『読むアートはいかがですか?』7
皆さんこんにちは。お元気にお過ごしでしょうか?少し風邪をひきそうだった私は、昨晩ニンニクを大量に食べたので今日、心配です。
さて今日は、こちらの写真家、幡野広志さんをご紹介させてください。
私と幡野さんの出会いはnoteでした。たまたま目にしたその世界観に出会いたいと思い、彼の展示を観に行った場所が日本橋にございますこちらのアートギャラリー。
"アートとの対話を通じ、アゴを解放する空間"このコンセプトが私は好きです。幡野さんのこの時の写真展は"いただきます、ごちそうさま"だったかな。野生の命を打って、食べる。その作品たちをみた時私は、なにかの命をもらっているこの命、循環できているのだろうか。とふと考えてしまったのでした。
人間は、地球にいて、自分たちも自然、つまり宇宙の一部。そんな中、この命たちは、なんのために生きているのかを深く深く考えてしまったのです。哲学変態の私はそんなふうに、何故こうなっているのか?を考える癖があります。あしからず。
幡野さんは血液のがんです。寿命も実はそんなに長くは、ないのです。
こちらはそう、また登場しました。私が大好きなTEDxHAMAMATSUに登壇された時の幡野さん。生きること、死んでいくこと、人間の自由のこと。人間の自由というのは、尊厳にあるということ。
そして彼が愛してやまない、息子さん。その愛がこもった写真の数々に胸を打たれます。
愛する人たちを残して、この世を去る。そんな人が今までたくさん、いて、私たちが今在ること。愛は、少しやっぱり怖いということ。失うものは愛ではないのかもしれないということ。
彼の写真を通して、人間の尊厳、そして愛やエゴについて深く考えました。
アートを見るのもだけど、そのアートを作っている人が、芸術なのだと私は思います。
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