ルフィ名言Vol.26「死なねェよ」
ギンへの怒りから、毒ガス弾「M・H・5」を放ったクリーク。ルフィはその辺の海賊からガスマスクを二つ取り、ガスマスクを捨てさせたギンとサンジに放り投げたが、自分のガスマスクがない!慌てているとガスマスクが足元に転がって来て、ことなきを得たが、ルフィが付けていたガスマスクはギンに渡した物で、ガスの霧が晴れると、ギンは血を吐き出し痙攣していた。そんなギンに対してクリークは
「まァ・・・バカは死なねェとわからねェか・・・」
と冷酷な言葉を吐くと、
「クリーーーーーク!!!!」
とルフィの怒りは頂点に達する。
その後もギンのことを「カス」呼ばわりし、貶める物言いに、ルフィはギンに言う。
「絶対死ぬなよギン・・・!!あんな奴になんか、殺されるな!!!」
「意地で生きろ!!わかったな!!?」
圧倒的な武力と、確かな強さを持ったクリークに、サンジはルフィに言う。
「バカ落ちつけ!!!真正面から飛び込めばあいつの思うツボだろ!!死ぬぞ!!!」
ルフィの答えが、今回の名セリフ。
「死なねェよ」 出典 ONE PIECE/尾田栄一郎 集英社
「撃ちたきゃ好きなだけ撃ってみろ!!!」
と、散々撃退されたクリークに突っ込むルフィ。そしてルフィの名セリフその②。
「おれは諦めが悪いんだ」 出典 ONE PIECE/尾田栄一郎 集英社
クリークへ続く折れたマストの一本道を、クリークの武器が迎え撃つ。
クリークが外道であることをこれでもかとサゲまくっていますが、その分、ルフィの男気アゲがが際立つ回ですね。ギンのことがなくても、クリークと戦うことは変わりませんが、クリークがゲスで、ギンの心意気を受け止めたことが、ルフィが本気になるスイッチだったわけです。キャプテン・クロとの戦いもそうですが、ルフィは仲間を大切にしない奴を許しません。それが敵であっても関係なく、味方に対しても同じことです。
ルフィにとってそれは、命を懸けるに値することなのです。そういう、絶対に譲れないモノを持つことが、心の強さになるのでしょう。
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