カガミユウキ

はじめまして。色々と思うところがあり、文章の練習をするために始めてみました。よろしくお…

カガミユウキ

はじめまして。色々と思うところがあり、文章の練習をするために始めてみました。よろしくお願いいたします。エンジニアですが、文系寄りだと思います。

最近の記事

大事なことは、切手から教わった

 私は、趣味が多い。非常に移り気で、飽き性だ。それを自覚しているため、良きところで別の趣味に移ることにしている。ずっと日本史の勉強をしていたが、源平合戦が終わり、頼朝が死んだあたりで一度休むことにした。  しかし、どうして日本史だったのだろう、と考える。勉強していると、どうにも既視感のある文化遺産が多い。私もいい年だ、どこかで目にしたこともあるだろう、とは思う。しかしそれにしても既視感が多い。  そう言えば、とふと思い至った。私は、切手収集も趣味だったのである。  数年

    • 負けても魅力的なチームになるためには?(札幌戦の敗退を通して)

       札幌戦の敗退直後に、これを書いています。できれば冷静に、客観的に書いてみたいと思います。  あくまでも個人的な意見ですが、最近の負け方はなってないです。あれでは固定客は離れていくと思います。鹿島戦でついた(かもしれない)新規顧客も、今日以降はお金を払って試合を見ることはないでしょう。  では、どういう負け方ならいいのか? そもそも負けていいのか? という意見もあると思いますが、これについては、手前味噌ですが、過去にこういう記事を書いています。要約すれば、「負け方が良けれ

      • フットボールにおける「集中」とは?

         フットボールには、少々おかしな表現があって、それもまた、「味」だったりする。  例えば、「高さがある」。身長が極めて高いプレーヤや、そのようなプレーヤを備えたチームを示す言葉だが、これも面白い。反対の言葉を考えてみよう。「高さがない」というプレーヤは、イコール、身長が0mmなのだが、そのような人間はいないわけで・・・。  さて、フットボールにおいて、「集中」という言葉はよく使われる。ピッチ内では、選手を鼓舞する時に。時には、失点の理由として、「集中力の欠如」というふうに。

        • 音楽をたくさん聴いてみた。

           自分で言うのもなんだが、私は結構、多趣味だと思う。いずれも誇れるようなものではないが、そもそも、趣味=個人研究という定義の私にとっては、他人と競うようなものではないので、あまり気にしていない。  ここ4ヶ月あまり、音楽を聴く趣味が再燃した。その分何をしなくなったのかと言うと、数学や、日本史や、ゲームや、サッカーや、その他諸々に時間を使わなくなった。  多趣味の良いところは、一つに飽きてきたところで、他のことがすぐにできることだ。  今は、ゲームが再燃している。今更ながら、

        大事なことは、切手から教わった

          2024.04.07 J1 京都サンガvsジュビロ磐田

           生意気にも、印象的なプレーというものをまとめてみようかと思います。というのも、そうした方が、よりゲームでの意図などが見える気がしたからです。人目に触れる方が内容にも気を使える気がするので、公開しようかと思います。後ろ向きな批判は基本的にはしないつもりです。よろしくお願いします。  DAZNでフルマッチはすぐ見られなくなりますがね・・・。  鹿島戦の敗北も悲観的な内容ではなく、むしろ希望が持てる負け方だった。負け方としては最高だったと言っていい。新潟戦では2−0勝利と無失点

          2024.04.07 J1 京都サンガvsジュビロ磐田

          お金は何のためにあるのか??

          お金の話をもっとした方が良い  新NISAが始まりました。私はこれを、「国はもう面倒を見ないから、自分で何とかしなさい」という意味だ、と解釈し、少しずつ勉強を始めています。それが良い悪いかは自分で決める必要があるでしょう。そのため、まだしばらくは、勉強したいと思います。しないかもしれませんが、するかもしれません。いずれにしろ、自分で決めるのが肝要です。  家族とも、お金に関する話は積極的にするようになり、これは、良い傾向だ、と思います。  不思議なことですが、日本人は、

          お金は何のためにあるのか??

          やりたいことはなんですか?(2024.03.16 ガンバ大阪vsジュビロ磐田)

           はるばる遠征してきました、ガンバ大阪戦。タローマン好きとしてはたまらない場所です。  さて。数年ぶりにジュビロ磐田の試合を現地で観戦してきました。パナソニックスタジアム吹田では、アウェイ席は2階に移動となったため、閉塞感は若干感じますが、それでも、声量は素晴らしいものがありました。まずは、サポーターに感謝したいと思います。  試合に関して、私は、結果にどうこう言うつもりはありません。スポーツというのは、必ずいつか負けるものだからです。ですが、負け方というのはある。どちら

          やりたいことはなんですか?(2024.03.16 ガンバ大阪vsジュビロ磐田)

          いつからJAZZは難しい(と言われる)のか?

           思いのほか先日の記事に反響があり、驚いています(といっても、無名の素人レベルの反響ですが・・・)。大変恐縮しております。ありがとうございます。  さて、先日の記事は、自分にとっては結構大事な内容だった。こうして公開しているのは文章力向上のプレッシャのためだが、内容は自分に向けている。そういう意味でも、noteをしていなくても書いていただろうと思う。言語化することで、情報の多くは削ぎ落とされるが、それでも意味はあるな、と考える。  せっかくなので、関連することを一つ掘り下

          いつからJAZZは難しい(と言われる)のか?

