Josa

ライター&編集者✍️

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  • ZINE『#OOTD』収録エッセイ

    テーマは「ファッション×自己表現」。ZINE『#OOTD』にページ数の関係で載せきれなかった5つのエッセイを収録しました。隠し事無し、フルバージョンです。

最近の記事

日曜の夜、2時間だけ、私たちは姿を変える

黒いジャケットがはためく。ヒールがステップを踏む。歓声が上がる。篠原涼子の『恋しさと切なさと心強さと』が流れる。観客はいない。でもその空間は、ステージさながら輝いていた。 日曜の夜、月曜が始まるほんの少し前の、ほんのわずかな時間。主婦や会社員や学生や母親なんていう肩書きをかなぐり捨てて、私たちはただ音楽に身を委ねる。私たちの心は丸裸になっていた。 大変な毎日かもしれない。きっと身も心も疲れている。忙しすぎてうんざりしているだろう。すり減らす日々を送っている。他人に見せるた

    • iPad Airがやってきた!|日記

      この度、めでたくiPadを手に入れました。 か、かわいい……! 本当は挙動不審なMacbookと情緒不安定なiPhone11を真っ先に買い替えるべきですが、たまらずiPadに手を出してしまいました。 そして今まさに、おニュー(死語?)のiPadで文字を打っているところ。Smart Keybord Folioも一緒に買ったので、画面タップではなくパソコンのように打っているところ。 挙動不審Macの代替機としても使えたらと思っています。ただ慣れていないだけかもしれませんが

      • 自己紹介と、お仕事と、私にできること。

        こんにちは、Josaです。 各方面から「あの美女は誰か」というお声を多数いただいております(嘘)。 そこで改めて、自己紹介と、これまでのお仕事、そして私にできることをこの記事にまとめました。随時更新です。 興味を持っていただけましたら、仕事のご依頼でも、ご相談でも、雑談でも受け付けております。お気軽にお問い合わせください。 少し長くなりますが、お付き合いいただけると幸いです。 (↓目次をクリックして気になるところだけ読む) 自己紹介プロフィール Josa フィリピン

        • 文豪たちは「男はツライよ」と酔いしれる|書評『女を書けない文豪たち』

          面白い試みを始めた。 本を読んだら、紙の栞に感想を書けるだけ書き、本に挟んでおくという試みだ。大量の栞が手に入ったのでどう使おうか迷っていたところで思いついた。栞くらいのスペースなら肩肘はらず気楽に感想を書けるし、その本を再び開いたときに内容や感想を鮮明に思い出せるはず。 他の人が面白いと思うかはさておき、私はこれが面白い。今5冊目くらい。みんなもぜひやってみてほしい。 そして今日もまた1冊読み終わったので、栞に感想を書いていたところ、栞のちっぽけなスペースだけでは想い

        日曜の夜、2時間だけ、私たちは姿を変える

        • iPad Airがやってきた!|日記

        • 自己紹介と、お仕事と、私にできること。

        • 文豪たちは「男はツライよ」と酔いしれる|書評『女を書けない文豪たち』

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        • ZINE『#OOTD』収録エッセイ
          5本

        記事

          年齢不詳

          見る人によって私の年齢が変わるの面白い。 ここ最近いろんな人と出会いがあって、年齢を聞かれることがあって。大体7割くらいの人の目には私は実年齢より年上に見えていて、2割くらいはドンピシャで当ててきて、残り1割が実年齢より年下に見えている。 実年齢より年上の大人な女性というイメージが強い私ですが、アメリカに行った当時19歳の頃は、なんと14歳だと思われていた。保育園のPTA会では「ママお若いですよね!?」といわれる。 私は考えた。年齢ってそれ単体では機能しないのかもしれな

          年齢不詳

          恋愛記事が書けなくなった

          ライターになったばかりの頃、私の得意分野の1つに「恋愛」があった。 思春期から絶えず誰かに想いを寄せたり寄せらたり、雑誌やネットで恋愛テクニックを学んで磨いてきた甲斐あって、私の書く恋愛(ハウツー)記事は定評があった。 女性向けの恋愛メディア、男性向けの恋愛メディア、婚活、マッチングアプリ、セックステクニック、エトセトラ……。特にセックス分野はここまでオープンに書ける人はいないらしく、重宝されていたように思う。 うろ覚えだけど、こんな感じのタイトルだった。 ・男性にモ

          恋愛記事が書けなくなった

          学校のトイレ

          学校の怪談的な話ではない。 息子が新1年生になるので、小学校説明会に参加してきた。寒波が近づく中、体育館に集まって話を聞く。すごく寒い。体育館でも全学年の児童が集まれば良い感じに密集感が出るのに、保護者50〜60人と教師数名だけではいやに広く感じる。寒さも何割か増しているような気がする。 「入学までにやっておいてほしいこと」という項目の中に、「和式トイレで用を足せるようにしてください」と指導があった。確かに、特に古い校舎の学校だと和式トイレもまだまだ残っているよな、と思っ

