#映画レビュー
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
初めて観たのは高校生のときで、そのときはこんなに泣かなかったと思う。
9.11で父親を亡くしたオスカーという少年が、パパの遺した鍵にあう鍵穴を探す話です。
オスカーもオスカーのママも、大切な人を急に失ってしまって、それを一生懸命乗り越えようとする。
悲しみを乗り越えるときは痛みを伴う。
そういう痛みがたくさん出てくる映画です。
高校生のときより、大切な人が増えて、その人を失う想像ができて
君の名前で僕を呼んで
爽やかな夏、めっちゃ感じました。
“ひと夏の恋”って言葉がこんなに似合う映画があるなんて。
私は夏がめちゃめちゃ苦手なのですが、80年代イタリアでならいくらでも夏を過ごせる気がします。
イタリアの少し澄ましたような上品さが映画全体の雰囲気を作っていて、とても心地よいお洒落映画。
服も可愛くて、私はこの夏ショートパンツにシャツインで過ごしたいと思いました。
儚さを感じるさせるピアノが、この