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マレーシアの珍しいコーヒー豆!焙煎方法も常識を覆すもので驚いた話

多くの日本人が思い浮かべるでコーヒー豆といえば、スペシャルティコーヒーに使われるアラビカ種か、缶コーヒーなどに使われるカネフォラ種(ロブスタ)だと思います。

僕もそうでした。

マレーシアに住むようになって、
初めてマレーシアがコーヒー豆の生産地であること。
生産している豆がリベリカ種であることを知りました。

リベリカ種は、アラビカ種よりも風味が劣り、病気に弱く、収穫量が少ないので、生産量が世界で流通しているコーヒー豆の1%にも満たないそうです。

マレーシアのkopi(マレー語でコーヒーを意味する)に使われる粉は、焙煎の時にマーガリンを使うというのを、ずいぶん前に聞いたことがありました。

マレーシアにはお茶パックならぬ、コーヒーパック(勝手に命名)が売っていて、ポットにこのパックを入れて熱湯を注いでコーヒーを作ることができます。

パックはこんな感じ


友達の家で飲んだことがありますが、あまりおいしくなかったです。

なので、マレーシア産のコーヒー粉を買って飲もうという気持ちにはなりませんでした。
コロナ後にマレーシアに戻ってきて、スーパーでこんなコーヒー缶を見つけました。

大きな缶です


原材料を確認しようと裏を見るとマレー語で書いてあります。
Google翻訳を使ってわかったのが、

コーヒー豆60%
砂糖18%
小麦粉20%
マーガリン2%

マーガリンだけじゃなく、砂糖と小麦粉が入ってる!

少し驚きましたが、日本では飲めない珍しいタイプのコーヒーなので買うことにしました。
値段は360gで270円で、お手軽価格でした。

家にはコーヒーフィルターがないので、フレンチプレスで抽出。


ほんのりした甘味と、少し油分の風味がします。
苦くはないので、ブラックコーヒーが苦手な方は飲みやすいと思います。

今まで飲んだことがない味で面白いのですが、僕のようにブラックコーヒーが好きな方には物足りないと思います。

360gもあるので、コーヒータイムはしばらくこれを飲み続けないとですね。

マレーシア産のコーヒー豆は、焙煎するときに必ずマーガリン砂糖を入れると他の方が書いたブログで見ました。

国が違えば、コーヒーも変わる。面白いですね!

マレーシアで日本人が想像するブラックコーヒーが飲みたい場合は、外資系のカフェや、スペシャルティーコーヒーが飲めるようなこだわりのお店に行けばあります。

マレーシアのローカルが利用するお店でコーヒーを注文すると、今回ご紹介したようなコーヒーが出てくると思います。

マレーシアに観光で来られるなら、日本では味わえないkopiを飲んでみるのもいいですよ。

kopiについてはこちらの記事からどうぞ。


マレーシアの暮らしで面白い本がありました。

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