【後編】20代、運用のみだと良い転職ができない・・・？！ ～危機意識を持ちながら臨んだコロナ禍転職～ 転職インタビュー④
こんにちは！ジェイマックスリクルートメントの元木です！早くも桜が散ってしまって少し寂しさを感じています・・・まだ咲いている桜を見つけにいきたいですｗ
さて前回は、インフラ運用のみの経験に危機を感じ、コロナ禍で無事にご転職先を決められたインフラエンジニアの方の転職インタビュー前編を投稿しました。
SIerの下請けでムードの悪い運用メインの現場を経験しつつ、インフラ設計の経験を積みたいと1年越しに2回目のご相談をいただいた「Tさん」。前編では、ご相談の様子や、コロナ禍での転職活動の様子などをお話いただきました。
今回は、その後編です！
新しい環境で働いてみて、どんな業務をして、どんなところが良かったのでしょうか・・・。それでは、どうぞ～！
転職をしてどんなお仕事を・・・？
（ ↑ 今回お話いただいたTさんです！ ）
――現職は、前職よりもプライム案件の比率が高いSIerにご入社されたんですよね。今はどんなお仕事を任されているんですか？
Tさん：はい。最初は流通系のお客様のところに配属されまして、開発チームの中に入り、データ処理に関する業務を3ヶ月担当しました。
具体的にはAzureのPaaSを使って、データ処理の設定を担当したのですが、Pythonを使用した処理をしてぐちゃぐちゃのデータを綺麗にしていく
という感じですね。
――えっ？！ プログラミングをやってたんですか？！ インフラエンジニアから突然プログラミングって。。。大変だったんじゃないですか？
Tさん：いや～、最初は本当にやばかったですね。。。 最初の1～2週間は
ひたすらPythonとSQLの勉強をしてましたw 勤務中もそうですし、移動時間などに勉強をしてましたし、ほんとあの時はやばかったですねw
ただコピペを繰り返していく中で、処理の内容が読めれば、ここを直せば使えるだろうとか、だんだん当たりがつくようになっていって・・・それでなんとかなった感じですかねw
――大変だったと思いますが、そのような経験ができたのはすごいですね！笑って話せるのは本当に素敵ですw
Tさん：恐縮ですｗ それで次の案件としては、同じお客様なんですが、別の拠点の案件で、今度はインフラチームの案件に入らせてもらっています。最初は1人で入っていたのですが、1ヶ月後に自社のプロパー1人とパートナー1人が入ってくれた感じですね。
そこではインフラエンジニアとしての業務で、お客様から依頼を受けてさまざまな案件を担当しています。あとは、以前所属していた開発チームとの連携というか、調整なども担当してますね。
――最初は1人で入っていたのですね・・・でも、インフラエンジニアとしての仕事もできて良かったですよね。開発面とインフラ面、両方ご経験されて、幅広いご活躍ですね！
想定していたキャリアと比べてみて・・・？
Tさん：ありがとうございますｗ あの～、ちょっとお話が飛んでしまうのですが、Web面接ときに入社後のキャリアについても話をしていたことを思い出しました。
面接の際にどこの会社も聞いてくることが「今後のキャリアプランはどう考えていますか？」と、いろいろな言葉でしたが、これは必ず聞かれました。場合によってはそれしか聞かれないくらいでしたね。
――たしかに、企業様はよく確認されるところですよね・・・でもTさんはしっかり考えて用意されてたので、大丈夫だったんじゃないですか？
Tさん：そうですね、準備しました。その時には、自分の経験的にいきなり設計・構築は無理なので、まずは運用から入っていってその中で追加案件を頂けるようにして、一部だけでも構築の経験を積んでいき、ゆくゆくは新規の大規模な構築案件に対応できるようになりたい、と話してました。
――いいですね。ご面談でもそうおしゃっていましたし、先々を見据えた前向きな回答で素晴らしいと思います。
Tさん：ありがとうございます！ 今はまだ設計・構築に関して体系的にはできていないのですがAzureに触れてますので、そのあたりも良いなと思っています。
最近はオンプレを残しながらも、新しいものはパブリッククラウドで作るという動きになっていますので、スキル経験の幅も広げながら、ゆくゆくは設計・構築にも携わっていきたいですね。
――メールでご連絡を頂いた時に、既にクラウド案件に入っていると聞いて、とても嬉しかったんですよ！ Tさんの目指していたキャリアを着実に積んでいる印象ですよね。
