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本の記録

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感想、書評などをまとめておこうとしています
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記事一覧

読んでいない2022年の3冊

今年の3冊を選ぶ。 ただし、読んでない。 何を言っているのか自分でもわからない。 読んで…

感想は勢いで

田所敦嗣さんの『スローシャッター』を読み終えた。余韻が心地よい。誠実な仕事とそこに生まれ…

『スローシャッター』で、会って話す日

次の日曜(1月15日)、札幌でのイベントに参加するのを心待ちにしている。 田所敦嗣さんの著…

おそらく伝えきれない『スローシャッター』の感想など

いよいよ明日(1月15日)、札幌の書店にて、田所敦嗣さん著『スローシャッター』出版記念イベ…

素敵な文集の感想と連想

東京の文フリに出品されていた『文集・猫以外』が、通信販売で購入できると知り喜んで取り寄せ…

五百年の孤独

昨年中に『百年の孤独』を読み終えようと思っていたのだが、年が明けても一向にすすまない。途…

まずは買うまで

読んでみたい本があったら、早めに手に入れておかなければならない。特に大手出版社のモノは。 そんな状態らしい。 1日に200冊以上の新刊本があり、売れ行きの悪い本は4ヶ月で店頭からなくなるそうだ。大量につくって刷って、大量に廃棄となっても、売れた分だけでじゅうぶん利益になる。売れる機会をわずかでも逃さない方が重要。そういう仕組みなのだろう。 コンビニの弁当みたいだ。とにかく店先に並べるだけ並べて、売れ残ったモノは廃棄。弁当コーナーがスカスカなのは販売機会を逃している、とに

ひとやすみさん

「あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。」 アニメ『一休さん』でCMに入るときの…

本は本をよぶ

立て続けに面白い本を読むと、この世には面白い本しかないような気分になる。その気分はとても…

そのまま読むか代わりに読むか

昨年の秋、『百年の孤独』(ガルシア=マルケス)と『『百年の孤独』を代わりに読む』(友田と…

はじめて読んだ絵本を覚えていない

自分がはじめて読んだ絵本のことはさすがに覚えていない。絵本があったかどうかも記憶がない。…

いつも枕元に置いている

読み終えたくないと思う本に出会えるのは幸せなことだ。 毎日、何かしら本を開くようにしてい…

たまたま見たページに

そのときの気分でパラパラッとめくったページに、グッとくることがある。いまの自分に刺さるよ…

想像をとめるから見えてしまう

これを読んで、ハッとした。 「幽霊」を「見えないもの」と置き換えてもよいだろう。見えないものを生み出すのは想像力だと思っていたが、そうではなく想像力の欠如なのだという。言われてみればそのとおりだ。 情報の隙間を自分の思い込みで埋め、物語を組み立ててそこで思考をストップしてしまう。それが「見えないもの」の仕業だと思ってしまう。もう少し情報を手に入れて、もうちょっと想像力を働かせれば、まったく違う結論に至るかもしれないのに。 枝の見間違えだったり、小さな動物だったり、本当は