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朝食摂取と夜食回避は脂質分解を維持する Paper.2

Eating breakfast and avoiding late-evening snacking sustains lipid oxidation
朝食摂取と夜食回避は脂質酸化(分解)を維持する

PLoS Biol. 2020 Feb; 18(2): e3000622.

【著者】Kevin Parsons Kelly氏、Carl Hirschie Johnson氏ら

【結論(一部抜粋)】
Rather, we found that the daily timing of nutrient availability coupled with daily/circadian control of metabolism drives a switch in substrate preference such that the late-evening Snack Session resulted in significantly lower lipid oxidation (LO) compared to the Breakfast Session. Therefore, the timing of meals during the day/night cycle affects how ingested food is oxidized or stored in humans, with important implications for optimal eating habits.

朝食を摂取(本研究では8:00)して夜食(寝る前の食事)を食べないことに比べて、朝食を抜いて夜食(本研究では23:00)を摂取した場合には、脂質酸化(分解)が抑制されてしまう(体脂肪が蓄積されやすい)。日内での食事のタイミングは摂取された食事が燃焼されるか脂肪として蓄積されるかに影響するため、食生活の管理が大切。

【被験者】
健康な成人(男女、51~63歳)

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