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同性愛者による婚姻届けの不受理が憲法14条に違反しているとした判決について
2021年3月17日に札幌地方裁判所が、同性の合意に基づく婚姻届けを役所が受理しなかったことに対し、日本国憲法14条(法の下の平等)に違反するとした判決がある。当該判決について、各新聞社は、「同性婚違憲判決」や「同性婚を認めないのは違憲」等の見出しが多くみられた。私は、この見出しについて、御幣を招くような表現であること、日本のマスコミが判決を正しく読めていないこと、素人ながら解説をしたいと考えた
もっとみる我が闘争-生きるということ-
人として生きることは、社会と自己との関係や自己に関する自己の闘争であろう。人間は自己のために自己と生の関係を構築せざるおえない。むしろ、人間として生を授かるということは、必然的に生と関係を構築し、死に至るまで、その関係は存続するであろう。ここでいう関係とは、自己という精神は、自然的にも、社会的にも、その精神を主軸に、関係の事である。キルケゴールのいう関係と同じである。この事実からは逃れられない。