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就活相談で学生から学ばせてもらってること。~ガクチカで何を伝えるべき?~vol.1

こんばんは。人材会社で新卒学生の就活部門で働いている、KOO@就活楽しんだもん勝ち です。
先日の学生面談での学びをシェアします!

「ガクチカって何を書けばよいの?」

学生からの上記の質問を受けました。
ガクチカとは、学生時代に力を入れたことの略称ですね。
この質問をした背景は、
「学生時代に、そんな特段力を入れたことがない。」
「何を書いたら評価されるのかわからない。」
そのような不安を抱えていたからなのではないかと思います。

企業が採用基準で重視する項目と
学生が面接等でアピールする項目のギャップ

素晴らしい成果や経験を伝えないと評価されないのでは?
と考えてしまいがちですが、
実は、新卒採用をしている企業は、そんな経験や成果よりも
その成果や経験から得た学びやどのような要因でその成果が上げられたのか
を見ていることが多いです。(※ポテンシャル採用の場合)
参考までに企業が採用基準で重視する項目と学生が面接等でアピールする項目のギャップをまとめたグラフを添付します。

画像1

引用)https://www.recruitcareer.co.jp/news/20190225_02.pdf



じゃあ、ガクチカでどんなことを伝えたらよいのか。。


「それは、経験/成果と成果までのプロセス(と再現性)」

経験や成果のみではなく、経験/成果と成果までのプロセスの両方を書くことが大事です。
また成果までのプロセスは、下記のOKのような内容にする必要があります。
NG…外発的動機によるもの(Aさんからお金をもらえる。等)
OK…内発的動機によるもの(Aさんにお世話になり、恩返しをしたい。等)

※内発的動機付けについての記事


そもそも企業は、学生の活躍可能性を見ている

そもそも選考活動の中で企業は何を見ているのでしょうか。
「その人が入社してくれたら、どれくらい活躍してくれるのか」
は考えています。
(エンジニアなど、技術がもともとある方の採用の場合は少し違うこともあるので、それはまた別途書きます。)

しかし、新卒学生は専門的なスキルを持っていないことが多いため、
成果を出すかどうかの判断は
その人のポテンシャルでしか判断できないのです。

ポテンシャルの判断は
その人が過去どのように成果を出してきたかを確認し、判断することが多いです。
・成果を出す際にまず最初に着火したポイント
・着火した後、火が灯り続けるためにこだわり続けていたポイント

そのためガクチカなどの企業からの問いに対して、
上記が伝わるように書いてあげることが必要なのです。

上記から私が学んだことは、
内省が成果創出の精度を上げる

成果が上がっている=没頭していて気づいたら成果が上がっていた
であり、成果を無意識に上げているケースが多いのではないかと思います。

逆に言うと、普段から成果・成果を出すサイクルを意識していると、
「これは成果が出るパターンだ」「これをしたら、没頭して仕事できる」
と自分の中でも、パターン認識できるため、
仕事のスピードが上がり、その結果早く品質の高い仕事ができるようになるなと思いました。

なので、明日からより一層、内省機会を増やして、仕事に取り組みたいと思います。


以上。