休むことって大事だなと思った。コロナ療養つづき。

次女の看病の後自分にうつってしまったコロナの療養で、結構な日数仕事を休むことになってしまった。
休みの最初の頃は熱も高くてただひたすら横になっていたけれど、少しずつ回復してきたらゴロゴロしていればそう辛くもなかったので、コロナになった、なんて一人暮らしの長女にメールしてみたりした。

長女が、夜に電話をかけてきた。「お母さん、明日休みだと思って電話したよ」と言って。高校生の時から、私が一日中わりとバタバタしていることなど大して意識していないんじゃないかと思っていた長女だけど、私が翌日も仕事がある、って考えることもあったのかなと今更ながら思う。別に仕事があっても電話してきたらいいんだよ、と伝えてみた。彼女には彼女の大学生活が始まっていて、自分が楽しんでいる時には、母の明日の仕事のことなど考えたりもしないし、そもそも親に電話をするなんてことも思いつきもしないのだろうけど、母の生活のことを想像する意識が彼女の中にあるんだな、と、家にいた時はあまり感じなかった娘の心を感じるきっかけになった。

大学のことやサークルのこと、その他いろいろ2時間くらい話してしまった。話し始めたら長い。

家にいる高校生の次女は、部活と学校で忙しく、帰ってきて食事をしたら部屋に入ってしまうことも多い年頃。
そんな彼女も、ゴロゴロしている母に気づいたのか、ふとしたときにそっと私のところへ来て、つらつらと話をしていくことが今回何度かあった。部活の話、将来の話、好きな歌の話。

娘たちの話にはできるだけ耳を傾けようと子育てしてきたつもりだったけれど、彼女たちが大きくなるにつれて、自分の仕事やその他の気がかりなこと、体力も若いころのようにはいかなくなってすぐ眠くなる、なんてことが重なって、今日は必要以上の話をするのはやめようかな、と娘たちに思わせていたのかもしれないな、と思った。
いつもいつも夜遅くまで聞いてあげることはできないけど、私も日々いっぱいいっぱい過ぎたような気もしている。

元気が一番だけど、今回コロナになって、やっぱりなりたくなかったなと思ったけれど、たまには休むことって大事だなとは思った。仕事も家事もしないで。数日だったら自分はゼリーだけでも生きていけるし、ある程度大きくなったこどもはおなかがすけば自分でどうにかする。今回は夫は長期出張でいなかったのだけど、夫がいても同様。
病気でなくて、自分の心の余裕のために休みを作れることが望ましいな。もう結構いい歳なので、いつもいっぱいいっぱいにならずに、自分でコントロールできるようになりたい。今年の下半期の目標だ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?