軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会

1989年7月731部隊拠点・軍医学校跡地から多数の遺骨が発見されたことをきっかけに、…

軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会

1989年7月731部隊拠点・軍医学校跡地から多数の遺骨が発見されたことをきっかけに、究明活動を開始した市民団体です。 会報『究明する会ニュース』要約をnoteで公開しています。 206号以前の会報はホームページへ!https://jinkotsu731.web.fc2.com/

記事一覧

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究明する会ニュース220号

究明する会ニュース220号要約

<731部隊の調査に躊躇する厚生労働省~人骨との関係を否定はしないが~> 川村一之 ・厚労省が30年前の記録を開示 厚生労働省は昨年9月から今年3月にかけて、2001年6月…

究明する会ニュース219号要約

<人骨発見35周年企画【一】 人骨はやはり七三一部隊の標本か!元少年隊員が頭を断ち割った標本を見たと証言> 川村一之 1945年4月に731部隊の少年隊員として入隊した清…

究明する会ニュース218号要約

<「731部隊の4つの細菌戦」講演録1> 奈須重雄・根岸恵子 講演者 731部隊・細菌戦資料センター共同代表・奈須 重雄さん 1940年に農安と農安大賚、浙江省…

究明する会ニュース217号要約

<人骨発見34周年「731部隊の4つの細菌戦」開催 ~故・常石敬一さんを追悼> 鳥居靖 7月16日(日)、戸山サンライズに於て開催。参加者は40名。今年4月に亡くなった常石…

人骨ニュース216号要約

<追悼 常石敬一さん> 川村一之(2023.6.10) 常石敬一さんが4月24日に亡くなられたことを知ったのは一月半後。生物化学兵器の専門家として、人骨問題の発足当初から代…

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究明する会ニュース215号

究明する会ニュース215号要約

<人骨問題の真相究明へDNAのゲノム解析を厚労省に要望> 川村一之 ・DNAのゲノム解析は真相究明に欠かせない  3月22日、厚労省の共用第4会議室で2時から話し合い。人骨…

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究明する会ニュース記事「スペイン風邪」と陸軍軍医学校

究明する会ニュース214号要約

<連載3 「スペイン風邪」と陸軍軍医学校 ~欧州戦争と「スペイン風邪」~>  2022年11月11日 川村一之 ・軍隊の移動が感染を拡大  内務省衛生局の『流行性感冒』に…

究明する会ニュース213号要約

<連載2 「スペイン風邪」と陸軍軍医学校 ~「スペイン風邪」の起源~> 川村一之(2022年10月14日記) ・定説は米国浙、中国山西省説も有力  「スペイン風邪」は1918…

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究明する会ニュース212号 「スペイン風邪」と陸軍軍医学校

究明する会ニュース212号要約

<連載1「スペイン風邪」と陸軍軍医学校~新型コロナ感染症を考える~> 2022年10月13日 川村一之 ・東京大神宮のクラスター  新型コロナ感染症出現から3年目の22年の…

究明する会ニュース211号要約

<コロナ禍、感染症研究所から人骨問題に思いを馳せ、陸軍軍医学校を考える 人骨発見33周年・佐倉鑑定公表30周年無事開催 厚労省納骨20年で追悼式を挙行>  人骨保管施…

究明する会ニュース210号要約

<お花見ウォーク コロナ禍、曇天の中でも無事挙行> 鳥居靖  参加者は20名の予定だったが、連絡のミスなどが重なり、26名の参加。今後気をつけたい。大久保駅から若松…

究明する会ニュース220号要約

<731部隊の調査に躊躇する厚生労働省~人骨との関係を否定はしないが~> 川村一之
・厚労省が30年前の記録を開示
厚生労働省は昨年9月から今年3月にかけて、2001年6月に公表した戸山人骨の由来調査の基となった陸軍軍医学校関係者への調査記録を開示した。
 今年の大臣官房厚生科学課との話し合いは、3月26日午後、厚労省第四共用会議室にて行われた。厚生科学課からは秋山課長補佐、人骨の会からは五井、長

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究明する会ニュース219号要約

究明する会ニュース219号要約

<人骨発見35周年企画【一】 人骨はやはり七三一部隊の標本か!元少年隊員が頭を断ち割った標本を見たと証言> 川村一之
1945年4月に731部隊の少年隊員として入隊した清水英男さん(飯田市在住・93歳)が、標本室で人為的に切断された頭部標本を見たと証言された。
似通った「頭部標本」が陸軍軍医学校跡地で発見された人骨にもあることを思い出し、筆者が清水さんに連絡を取った。
 『戸山人骨の鑑定報告書』を

