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『団地の余白に見る編集された未来の可能性』1月19日の日記

皆様こんにちは。じょりこです。今日の東京も穏やかで過ごしやすいお天気。来週の喫茶マーケットもこんな感じのお天気になりますように。

そんな穏やかな休日。前々から気になっていたMUJI×URのトークイベントが銀座無印で行われるとあって、早速申し込んだ私は銀座へ。

トークイベントでが登壇された方はお二方。新しい銀座無印の雰囲気も相まって、早くもワクワクします。

正直、団地は"持続可能な社会"を作るめちゃくちゃいいベースなのではないかと思うのです

スピーカーは、小正 茂樹さん。UR都市機構千葉エリア経営部の方。そしてMUJIHOUSEの豊田 輝人さん。

私は豊田さんのコラムも掲載されている、無印良品のメールマガジンを楽しみにしているのですが、その中でも"団地"が気になってしょうがない。

なぜなら社会人になってからしばらく、親戚の近くにいたいと思い、武里団地というURで暮らしたことがあったからです。

そこに住んでいた時はその地域のいろんな方々とのつながりを感じることができました。距離感が掴めず困ったこともありましたが、いい経験だったなと思います。

団地の部屋は畳だし、寒いし、古いし、もう嫌だ。。と思って飛び出したのですが、このMUJI×URの団地はかなり魅力的。

しかも家賃も激安。2LDKで確か6万くらいって書いてあったような(千葉県の花見川団地)。そして更新料が不要。

団地は魅力的です。すでに暮らしやすい設計が作られており(近くに学校や図書館、病院、介護施設、行政施設、商店街など)、コミュニティもあります。そして人口減少による空き部屋が多く出来たことで"余白"か作られています。

さらにその場を、住居を入居者が編集できるように設計しているのがこのMUJI×URの団地の面白さ。

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大阪から始まったのはだいぶ前に知っていたものの、いつの間にやらこんなにスケールしていたとは!今日は私の大好きな千葉県花見川団地のご紹介もありました。

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古いは新しいより価値が劣るとは限りません。そこを良きものとして残す。

団地の部屋には昔ながらの柱の梁があるのですが、それをURさんは取った方がいいよねという話だったそうです。しかしMUJIHOUSEさんはそこで取りましょう、といいつつ、結果残したそうです(笑)。そして今、残してよかったね、ということになりましたというお話も。

写真を見るとわかりますが、残していいものって、ありますよね。そこから醸し出される生活をしてきた人たちの息遣いというか。

そこで暮らしてきた人たちを尊重している行為だなぁと、思ったのです。

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団地のモビリティに関してもおもしろいものが。

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"GACHA"。すでにヘルシンキで発表されている自動運転バスです。いつでもどこでもモバイルで呼び出すことができ、中には16名ほどが乗車可能その中はお互いの顔がわかる四角に座る構造になっており、もちろん運転手はいません。

ここで生まれる会話から生まれるあたたかみを想像するだけで、団地に住みたくなります。

そして団地には商店街があるのですが、そこで開かれるマーケットもなかなか素敵です。お店だけではなく、個人の使っているものも手にとってもらえる場を作ることができる。それは一人一人が主役になれるコミュニティです。

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そして団地には昔、葬儀場もあったという衝撃…!!

小さなコミュニティ内で仕事が作られ、ものが作られ、経済の循環が生まれたらもうそこは。。。その未来、考えてみただけでもかなりワクワクしませんか?

色々妄想が膨らみます。例えば日常のモノやサービスをサブスクリプションにして共有するとか。団地内でのチャレンジキッチンとか。いいないいなー!

人口減少による"余白"は編集できる"可能性"。何ができるのか、何をしたいのか、どうあっていきたいのか。また考えるきっかけになった時間でした。

団地アップデートをコツコツ取り組まれてきた無印良品さんとURさん。ありがとうございます!

私も将来居住を検討したいです!

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