精神科と研究室に通う院生。

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最近の記事

恋愛感情のコントロール

彼氏のことが大好きなんですよね。 好きという気持ちが溢れすぎて毎日のように愛の言葉 (良い身体、身体の内部が見たい、私絶対あなたより長生きしてあなたの骨を見る、食べたい、中身白あんっぽいよね?、あなたと生活するのが幸せ、あなたの吐く息吸ってるのが好き、あなたのこと嫌いになっちゃったら旅に出ようかな、一緒に住んだら寝室は1個に!しよう!絶対に!!!...etc) を垂れ流し、研究室では常に盗撮のチャンスを窺っています。 もし本当にソウルメイトみたいな存在があるとしたら、

    • 雪道ドライブ

      新雪の積もった道を何往復もする車の助手席に座りながら、 徹夜明けの朝方、山の中のカーブで何十回とトライするあなたの動画を撮りながら、 少しずつ 「きっと本当はこう走りたいんだろうな」と言うのがわかって来た頃だった。 私はもう彼の車の助手席に座ることもなくなって、しばらくしたらおいそれと元彼とドライブに行きたいなんて言えなくなった。 でもどうしても雪が降りそうになるとそわそわして、出掛けたくなって、あの頃車の中で毎回かけてた音楽を聴くと涙が出て来て、 復縁したいとかじゃない

      • 情緒不安定を運ぶ元彼

        彼はどうやら私と離れて元気を取り戻したようだ。 喜ばしいことである。 私は彼のことを思う度に情緒不安定に襲われる。 何かが、彼に対してだけ、動く何かがある。 もう別に大切な人がいて、愛されてて、幸せだなぁなんて思うのに、 忘れた頃、夢の中に現れる。 何とも形容し難い感情で起きたら泣いてることもある。 夢に出てきた日は、彼から「今日あなたの夢を見たよ」と連絡が来たことも一度や二度じゃない。 絶対に離れることは出来ないのに、 いや、どれだけ離れてもきっと心の中ま

        • 元彼

          あなたといる時が人生で一番輝いてた。幸せとか居心地よかったとかじゃなくて、「輝いてた」。 あなたといる私が好きだった。 誕生日プレゼントに悩んでた私に、もう、そんな関係じゃないでしょ、と笑ってくれた。 好きとか嫌いとか、そんな関係じゃなかった。 運命共同体でしょ、て言った時はたしか笑ってなんかなかった。私も笑わなかった。 思い出が多過ぎて考えないことが出来ない。楽しかったことも嬉しかったことも辛かったことも嫌なことも全部生活の端々に頭の片隅にいつもあなたがいる。

        恋愛感情のコントロール

          誰か助けて。

          辛いのに誰も何も出来ない。私も。お医者さんも。 辛い。 助けて欲しい。 死ぬための手助けでも良いから 助けて欲しい。

          誰か助けて。

          安心したい。

          いつ情緒不安定になるかいつも不安。 楽しいときは楽しいことだけ考えるようにするけどそれでも不安。 ちゃんと愛されるためにちゃんとしなきゃ。 病気なんてないみたいに振る舞わなきゃ。 今までの彼氏はみんな私が感情のコントロールを出来ずに爆発したのをきっかけに別れている。もっともっと感情を外に出さないように。もっと穏やかにならなくちゃいけない。そうしないと周りの人がどんどん病んでいってしまう。 半永久的な同居人を得るために結婚がしたい。子育てとかもしてみたい。でもそもそも断

          安心したい。

          治らないらしい。

          せっかく紹介状を書いてもらって、診察の予約をして、遠くの病院までセカンドオピニオンを受けに行ったのに、主治医の言葉が裏付けられただけだった。 主治医への信頼は高まった。 なんなら「躁鬱に近い気分変調症」だったところに「発達に凹凸がある」と言う診断がプラスされた。友達もいて仲良くやってますと強調したつもりだったんだけど。人に感情を伝えられずに来たから、共感してくれる人と一緒にいると良いらしい。 分かってる。だから人といて、来年から1人になるから不安になってセカンドオピニオ

          治らないらしい。

          細々とした生き辛さ

          人に辛い~て言う話をすると励まされてしまってそれ以上落ち込んでいられなくなってしまう。今度BBQするから来て!それまでは生きて!て言われるの、すごく有難い。ポジティブな言葉をかけてもらう。 元気にならなければいけないと言う使命感に駆られる。せっかく良くしてもらったんだからここでまた落ち込んだ事言ってたら申し訳ない、と言う気持ちになる。 でも今日もただ実験台の前にいるだけで私は悲しくなって身体は重くて涙を堪えていた。理由はないし、気のせいかも知れないと思った。薬を飲まずに生

          細々とした生き辛さ

          診察

          また死にたくなって、この苛立ちをどこにぶつければ良いのか分からず、 診察予約をして、病院に向かった。 「薬を飲んでても時々やっぱり死にたくなっちゃうんですけどこれは治らないのでしょうか」 「気分の波が激しいって言うのはね元々生まれ持ったものだから、ある程度は抑えられるけど完全になくなる事はないです」 「となると今の状態がベストって感じですか?」 「気分に合わせた暮らし方を見つけて慣れて行ってもらうようになっちゃうかな...」 診断名は「躁鬱に近い気分変調症」との事

