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不登校

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あおいの「不登校」に関する記事をまとめています
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記事一覧

映画館で大人になった

映画館で大人になった

私の生まれ育った町は、田園風景の広がる田舎だった。
そんな田舎で「遊ぶ」と言えば、友達の家に行ってゲームをするか、公園に行って遊ぶか、そのくらいしかなかった。

中学生になり、不登校のち相談室登校になった私に、相談室仲間ができた。
1人は同じ学年のYちゃん。もう1人は学年がひとつ上のRちゃん。
私たち3人は相談室で過ごすうちに意気投合して、休みの日も遊ぶようになった。

「映画、観に行こうよ」

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元不登校児、両親のことを振り返る

中学1年生のとき、不登校になった。
そのときの両親のスタンスは、私にとってとてもありがたかった。
10年以上経った今、改めて振り返ってみようと思う。

母…学校との窓口、私のメンタルサポート正直、母のポジションが一番大変だったと思う。

毎朝の学校への連絡ほか、学校とのやりとりは全て母がしていた。
学校との関わりを絶やさないために、PTA合唱団にも参加して、先生や保護者と交流していた。
少し登校で

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面談場所は理科準備室

面談場所は理科準備室

我ながら、学生生活で先生に恵まれるタイプだったと思う。
嫌いな先生もいたにはいたけれど、学生生活を思い返すと好きな先生が数えきれないくらい出てくる。

そんな中でも、一番お世話になったのが、中学2、3年生で担任をしてくださったN先生である。
N先生は理科担当の男の先生で、ソフトテニス部の顧問。ソフトテニスと解剖を愛する、フレンドリーで面白い先生だった。

N先生との出会いは中学1年のとき。
当時私

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不登校の話

不登校の話

中1の5月、私は学校に行けなくなった。

原因当時は何で行けなくなったのか、うまく言葉にできなかった。
今振り返ると、原因はクラスに馴染めなかったことだと思う。

私の育った町は小さくて、小学校も中学校も1つずつしかなかった。
だから、義務教育の9年間メンバーはほぼ一緒。
中学生になったといっても、通う場所と先生とクラスが変わっただけ、といった気分だった。

中学デビューのしんどさはなかったけれど

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自己紹介

自己紹介

はじめまして、あおいと申します。
HSPです。元不登校児です。うつ病患者なうです。
書くことで自分の気持ちを整理したいと思ってnoteを始めました。

簡単に自己紹介をしますね。
今はうつ病治療をしながらアルバイトをしています。一応主婦でもあるのですが、病気の影響で家事ができない日の方が多いです。やれない分は夫が担ってくれています。
好きなことは読書、アカペラ、ハンドメイドです。これらについてもぼ

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