シェア
お坊さんの映像制作
2021年7月5日 19:25
仏教用語四苦八苦の一つである「愛別離苦」愛する人との別れは人間の苦しみの中でも相当辛いものであります。これは愛する人が戻ってこないと諦めようとしている人に読んで欲しい仏教の教えです。「自灯明」「法灯明」・自分を灯火として生きること・教え、世の中の真理を求め生きていくこと諦めるという言葉は「サトヤ」というサンスクリット語が語源だと言われています。サトヤとは「真理や悟り」を意
2021年7月4日 13:16
ダンマパダという経典の中に「心は、捉え難く、軽々とざわめき、欲するがままにおもむく。その心をおさめることは善いことである。心をおさめたならば、安楽をもたらす。」という一節があります。人間は普段「心」によって「動かされて」います。こうしたい、ああしたい。眼 さまざまなものを見て耳 さまざまな音を聞いて鼻 さまざまな香りを嗅いで舌 さまざまなものを味わって触 さまざまなもの
2021年7月1日 22:30
太陽は昼に輝き月は夜に照る王族は武装に輝きバラモンは坐禅瞑想をして輝きブッタは威光によって全てを照らすダンマパダ経典より意味太陽には太陽の、月には月の、王族には王族の、修行者には修行者の輝き方がある。ブッタはブッタの輝き方で万民を照らす。「隣の芝生は青く見える」という言葉があるように、人は自分の持っていないものを求めてしまう生き物です。あの人はお金持ち、良い立場、良
2021年6月30日 21:35
「宗教はなんのためにあるのか?そもそも宗教は必要なのか?」このような質問をよくいただきます。みなさんはどう思われますか?まず「宗教は必要であるのか?」このような疑問を持たれる方がいます。必要であるかないかは私はわかりませんが、歴史を見ると宗教を持たなかった国や民族はあまりありません。現在でも、どの国にも宗教が存在します。秩序を守るためだったり、そこに心の安穏を求めたり形は様々で