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「妻は何でもかんでも仕切りたがる」

 今日は、わたしの出番がなく夕食を大型スーパー店へ買いに行かなかった。妻が一人で行った。
 冷蔵庫に、魚の干物が2匹はいっている。
 身長が178センチあるわたしは体格が良く、干物を二人で1匹づつと言われても足りるわけがない。
 それで、わたしも行くから2匹づつにしようと言ったらだめだという。
 干物1匹に、妻は血圧が高いからスープを作り、納豆とごはんという。
 わたしは、スープ何かはいらない。
 魚の干物を買いに行かないのなら、わたしは、アイスコーヒーだけを買ってきてもらえばそれでいい。
 何と質素で哀れな夕飯なのだろうか。
 妻については腹ただしいと思っている。
 自分の必要なスープは作り、わたしの空腹を満たすための干物はいらないという。
 だいたい、血圧が高い高いというから、安定剤は血圧を下げるから飲むかというと、飲まないという。わたしは、高血圧で血圧下降剤を飲んでいるので、それは毛細血管から効く下降剤だから、飲んだからと言って突然にストンと血圧は下がりはしない。それも要らないそうだ。医師から診てもらう科といってもよいという、わがままだ、お手上げだ。
 それで、自分だけスープを作り、わたしがお願いした干物はだめだという。ばからしい。寝る。


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