてみれば、ただの傷心旅行で、
一年も前に付き合っていた彼女にフラれたのをひきづって、
それを癒すために(?)
「えいやっ」で中国に行ったのだった。
当時は神戸港からフェリーを使って2万円程度で中国の天津まで行け、
無駄にバイトで稼いだお金50万円を握りしめて、
後戻りのできない旅に出た。
行く宛もなく、
「とりあえず海外に行きたい!」
で、船に飛び乗ったが、
北京のゲストハウスで出会った同年代のバックパッカーに感化され、
「じゃあ僕は西へ、パキスタン目指していきます!」
と勢いで言ったのがきっかけで、
最終的にはトルコまで行き着くことになった。
シルクロードについての知識も、パキスタンという国の事情も、バックパッカーという旅も何もわかっておらず、
若者の特権でもある"勢いと情熱"だけでシルクロードを駆け抜けた。
当時のパキスタンは、イラク戦争の影響で少し前まで混乱の真っ只中にあったアフガニスタンのそのお隣の国にあったわけだが、
そんなことお構いなしに(というより無知だった)
「ビザくれ!」と北京のパキスタン大使館に頭から突っ込んでいき、
西へ西へ。
2ヶ月かけて、トルコまで行った。
■ この時の経験を"成功"と捉えているのだろう。
全くのゼロからでもシルクロードを渡りきったのだから、
「自分はできるはず!ポテンシャルはある!」
という根拠なき自信ができたのだ。
がしかし、
その後の就職活動ではうまくいかず、
(そもそも就職活動をまともにしていない)
「自分は日本の水に合わない。
やっぱり自分は旅の中でこそ自分らしくいられる!」
と思い込んでいた。
その後、紆余曲折あってベトナムに移住し、
走ることになったのだが、これはまた別の話。
■ 自分の根拠なき自身の出所は、
20代の初めに無理・無茶・無謀な旅をした、
過去の実体験にある。
旅立つ前に、当時のバイト先の連絡ノートに、
明日から中国に向けて、出発します!
最後まで全力少年で!
と書いたのを記憶している。
あれから約20年が経つが、
今でもまだあの当時の情熱は持ち合わせていたい。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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