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究明する会ニュース218号要約

究明する会ニュース218号要約

<「731部隊の4つの細菌戦」講演録1> 奈須重雄・根岸恵子

講演者 731部隊・細菌戦資料センター共同代表・奈須 重雄さん

1940年に農安と農安大賚、浙江省の衢州、寧波。41年の湖南省の常徳、42年の浙江省、江西省で行われた浙贛作戦細菌戦の6つの作戦を、4つに分けて話す。

 細菌戦の研究について金子順一が『PXノ効果略算法』という論文を、1943年の12月に提出している。論文中の「PXノ

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究明する会ニュース217号要約

究明する会ニュース217号要約

<人骨発見34周年「731部隊の4つの細菌戦」開催 ~故・常石敬一さんを追悼> 鳥居靖
7月16日(日)、戸山サンライズに於て開催。参加者は40名。今年4月に亡くなった常石敬一さんのお連れ合いである美代子さんが出席され、冒頭は常石さんの追悼式。その後川村代表から会の活動の報告があり、奈須さんから標記のテーマで講演があった。講演内容については、次号で報告。
<アンケート結果報告> 内容省略
<七三一

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人骨ニュース216号要約

<追悼 常石敬一さん> 川村一之(2023.6.10)
常石敬一さんが4月24日に亡くなられたことを知ったのは一月半後。生物化学兵器の専門家として、人骨問題の発足当初から代表を長く務められ、新宿区内で開いていた例会にも住まいの神奈川から休まず出席されていた。30周年を前に代表を引き受けてほしいと連絡を受け、闘病生活をされていたことは知っていたので、メンバーとも相談し、常石さんの意向に沿うことにした

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究明する会ニュース215号要約

<人骨問題の真相究明へDNAのゲノム解析を厚労省に要望> 川村一之
・DNAのゲノム解析は真相究明に欠かせない
 3月22日、厚労省の共用第4会議室で2時から話し合い。人骨の会からは奈須重雄、根岸恵子、大谷猛夫、五井信治、鳥居靖、川村一之の6名、厚労省側は大臣官房厚生科学課の秋山敦課長補佐。今回はDNAのゲノム解析の有効性を説明することと、国立感染症研究所と国立国際医療研究センターの統合が人骨問題

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究明する会ニュース214号要約

<連載3 「スペイン風邪」と陸軍軍医学校 ~欧州戦争と「スペイン風邪」~> 
2022年11月11日 川村一之
・軍隊の移動が感染を拡大
 内務省衛生局の『流行性感冒』によると、海外の流行状況は1918年に1回目の流行があり軽症だったが2回目の流行が夏から秋にかけて起こり重症化した。翌年に3回目があったが2回目ほどの死者は出なかった。欧州戦争における連合軍の感染者数と死者数を国別に整理すると、仏軍

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究明する会ニュース213号要約

<連載2 「スペイン風邪」と陸軍軍医学校 ~「スペイン風邪」の起源~> 川村一之(2022年10月14日記)
・定説は米国浙、中国山西省説も有力
 「スペイン風邪」は1918年5月、スペインで報告された。1919年のパリでの国際会議では、1918年3月に米国で発生し、第一次大戦で米軍から欧州、亜細亜、豪州にも伝播したというのが定説になっている。
 日本での流行は同年8~9月からと内務省衛生局の記録

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究明する会ニュース212号要約

<連載1「スペイン風邪」と陸軍軍医学校~新型コロナ感染症を考える~>
2022年10月13日 川村一之
・東京大神宮のクラスター
 新型コロナ感染症出現から3年目の22年の正月、若い女性に人気の東京大神宮で参拝が中止になった。前年の年末にクラスターが発生したためだ。これは第6波の序章で、東京では2月には2万人を超える感染者があった。第7波は7月に入って再拡大し、感染者4万人を超えた。9月には累計感

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究明する会ニュース211号要約

究明する会ニュース211号要約

<コロナ禍、感染症研究所から人骨問題に思いを馳せ、陸軍軍医学校を考える 人骨発見33周年・佐倉鑑定公表30周年無事開催 厚労省納骨20年で追悼式を挙行>
 人骨保管施設に人骨が納骨されてから33年目、コロナ禍を経て3年ぶりの集会開催。正午にスタッフ10名で国立感染症研究所内の人骨保管施設を訪ねた。
 会場の戸山サンライズ大研修室には、パネル「人骨は訴える」を展示。午後2時から川村代表の講演、100

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究明する会ニュース210号要約

<お花見ウォーク コロナ禍、曇天の中でも無事挙行> 鳥居靖
 参加者は20名の予定だったが、連絡のミスなどが重なり、26名の参加。今後気をつけたい。大久保駅から若松河田駅まで、陸軍技術研究所から軍医学校、陸軍砲工学校までというハードなコース。砲工学校跡は、現在総務省第二庁舎別館とない、内部に産業遺産情報センターを有す。問題あり。
・アンケート結果報告 省略
・メールによる感想 
紫金草物語講演関係

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