ジョウビタキ

50歳間近でパートから正社員への就職活動をして、毎日電動自転車で通勤してます。 妻、そ…

ジョウビタキ

50歳間近でパートから正社員への就職活動をして、毎日電動自転車で通勤してます。 妻、そして娘ふたりの母でもあります。 粛々と過ごす日々を書いていく予定です。

最近の記事

アラフィフの転職活動のリアル⑧

約20年ぶりの正社員。 パート社員とはやはり何もかもちがう。 少しずつ慣れていけばいいですよ、と言われつつ、そんな余裕もない。 もともと人員に余裕がある事務所ではないのに、前任者は出社することもなく、初回から合わせて2、3回日曜日に一緒に仕事をした、という感じ。 スタッフ全員が日々の仕事をこなしていかなければ回っていかない状況。 とにかく毎日必死だった。 まあ、でもやるしかない。 なんとか雇ってもらえたんだから。 朝からしんどいなあ、と感じても、そう思って出勤した。 しん

    • アラフィフの転職活動のリアル⑦

      採用の電話をもらったのは7月の半ばだった。 よろしくお願いします、と返事をし、8月から採用となった。 それから数日後、最初に面接をしてくれた、私の直属の上司となる女性から詳細についての連絡があった。 8月2日の月曜日が初出勤となるが、朝イチからその上司はいないという。 ん?では私はまずはどうすれば、と少々戸惑っていると、ジョウビタキさん、8月1日の日曜日は出勤できますか?と聞かれた。 なんでも、私が携わる仕事を引き継いでくれる方が、家庭の事情により現在日曜日しか来ることがで

      • アラフィフの転職活動のリアル⑥

        長い1週間だった。 自信のないことを待つのはとても長い。 なんなら、ダメだった場合、またイチからやり直しかと思うと、結果の連絡を待つ気持ちがさらに重くなった。 2社の結果を待つ間に、履歴書などを送っていた別の2つの会社からの封筒が郵便受けに入っていた。 2社とも、私が送った履歴書が同封してあり、 この度はご意向に沿うことができませんでした、という内容の書類が一枚入っていた。 面接もしてもらえなかったわけだ。 私は事務職にばかり応募していたから、 たしかに地元の企業からすれば

        • アラフィフの転職活動のリアル⑤

          その夏も暑かった。 夏の初めに約7年勤めたパートを辞め、 正社員の就職活動を始めた私、47歳。 その暑さに心身ともにやられそうだった。 1社目の満足できない面接の結果を待つ間に、 私はハローワークで紹介された職能団体の事務職の面接を受けた。 こちらは最初から面接のみ。 指定された場所に着いて挨拶をした後、 一枚の紙を渡された。まずはお読みください、と。 そこには、もし採用された場合に従事する仕事について書かれていた。 結構具体的で、結構厳しい。 1社目と2社目は事務職とい

        アラフィフの転職活動のリアル⑧

          セルフレジの忘れ物【雑記20240526】

          娘が風邪をひいてこの週末寝込んでいる。 夕飯は彼女が食べやすいものを作ろうかな。 日曜日だから、明日から一週間の買い出しもしなくちゃ。 ただ、夫が昨日から東京出張でかなり私の気持ちが緩み切っているのと、 (夫は家事もするし、夫婦仲は良いのだが、やっぱりなぜだか  週末に泊まりでいないというのは非日常的で気が緩む) 娘が体調を崩しているのとで、私も何となく何をする気にもならない。 昨日はほとんどソファでゴロゴロして、 録画したドラマを見るかうたたねするかで過ごした。 今朝も

          セルフレジの忘れ物【雑記20240526】

          アラフィフの就職活動のリアル④

          焦りまくって久しぶりに勉強を始めたものの、 実際どんな試験があるのかもわからない。 こんな就職活動も新卒以来やっていないから、 全く見当もつかない。 なんだかなんだでとりあえずSPIの本をざっと一冊見て、 試験と面接に行く日になった。 向かったのは、小さな出版社。 毎日発行する出版物がある、ちょっと特別な会社だった。 もともとマスコミ志望で若かりし頃を過ごした自分にとっては、 魅力的に思えた。 ずいぶん緊張して行った先は古ーいビル。 蔦まで絡まっていた。 出てきたのは初老