          JAZZって、何だろう?? って思うのが、JAZZ

           先日、雑誌「BRUTUS」で、以下のような特集号が出た。  これは、昨年に出た特集号の続編的な位置付けで、内容はもう少し、ディスクガイド寄りになっている印象だった。  JAZZは、聴き方がわからないジャンルだった。ロックのように、ビートが乗りやすいというわけでもないものだった。しかし、この雑誌に書いてあるマニアックさは、何となく心をくすぐられるものだった。  それは、鉄道模型とか、サッカーの戦術とか、切手とか、懐石料理とか、流体力学とか、地図とか、歴史とか、哲学とか、

          JAZZって、何だろう?? って思うのが、JAZZ

          ビルドアップの出口を封鎖せよ!(2024J1 2節 川崎vs磐田)

           いやあ、すごい試合でしたね!! こういう試合を勝てるのは、強くなった証拠です。興奮して眠れなさそうなので、記事を書くことにしました。  中村選手の先発予想は見事当たりました笑 しかし、川崎の1点目のパスミスは要チェックですね。ただ、グラッサ選手との距離感が問題だったと思われるので、修正可能でしょう。  前半は出来過ぎですが、いずれもまぐれではなく、デザインされているのが素晴らしい。ここは、選手のインタビューも聞いてみたいところです。  磐田4点目のPKに繋がった縦への

          ビルドアップの出口を封鎖せよ!(2024J1 2節 川崎vs磐田)

          2024J1開幕戦 ジュビロ磐田vsヴィッセル神戸

           いよいよ始まりました。  楽しかったですね。  いろいろな方がいろいろな記事を書いておられるのですが、私も、自身の備忘のために書いておこうと思います。 神戸は強かった  まずはこれに尽きるのかな、と。  神戸のサッカーは、縦に早く、トランジションに全振りしているようなサッカーでした。それが、昨年優勝したメンバーからほとんど変わらずにいるという点でも、開幕戦というフレッシュさも相まって、相当強かったと思います。  大迫選手に目が行きがちですが、私は、中盤の井手口選手がか

          2024J1開幕戦 ジュビロ磐田vsヴィッセル神戸

          The Last Dinner Partyが凄かった

           The Last Dinner Party(以下、TLDP)のデビューアルバムが発表されました。  なんというのか、うまい言葉が見つかりませんが・・・、誤解を恐れずに言えば、  デビューアルバムとは思えない完成度!  評論家でもないですし、たくさん聞いてきたわけでもないので、その辺りは本職の方がベタ褒めしてくださるでしょう。  私が最も驚いたのは、内容の多様性です。ロックに関係するあらゆるものを包括しているような印象で、飽きが一度もこない。これはなかなか凄いことでは

          The Last Dinner Partyが凄かった

          「働き甲斐」を調査する意味について

           ここ数ヶ月、念願のPS5を買ってからは、ずっとエルデンリングをしていました。また、先日は、The Last Dinner Partyの1stアルバムが出たり、ジュビロ磐田の2024シーズンに向けた戦力が整ったりと、色々とありました。心の痛ましくなる事件や報道も多く、ネットからは距離を置いています。  楽しいことがあると、誰かに伝えたいと思わない性格なので、ここもすっかり過疎になってしまいました。元々文章の勉強として始めたものですが、それも次第に目標達成となりそうなので、終わ

          「働き甲斐」を調査する意味について

          祝J1昇格! 2023.11.10 vs栃木SC

           まさか、こんな結果になるとは思ってもみなかった。  シーズンが始まった当初、昇格なんて絶対にできないと思っていた。そんなことを言う人は現実を見ていない人だとすら思っていた。今年は足場を固めるシーズンで、勝負は来年以降から。そんなふうに考えていた。  だからこそ、一試合ごとに一喜一憂しないことが重要だ、というふうに考えていた。それはこれからも変わらないとは思う。  ただ、現場は違っていた。より貪欲だった。  ジャーメイン選手が怪我で離脱したにも関わらず、前節5ゴールを挙

          祝J1昇格! 2023.11.10 vs栃木SC

          DA PUMPの5曲を選んでみる

          「U.S.A」以降、いろいろな世代が彼らのことを「見つけ」て、とても嬉しい気持ちになっている。私は、デビュー付近から彼らのことが好きでよく聞いていたし、その昔、NHK-BSでやっていた、確か2001年のライブ「EXCITING SUMMER」の映像を繰り返し何度も見ていたのを思い出す。「ちゅらさん」だって毎日見ていたのだ。メンバー脱退や大怪我、ショッピングモールといった、およそスーパーグループとは思えないキーワードからも、再浮上はとても嬉しかった。今のメンバーでオリコン1位を

          DA PUMPの5曲を選んでみる

          作家・森博嗣の5冊を選んでみる

           他の記事でも書いていると思いますが、私は、読書家というわけではありません。基本的に、本を読むことは嫌いですし、平均して、マンガの方が好きです。  ですが、そんななかでも、「これは素晴らしい」と思う作品もいくつかあって、特に、森博嗣という作家の作品には、それが顕著でした。最も、「馬があった」と言えるかもしれません。  年齢を重ねてくると、若い頃に嗜好した作品タイプとは違うものが好きになってきました。特に、フィクションにそれほどの価値を見いだせなくなってきました。それよりも、作

          作家・森博嗣の5冊を選んでみる