【イタリア歌曲 口語訳してみた】Caro mio ben(カーロ ミオ ベン)
高校の音楽の教科書でも登場する「カーロ ミオ ベン」。
親しみにくい古い日本語訳を、
最近の流行語を使った最新日本語訳してみました!
【Caro mio ben とは】
『カーロ・ミオ・ベン』(伊語:Caro mio ben )は、トンマーゾ・ジョルダーニ作曲のアリエッタ。テキストはイタリア語だが、作詞者は不詳。
Caro mio benとは「いとしい女(ひと)よ」という意味で、愛する女性に対して自分のことを思ってくれるように願っている歌である。
原曲は弦楽4部と独唱からなる。1782年以前にイギリスで作曲・出版された。(Wikipediaより)
【イタリア語と今までの日本語訳】
Caro mio ben,
愛しい女(ひと)よ
credimi almen,
せめて私を信じてほしい
senza di te languisce il cor,
貴女がいないと心がやつれる。
Il tuo fedel sospira ognor.
貴方に忠実な男はいつも溜息をついている。
Cessa crudel tanto rigor!
やめてくれむごい女(ひと)よ、そんなつれなさを
【新版・日本語訳】
愛しい人へ
お願いだから俺を信じて…?
俺はお前がいないとダメなんだ…。
俺はこんなにも好きなのにどうして気づいてくれないんだ。もうため息が止まらないよ…。
君は本当に罪な女だね、そんなに俺に興味が無いの…?
【感想】
まとめると「ドメン○ラ」ですね。
付き合ってもないのにコレ。
重すぎですね。
冷静に考えてください。
LINEで突然興味のない男から
「お願いだから俺を信じて…?」と来たら。
「金は貸さんぞ?」って言いたくなりません?
「俺はお前がいないとダメなんだ…」と来たら。
「え、何?付き合ってもないし、別に私は平気です」って言いたくなりません?
しまいには「俺はこんなに好きなのにどうして気づいてくれないんだ」ですよ?
「え?無理よりの無理ww」って返されて終わるかと思います。
【結論】
イタリア歌曲だから許される世界。
実際にこんなことを言ったらドン引きされて終わる。
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