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[NATURE FIX]を読んで個人的に気になったトピックについて言及してみた。

1.外出する機会が少ないと目が悪くなる

近視は本の読みすぎと考えられてきたが今では日光を避けて暮らしているせいではないかと言われており、
オーストラリアで実施された最近の研究によれば近視とそうでない人の違いは「戸外で過ごす時間の長さ」と言われているそうだ。
「日光は網膜のドーパミン受容体を活性化させ、目の形状に影響を及ぼす」からのようだ。
また「都市部に住んでいる人ほど近視率が高い」傾向にあるようだ。
私はおそらく近視だ。
以前は視力に問題がなく両目共に1以上はあったのだがある日、視力の衰えが発覚した。
大学生になって車の免許を取りに行った時のことだ。
ご存知の方も多いと思うが免許を取る際には視力検査をやらされる。
確か裸眼で0.6以上ないとメガネかコンタクトを着用して運転しなければならない。
私はその時、0.3とか0.4くらいにまで視力が低下していたのだ。
それまでは視力が下がっている自覚がなかった。
高校まではサッカーをやっていたこともあり、屋外で過ごすことも多かったが、
引退して大学生になるとやはりインドア傾向の生活になってしまう。
手持ち無沙汰になると携帯をいじる時間や読書する時間が増える。
それに加えて大学ではパソコンの画面を見る時間も増えてしまう。
そうすると瞬きの回数が減ってしまうのでそれらも原因の一つだろう。
アホみたいに携帯ばかりいじっているのに視力がいい人がいるのはもしかしたら屋外で過ごす時間が多いのかもしれない。
携帯や読書のみならずこうした理由が起因しているというのは初耳だ。
なるべく外出する習慣を心がけたい。

2.「どこにいるか」で幸福度が大きく変わる

幸福度を大きく左右する要因に「どこにいるか」が重要であることが言及されている。
「都会にいる時よりも屋外の緑豊かな自然の中に身を置いている時の方が有意に、
かつ確実により深い幸福感が得られる」ことが実験やデータからわかっているようだ。
私は以前から田舎で暮らしたいと思っていたが、こうした情報からさらに緑豊かな田舎で暮らしたいと思った。
だって環境を変えるだけで幸せになれるなんて得だろう。
都会でも意識すれば自然に触れることは可能だが、田舎の方が比較的容易なのは確かだ。
自然に長くいればいるほどその効果は期待できるし常に自然のある暮らしができればその可能性は計り知れないと考えている。
それに例えば、健康になるために食事や運動を習慣にすることはかなり熱量のいることだが、
環境を変えるだけならやろうとする意識と例えば引っ越しなどをするための資金があればすぐに実行できる。
その後はそこにある自然に身を置くだけだ。
もちろん自然の中にもストレスはある。
人によっては自然よりも屋内で過ごすことの方が好ましいという人もいるかもしれない。
例えば、私は一部を除いて戸外で見かけるような虫は嫌いだし、激しい風の音は騒がしく落ち着かないから嫌いだ。
でもそれを差し引いても自然には心身を癒す効果があると私は信じている。
そもそも幼い時から都会で生活していれば少しくらい拒否反応が出るのも不思議ではない。
洋式かつ水洗式のウォシュレット付きのトイレに慣れている人がいきなりボットントイレを使うのが嫌なのと一緒だ。
だから自然のパワーに気づくためにも豊かな自然に足を運んでみることをお勧めする。

3.都会で暮らすデメリット

異常に混雑した環境に何匹もの猫を押し込めたらどうなるかという実験を行ったところ、
猫は横暴になり、「いじめっ子軍団」と化したそうだ。
ストレスから攻撃性が増したのだろう。
おそらくどんなに社交的な人でもある程度のプライベート環境が必要だ。
それと同じで動物たちもいくら動物とはいえ、一定のスペースで他の動物たちと距離を取れないとダメなのだろう。
よく「人混みが苦手」という人がいるが、私もその一人だ。
狭いスペースに人が密集するだけでかなりのストレスだ。
歩きづらいし、周りがよく見えないし、物理的に触れたり、匂いがすることもある。
まるで自由を拘束されているみたいだ。
都心に行けば行くほど人口密度が高くなる。
したがって人口密度の高い都会で暮らすとストレスが溜まりやすいのは自明の理だ。
なるべく人口密度の低い環境で暮らすのが望ましいだろう
少なくとも人混みが苦手な人はその方がの賢明だ。
そうした意味でもやはり比較的人口密度の低い田舎で暮らすメリットは大きいと考えている。
あるいは一人で過ごすプライベートな時間も必要なのではないだろうか。
いずれにしても筆者の結論と私も同意見で、とにかく屋外で過ごす時間を増やすべきだ。
屋外の方が自然に触れ合う機会が多いし、狭い部屋でじっとしているよりも
広いスペースで伸び伸び過ごした方が心身ともにいいことは明らかだ。





















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