Tさん：そうですね。本当に良かったです！
コロナ禍で転職をして気づいた変化・・・？
――現職でお仕事をしてみて、何か気づいたことはありましたか？
Tさん：そうですね。テレワークが増えたのが一番大きいですかね。
――なるほど。この時代の大きな変化ですよね。テレワークが増えたことで楽になりました？
Tさん：いや、逆に残業は増えましたね。。。現場にいたら直接話せばいいことも、チャットや電話を使うことになるので、そのあたりのコミュニケーションで時間がとられてしまっていますね。
――たしかにチャットを打つのにも時間がかかってしまいますよね。レスもすぐ返って来ない～ってなったり・・・。
Tさん：そうなんですよ。あとは障害が起こったときにも、今はテレワークが主流なので「すぐ復旧しますよね？アクセスできますよね？」と、まだ障害の原因が判明していない段階でも、即対応の要求をされたりしますね。
――それは厳しいですね・・・圧がかかってますね。
Tさん：そうですねｗ そのあたりもテレワークによって変わったな～って気づきました。
転職をして良かったことは・・・？
――あと他に、転職して良かったことってありますか？
Tさん：まず社風面が自分にマッチしているという点は、とても良かったなと思ってます。スキル面でも、パブリッククラウドの案件に携われているのは、本当に美味しいなと思ってますので、転職して良かったと思ってます！
――いいご縁でしたね。社風面がマッチしていたとは、人間関係ですか？
Tさん：そうです。雰囲気がギスギスしてなくて、風通しが良いという点ですね。基本的にうちの会社の管理職は、人間性も見た上で任命されてますので、頭ごなしに何か言ってくるような人もいなくて、そのあたりは安心できます。
あとは、Web面接での逆質問の際でも、他の企業の面接では、事業部としての課題について質問をしても、面接官がふんぞり返っていて具体的な回答が出てこないこともあったのですが・・・うちの会社の場合には、面接官がとても真摯に対応をしてくれて。こういうところでも社風は出るかなと思ってます。
――普段から真摯に接していると、どんなときにも真摯さがにじみ出ますよね。何気ないお話からも社風面って伝わりますね。
Tさん：はい。社風も合うところでスキルを高めていけそうで、本当に良かったです！
――あとちょっと聞きたかったのですが・・・転職活動を開始された時って、他のエージェントは使わなかったんですか？
Tさん：使おうとしたんですが、波長が合わなくて・・・辞めたところがほとんどですね。1～2社エージェント経由で面接をしたのですが、紹介された求人に対して「この点は良いですね」とか1つでも前向きなことを言うと、勝手に書類選考に流されてしまうので。。。
――あ～・・・そういえば、おっしゃってましたね。
Tさん：なので、この人と会話をすると危険だなと、あまり他のエージェントの方とはコミュニケーションを取らないようにしてましたw 元木さんのように的確なアドバイスもくれて、こちらの気持ちも汲んでくれるような対応をしてくれたのはとても感謝しています。
――そのようなお話を聞けて大変嬉しいです。ありがとうございます。コロナが落ち着いたら、会社も近所ですし是非飲みに行きましょう！！
Tさん：是非、是非！！
――今後もお仕事頑張ってくださいね！今日はありがとうございました！
Tさん：こちらこそ、ありがとうございました！
● ● ●
危機感を持って情報を集めながらも、自分でキャリア設計し、着実に将来につながるスキルを身につけはじめているTさん。転職は1つの手段にすぎないですね。学び続ける姿勢がまぶしいです！
とても楽しく、貴重なお時間となりました。Tさん、ありがとうございました！今後のご活躍を応援しております！(^^)
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
また次回、お会いしましょう～！
⇒ ⇒ 第1回目の転職インタビューは こちら（SIerから自社サービス企業への転職って実際どうなの？）
⇒ ⇒ 第2回目の転職インタビューは こちら（まさか自分が転職するなんて・・・社内SEからコンサルへの挑戦）
⇒ ⇒ 第3回目の転職インタビューは こちら（やっと見つけたやりたいこと・・・エンジニアを続けるための転職）
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