          アラフィフの就職活動のリアル④

          アラフィフの転職活動のリアル③

          希望する職種は事務職。 持っている資格は簿記3級、普通運転免許。 私立の女子大、文学部卒。 新卒で就職したのは地方民放テレビ局。 30歳から約10年専業主婦をして、 それから7年ほど派遣やパートで働いて、そして、今。 パートは法律、税に関する士業の事務所と書けば少し様になるかもだけど、 実際はお手伝いの域を出ず。 そんな自分の履歴書をせっせと作って、私は5社に応募した。 (お手伝いの域を出ず、というところは割愛したが、結局は実際の仕事ぶりを見れば大したことができないことがわ

          アラフィフの転職活動のリアル③

          アラフィフの転職活動のリアル②

          ①の記事を書いてからずいぶん経ってしまったけれど、 そろそろ続きを書いてみようと思う。 ************** 47歳の初夏、私は転職活動を始めた。 とりあえず求人を探さなくては。 求人サイトをチェックしながらハローワークへ行った。 年齢やスキルなど不安に思うことはあったけれど、なんとかなるかなーと思っていた。 大学を卒業して新卒で入った会社を10年弱で退職し、 妻となり母となり、転勤族の夫とともに赴任地を転々とした。 次女が小学生になったことを機に派遣に登録

          アラフィフの転職活動のリアル②

          Day By Day

          何度も何度も、書いてはやめることを繰り返していた。 去年の末から、すごくすごく苦しいことが起こって今に至る。 仕事も毎日行っているし、家事もしているし、ビールものんでいる。 でもずっとずっと苦しい。  いつか、一度だけ、この苦しみについて書こうと思っている。でも、今じゃない。 この苦しみについては今は書けないけれど、またnoteに書いてみようと思っている。 なぜかといえば、苦しみのなかにいる私は、昨年末から家族と職場の人としか話をしていないから。 どうしても、友人知人と会う

          アラフィフの転職活動のリアル その①

          アラフィフって言い方はあんまり好きじゃないんだけど、わかりやすいからあえて使ってみる。 30代を転勤族の妻&2歳違いの娘二人の子育をして過ごした私は、次女が小学生になったのをきっかけに、パートで働くことにした。そこから私の兼業主婦生活が始まるのだが、以来、少しずつ形態を変えて働き続けている。 今、まさに私と同年代(今年50歳!)で、仕事を変わろうかな~、とか、パートから正社員になりたいな~、とか考えてはみるけど、年齢のことで躊躇している人がいるかもしれない。      地

          アラフィフの転職活動のリアル その①

          休むことって大事だなと思った。コロナ療養つづき。

          次女の看病の後自分にうつってしまったコロナの療養で、結構な日数仕事を休むことになってしまった。 休みの最初の頃は熱も高くてただひたすら横になっていたけれど、少しずつ回復してきたらゴロゴロしていればそう辛くもなかったので、コロナになった、なんて一人暮らしの長女にメールしてみたりした。 長女が、夜に電話をかけてきた。「お母さん、明日休みだと思って電話したよ」と言って。高校生の時から、私が一日中わりとバタバタしていることなど大して意識していないんじゃないかと思っていた長女だけど、

          休むことって大事だなと思った。コロナ療養つづき。

          そうだ、今思うことを書いてみよう

          コロナで寝込んでしまった。 3年間、看病こそすれど自分は罹らなかったのに、修学旅行から帰って寝込んだ娘からあっさりうつってしまった。 高熱でしんどい数日を過ごし、今日はわりと元気。 でも、職場と相談して、5日間は休むことにした。 こんな休みは久しぶりなので、noteにログインしてみることにした。 1度だけ投稿してから2年も経っている。知ってたけど。 この2年の出来事というと、 コロナ禍 パートから正職員への就活 大切な人の病 夫の転職 長女の大学受験 転職 長女の進学・引

          そうだ、今思うことを書いてみよう

          桜の季節に生まれ桜の季節に去った父を思う。

          今日は父の3回目の命日です。 父は3年前のエイプリルフールに73歳でこの世を去りました。4月5日の74歳の誕生日が目前でした。 父は母と二人暮らしで、娘である私と妹は離れた土地で結婚し暮らしていました。 約8年にわたる癌の闘病の末、亡くなった父。私はちょうどその日、自分の娘たち(父にとっては孫)と夫と4人で父のお見舞いに行っていました。 父の意識はほとんどありませんでした。でもその日、朝から何度も何度も閉じた目から涙が流れていました。夕方息を引き取った後、母は別れの涙

          桜の季節に生まれ桜の季節に去った父を思う。