          診察

          出ました鬱。

          昨日朝のラミクタールを飲み忘れたら、 その日は一日中死にたくて仕方なかった。 と言いながらも派遣に出て1万円を稼ぎ、 コンビニでカッターの代わりにお菓子を大量に買い、気持ち悪くなるまで食べた。 ひたすら自分が死ぬイメージが湧き続けた。 車に乗れば右のガラスに頭をぶつけてぐしゃっと潰れる。 このままアクセルを踏めば目の前の塀に突っ込む。 髪の毛をざくざくとハサミで切られ、そのまま指も一緒に切られてしまう。 両方の二の腕がナイフで切られる。 リスカ、OD、飛び降り、エトセト

          出ました鬱。

          暴食

          前病んでた頃はちょこちょこしていたのだけど、 久し振りにやってしまった。 珍しくダイエットなんかしてたせいか、そろそろ毎月恒例の出血イベントが始まるせいか。 ベルギーワッフル🇧🇪 チョコホイップクレープ🍫 チーズケーキサンド🧀 フライドポテト🍟 チーズバーガー🍔 チキン竜田🍗 締めて1800kcal強。 訳が分からないくらいふらふらっとコンビニに入って、買って、運転しながら食べてしまう。 一緒に住んでる彼には、ダイエット中と言ってあるからバレないように帰るまでに食べて、

          暴食

          女子大生とおじサマと体重の話

          3週間前から食事制限と軽い筋トレを続けて、2kgほど痩せた。 夏前だし、自粛期間だし、去年からずーーーっと後5kg痩せたいって言い続けてるし...といろいろ理由はあったけど、 結局のところ自分の身体を好きになれない事が一番の理由ではある。 ところで昨日、飲みの席で隣のおじサマが 「(私の名前)は意外と下半身デブだぞ!」と叫びだした。 ここで「意外と」と言うのは私は上半身だけは肉がなくて、ロングスカートさえ履いていれば割と痩せて見えるからだ。 胸もないけど。 そん

          女子大生とおじサマと体重の話

          1人取り残された日曜日

          彼はそのままバイトに向かうべく、午前中からラーメン屋さんへ行ってしまった。 私は1人で残された。 しかし私は出来る女なので、家にいたらまた駄目になってしまう!と彼が家を出るタイミングで一緒に車に乗り込んだ。私の車に。 かくして彼は私を私の車に残し、自分の車に乗り込むや颯爽とラーメン屋へ旅立ったのである。 そして今私はファミレスにいる。ダイエット中なのでとり天定食を単品で頼み、ドリンクバーのほうじ茶を飲んでいる。 現在時刻は15時11分。 3時間いるので持って来た本

          1人取り残された日曜日

          血が苦手な話

          献血カーは確認次第大きく迂回して通り過ぎます。妹が私の分まで献血してくれてるはずなので、お願いだから許してください。 私は血を想像するだけで駄目なんだけど、他にも献血カー苦手な人いないのかな。 いつからだったか。 たしか中学生の時学校でした、血液検査がきっかけだったと思う。 それまでは注射はたしかに人より嫌いだったけど血が嫌いと言う感覚はなかった、幸い大きな病気もせずに来たから無縁だった。 (ここから6年間陸上の道を選ぶ為、毎年ヘモグロビン値を計ることになるとは夢にも

          血が苦手な話

          誰かといてね!なんて簡単に言ってくれるよな。って話

          人を避けて山の中の足湯に来ていた私たち。 先日の毎度精神科に来た話の続きなんだけども。 彼がぽつりと 先生も、「誰かといてね!」なんて簡単に言ってくれるよなぁ、 と言い出した。 やっぱりおかしいよね?!と思ってなんだか感情が溢れ出してだばァてなってしまった。 私は運良く人といられることが多かったけど、簡単じゃないのよ。誰かといるのって。誰かといるって1人の努力でどうにかなるもんじゃないのよ。 その運の良さは綱渡りみたいなもので、結局いつまでも気を紛らわせながら安定出

          誰かといてね!なんて簡単に言ってくれるよな。って話

          毎度精神科に来た話。

          「お変わりないですか?」 「わりと元気です」 「今日は...いつものと、頓服のもいる?」 「頓服あんまり飲んでないのでいつものだけで大丈夫です」 「じゃそれで書いとくね...次の診察は電話でも大丈夫だから」 「はーい ...相変わらず1人でいられなくて、先月ちょっとリスカしちゃって」 「やっぱりそっちに集中しちゃうと駄目よね、誰かといてね」 さすが先生リスカなどと聞いても何も驚かない。好き。 1人でいられないなら誰かといれば良い。具合が悪かったら薬を飲めば良い。 治

          毎度精神科に来た話。