誰かといてね!なんて簡単に言ってくれるよな。って話

人を避けて山の中の足湯に来ていた私たち。

先日の毎度精神科に来た話の続きなんだけども。

彼がぽつりと
先生も、「誰かといてね!」なんて簡単に言ってくれるよなぁ、
と言い出した。

やっぱりおかしいよね?!と思ってなんだか感情が溢れ出してだばァてなってしまった。

私は運良く人といられることが多かったけど、簡単じゃないのよ。誰かといるのって。誰かといるって1人の努力でどうにかなるもんじゃないのよ。

その運の良さは綱渡りみたいなもので、結局いつまでも気を紛らわせながら安定出来ないでいる。

また死にたくなったらどうしよう、一緒にいてくれる人がいなくなったらどうしよう、て考えている不安を
「誰かといてね!」
の一言で有耶無耶にされてしまう。

毎日毎日1回くらいは昔の事がフラッシュバックして、隣に人がいる事で気を紛らわせている。

気分が落ちて来るとこの気持ちをこれからずっと感じ続けるくらいならと希死念慮が頭をもたげて来る。


ところで死ぬための行動には結構なエネルギーを使う。薬がそのエネルギーの高まりを抑えている。だから、死なない。


ずっと嫌な気持ちを繰り返すくらいなら死にたい〜〜〜てなる。

誰かといないとだめなの...なんて可愛く言えるメンヘラじゃない。誰かに気を紛らわせ続けてもらわないと希死念慮で狂いそうになる精神病患者である。


彼からは、婚活を勧められた。

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