Day By Day
何度も何度も、書いてはやめることを繰り返していた。
去年の末から、すごくすごく苦しいことが起こって今に至る。
仕事も毎日行っているし、家事もしているし、ビールものんでいる。
でもずっとずっと苦しい。
いつか、一度だけ、この苦しみについて書こうと思っている。でも、今じゃない。
この苦しみについては今は書けないけれど、またnoteに書いてみようと思っている。
なぜかといえば、苦しみのなかにいる私は、昨年末から家族と職場の人としか話をしていないから。
どうしても、友人知人と会う気持ちになれないから。話す気持ちになれないから。
だから、noteに日々の雑談を書いてみようと思う。
タイトルは、昨年この世を去ったKANさんの大好きな曲のタイトル。
下書きに保存していた記事を、今日は公開してみようと思う。
***
KANさんが亡くなった。
闘病の記事を読んでいたから、
そんなことになったらいやだなと思っていた。
訃報のニュース知り、とても寂しい。
大学時代にほんとうによく聞いていた。
家でも、ウォークマンでも。
好きであることを共感してくれる友人は周りにいなかったから、一人で大好きだった。
最近、改めて聴くことはあまりなかったのだけど、
ちょっとしたときに、好きだったフレーズを思い出すことはよくあった。
KANさんの曲を共有する友達はいなかったとしても、
私の大切な学生時代のいろいろなシーンに、KANさんの曲はつながっている。
CDを全部実家に置いてきてしまっているので、
訃報を知った夜、どうしても曲を聴きたくなって、
YouTubeで在りし日のお姿をたくさん拝見した。
コメント欄に数時間前からのコメントがたくさんあった。
普段はあまり見ないようにしているコメントだが、
おもわず見入ってしまった。
ひとつひとつの曲に、色んな人の青春というべき日々の思い出があり、それがなんというか、ものすごくリアルに共感できた。みんなKANさんの歌が大好きで、寂しくて、感謝していて、嫌な言葉とか、無神経な言葉とか、そんなものがひとつもなかった。すごい。
私のまわりには見つけられなかったけれど、私の大好きだったKANちゃんの歌をこんなにも同じような気持ちで大好きな人たちがいたのだと知った。
私はKANちゃんがピアノを弾くところや、ユニークな人柄も好きだったけど、何より歌詞が好きだった。
優しくて、おしゃれで、たまに辛辣で。
どんな言葉を選ぶかってとっても大事。
人柄も、人生もすべて現れるんだと思う。
だからKANちゃんにコメントをしている人たちの言葉も嫌な言葉がないのかな。
これからもずっと、聞き続けると思う。
そしてたまに、口ずさむんだと思う。