          学校のトイレ

          クリスマスが年ごと質素になっている理由

          メリークリスマス! 2022年は23日(金)・24日(土)・25日(日)と、見事にクリスマスが週末にまとまっていますね。この3日間、SNSで流れてくる投稿やストーリーがどれもこれも華やかでした。 でもこれって、みんながみんなクリスマスを華やかに過ごしてるって錯覚しそうだけど、そんなわけないんですよね。そもそも華やかに過ごさない人は、わざわざSNSに投稿しない。仕事だったとか、特に何もしなかったとか、いつもと変わらない1日を過ごしただとか。 かくいう私も、24日と25日で

          クリスマスが年ごと質素になっている理由

          産後の事情

          産後37日目。 可愛い赤ちゃんを爆誕させたのと引き換えに、私のお腹はゆるゆるのシワシワになった。37日経っても元に戻らないウエストと体重に軽く絶望している。 37日程度じゃ体型は戻らないとわかっていても、体重減少はあと6kgを残してピタッと止まってしまったし、お腹も出たまま、太もものスキマは豊かな肉で埋められ、お尻との境界線は行方不明。焦る。 私にとってこれは死活問題である。 なぜなら、妊娠前に着ていた洋服の6割が入らないからだ。 ジーパンはもちろん入らない。ゴムのパンツ

          産後の事情

          “ファッションの自由”を奪うもの

          私が洋服やファッションを好きになったのは、母が大きく影響している。 母の若い頃はそれはそれは美人でスタイルも抜群。 ワイドパンツや、ローウエストのミニスカにホルターネックのショート丈トップス。今の若い子でも勇気がいるシロモノ。そんな服をナチュラルに着こなす若い母の写真を見て、羨ましい、そしてカッコイイと思った。 私を産んだ後も母はおしゃれを楽しんでいた。 フィリピンから日本にやってきた母はショークラブでダンサー兼ホステスとして働き始める。当時の写真を見ると、昔のホステスっ

          “ファッションの自由”を奪うもの

          気持ち良い服②|服と性犯罪

          さて、夫に「男のためにそんな服着てるとしか思えないんだけど」と言われた件について話を戻そうと思う。ちょっとリスキーな話をする。 私は、自分の体型を理解している。下半身太めなんだけど、まず目が行くであろう場所はお尻。とにかくお尻が大きい。そしてボディラインが出る服を「気持ち良い」と感じるので着る。すると、お尻だけが突き出て見える。 これに対して、男の人はドキッとする。それは自然の摂理であるし、人間の本能であるし、女の私でもこんな服装の女の子がいたら目で追うと思うから「見るん

          気持ち良い服②|服と性犯罪

          気持ち良い服①|何のために、誰のために

          「男のためにそんな服着てるとしか思えないんだけど」 夫にそう言われた。私の服装について喧嘩になった日の出来事である。 私は時々、男の人をドキッとさせる服を着ることがあるようだ。胸元が大きく開いてるとか、スカートがすごく短いとかもあれば、全身を布で覆ってはいるけどボディラインが出ているとか、お腹がチラ見えするとか、透けているとかもある。 その日はどんな服装をしていたのか忘れてしまったけど、帰宅して、お風呂上がりに夫と何気なく会話していると、何かがきっかけで喧嘩が勃発した。そ

          気持ち良い服①|何のために、誰のために

          自己表現

          「外見と内面、どっちが大事?」とはよく聞く質問ではあるけれど、どっちかを選ぶのはナンセンスではなかろうか。 私は「外見は内面の一番外側」だと思っている。つまり、内面の性格とかパーソナリティだとか自己認識だとか、あるいは「こうしなければ」といった義務感とかが、じんわりと外見ににじみ出てくる。それは服装もだし、顔つきや髪型、爪にも現れる。内面から外見、外見から内面、双方向でグラデーションがかかっている。 そう考えると、ファッションは自己表現なのだな、と思う。 私は普段、自分

          自己表現

          スーパーラッキーデーにあやかってみる

          noteを書きたい、とずっと思っていた。 超久しぶりにnoteのエディターを開いたら、違和感を感じるくらいシンプルな画面。執筆に全集中できるように無駄が省かれたのだろう。洗練された雰囲気すら感じる。 今日は2022年6月10日。一粒万倍日と天赦日が重なるという、スーパーラッキーデーらしい。この日は「蒔いたひと粒の種が、万倍にもなって返ってくる日」「天が万物を赦す日」と言われている。何かを始めると、何事もスピーディーにうまく行く日らしい。2022年には数回しかなく、しかも今

          スーパーラッキーデーにあやかってみる

          初心者Webライターが月収20万の壁を突破するまで

          こんにちは、野心家ライターのじょさです。筆者について知りたい人はぜひTwitterをチェックしてください。↓ Webライターになって1年4ヶ月、そしてTwitterの本格運用を始めてから5ヶ月経ちました。Twitterでは自分がライターとしての活動をしていることを少し発信したり、実際に書いた記事のシェアをしています。そのためか、最近は「ライターになりたい」という志望者からの相談を受ける機会が増えました。 今までの経歴はもちろん、ライターになる方法は人によって違います。ただ

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